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タンキリマメ・2~花

 マメ科タンキリマメ属の「タンキリマメ(痰切豆)」。関東地方以西の海岸や低地の野原などに生育するつる性多年草で、内陸の八王子では見られないと思っていた。ところが当地の“由木の植物目録”に記載があり先月やっとその葉を確認した。開花を楽しみに待っていたが、久し振りに訪れると数輪の花が見つかった。花はトキリマメと同じで花だけでは区別できない。
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ミヤマタニワタシ

 奥高尾“日影林道”で見掛けた「ミヤマタニワタシ(深山谷渡)」。マメ科ソラマメ属の多年草で草丈は30~40センチ。花の長さは1.5センチほどでナンテンハギの色合いと良く似ている。葉が2枚ずつ付き茎が節ごとにジグザクになる。低地で見られるナンテンハギがタニワタシと呼ばれるが、本種は山地に生育することから“深山”の名が付けられている。
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ツノホコリ・3~担子体

 今年初めて確認した「ツノホコリ(角埃)」。動物と植物の間に位置している変形菌や原生粘菌で枯れ木などに発生する。変形菌や原生粘菌はキノコやカビなど菌類の仲間(真菌類)ではなくアメーバの仲間(アメーバ動物類)というのは既に説明した。この日、南高尾の大垂水峠から小仏城山を目指す山道で別の朽ち木にまたツノホコリの担子体を見つけたのでマクロで撮ってみた。白いゼラチン質のツノ状で長さは1~2ミリ。この先端に胞子がある。
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