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エノキ・2~果実

 アサ科(←ニレ科)エノキ属の「エノキ(榎・朴樹)」。本州~九州・沖縄に分布する落葉高木で20~30メートルの大木になる。ケヤキが箒を逆さまにしたような樹形になるのに対してエノキは枝が横に拡がる。また根元は象の足のように見える。4~5月に葉腋に目立たない雌雄の花を咲かせ果実は秋に稔る。果実は核果で直径6~8ミリ。果肉は甘く食べられる。
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ムカゴイラクサ・1~雌花序

 蓮生寺公園の林内に生育する「ムカゴイラクサ(珠芽蕁麻・珠芽刺草)」。イラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草で写真は茎の上部に付く雌花序。雄花序は茎の下部に付く。茎の葉腋に零余子が出来ることから名付けられている。科名のイラクサはイラクサ属で本種とは別の仲間になる。
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ノハラナデシコ・1~奥高尾

 ナデシコ科ナデシコ属の「ノハラナデシコ(野原撫子)」。ヨーロッパ原産の一年草で草丈は70~80センチ。昭和時代に長野県で確認され本州から九州まで帰化しているが、当地では個体数は少なく見掛けるのは稀。夏に茎頂に直径1~1.5センチの花を数個咲かせる。淡紅色の花弁は5枚で白い斑点があり縁は細かく切れ込んでいる。これは奥高尾のもの。
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