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トサノクロムヨウラン・6~菌従属栄養植物

 大戸緑地“牛田地区”で見られる「トサノクロムヨウラン(土佐の黒無葉蘭)」。ラン科クロムヨウラン属の多年草でベニタケ属やチチタケ属に寄生する菌従属栄養植物。常緑広葉樹林の林床に生育している。開花時の草丈は20~25センチで茎頂に花を5~10個付ける。花径は2.5~3センチで唇弁はさじ状になり先端は紫色を帯びる。
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イヌブナ・7~果実

 ブナ科ブナ属の「イヌブナ(犬ぶな※)」。本州~九州の山野でに分布し同属のブナよりは低地や暖地に生育している。4~5月に雌雄の花を咲かせ果実は秋に熟す。写真は若い果実で長さ2.5~3センチの堅果が2つ出来る。殻斗はブナよりも小さく表面の鱗片は短い。これは高尾山ケーブルカー“高尾山”駅前のもの。
 ※“ぶな”の漢字は木へんに無。
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タマアジサイ・1~奥高尾

 奥高尾“もみじ台南巻き道”で見られる「タマアジサイ(玉紫陽花)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木で、今の季節は高尾山系のあちこちで見られる。直径2~2.5センチの蕾が球形になり、7~8月に蕾がほぐれて散形花序を出す。中央の淡紫色の両性花は直径3~4ミリで周囲に純白の装飾花がある。タマアジサイは開いてしまえば普通のガクアジサイやヤマアジサイとほとんど変わらないので特徴を残して撮るタイミングが難しい。
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