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アオフタバラン・2~花

 奥高尾の林内に生育している「アオフタバラン(青二葉蘭)」。ラン科フタバラン属の多年草で草丈は10センチほど。7~8月に茎の上部に総状花序を出し長さ1センチほどの小さな花を数個咲かせる。地表スレスレに葉が2枚ある。大きな唇弁は先が2裂しその先端は丸い。背萼片、側萼片(左右の下側)、側花弁(左右の上側)は線形になる。花を正面から見たら真面目そうな”メガネ顔”があった。
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キセワタ

 カイゼル髭のすまし顔で『えっへん!』と威張っているような花。これはシソ科メハジキ属の「キセワタ(着せ綿)」。北海道~九州の山地や丘陵に分布する多年草で草丈は1メートルを超えるほどになる。花冠の上部に白い毛が密生しており、この様子を“花に着せる綿”に見立てて名付けられている。
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