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虫・9~ツマグロヒョウモン幼虫

 拙庭でずいぶん増えてきたフイリゲンジスミレ。10年以上前に園芸店で購入したものだが、毎年、現れるわけではなく数年間姿を消したかと思うと突然復活したりしていた。今年はあちこちに出ていた小さな株をやや日陰で湿った場所にまとめて移植したところグングン成長して大きな葉になってきた。ところがこの日見てみると葉がかなり虫食い状態になっている。葉の裏を探してみると『いた、いた。』 これはタテハチョウ科ツマグロヒョウモン属の「ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」の幼虫でスミレやパンジーなどを食草にしている。トゲトゲの突起に毒は無い。成虫は大型の蝶になり長距離を移動することで知られている。その名は成虫の翅の褄(つま=先端)が黒い豹柄という意味。では模様が異なる。
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バアソブ・3~開花1

 キキョウ科ツルニンジン属の「バアソブ(婆そぶ)」。北海道~九州の山野に分布しているつる性多年草で8~10月に長さ2.5センチほどの筒状の花を咲かせる。ツルニンジン(ジイソブ)に良く似ているがツルニンジンよりも小さい。“ソブ”とは長野県木曽地方の方言で“そばかす”の意味。花冠の内側にある斑点をそばかすに見立てている。これは東光寺第一緑地のもの。
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キハギ・2~高尾山1号路1

 高尾山“1号路”で見られる「キハギ(木萩)」。マメ科ハギ属の落葉低木でヤマハギなどに比べて茎がしっかりしているので“木”の名前を付けられている。ヤマハギやマルバハギなど“萩”は秋の七草ではあるが、どちらも草本ではなく木本ではある。
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