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コナラ・5~結実

 小山内裏公園の林縁に生育している「コナラ(小楢)」。ブナ科コナラ属の落葉高木で武蔵野の雑木林で多く見られる。花期は3~4月で雌雄同株。結実するとその年の秋にドングリが出来る。コナラのドングリはこれまで何度も観察しているが、今年は結実から稔るまでの経過を見てみよう。写真は結実直後のもので直径はわずか2~3ミリ。
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クヌギ・3~結実

 ブナ科コナラ属の「クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)」。本州~九州の暖地の山地に生育する落葉高木で武蔵野丘陵ではコナラやシデ類ともに雑木林の代表的な樹。4~5月に葉の展開とともに雌雄の花を咲かせ果実は翌年の秋に熟す(二年成り)。一年成りのコナラは既に赤ちゃんドングリの球体が確認できるが、クヌギの雌花の結実はまだ球体になる前。
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ミッキーマウスノキ・4~開花

 長池公園“自然館”の中庭で見られる「ミッキーマウスノキ」。オクナ科オクナ属の落葉低木で果実がミッキーマウスに似ていることで名付けられている。私は4年前に沖縄県恩納村の“かりゆしの森”でこの若い果実を見てその時は名前がわからず現地の植物園に問い合わせたり、ブロ友さんの沖縄在住のご友人にもご協力いただいて名前を見つけたことがあった。花径は2センチほどでやや下向きに咲く5弁花だが写真の花は6枚ある。花後に萼片が赤く色付き盛り上がってくる。
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サワフタギ・2~開花

 蓮生寺公園の湿地付近に生育している「サワフタギ(沢蓋木)」。ハイノキ科ハイノキ属の落葉低木で樹高は3メートルほど。5~6月に枝先に円錐花序を出し多数の純白の花を咲かせる。ひとつの花は直径7~8ミリで雄蕊は花冠よりも長い。秋には瑠璃色の果実が稔る。
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