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コンニャク・2~果実

 中山地区の農道を走っていて見掛けた赤い果実。ちょうど先日高尾山でミミガタテンナンショウの果実を見たところで、今度はウラシマソウムサシアブミかと思って近づいた。ウラシマソウやムサシアブミの果実は背が低いが、これは地面から50~60センチの位置にあり果実は細長い。葉を見たらどうやらこれは「コンニャク(蒟蒻)」のようだ。サトイモ科コンニャク属の多年草で地下茎が“蒟蒻芋”になる。5~6月に葉が展開する前に開花するが植えてから4~5年経たないと花を付けないがコンニャク栽培では3年目で収穫してしまうので畑で花を見ることはほとんど無い。ここは畑ではなく農道の横の藪の中で数株生えている。おそらく放置されていたコンニャク芋がここで勝手に育っているようだ。
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コイケマ・3~若い果実

 長池公園外周の林縁に生育している「コイケマ(小生馬)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属のつる性多年草で7~8月に球状の散形花序を出し直径3~4ミリの小花を咲かせる。花はまだいくつか咲いているがその中の伸びた若い果実を見つけた。長さは8~10センチで秋に熟すと裂開してたくさんの種髪を散布する
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カリガネソウ・1~花

 シソ科(←クマツヅラ科)カリガネソウ属の「カリガネソウ(雁草・雁金草)」。北海道~九州の山地に分布する多年草で草丈は70~80センチ。花期は8~9月でその姿から「ホカケソウ(帆掛草)」の別名がある。花の上部に湾曲した雄蕊と雌蕊があり吸蜜に来たハナバチなどが花に止まると背中に花粉が付き別の花の雌蕊に受粉させる。
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