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タカトウダイ・5~雄性期

 トウダイグサ科トウダイグサ属の「タカトウダイ(高灯台・高燈台)」。雌性先熟で写真は雄性期のもの。雌蕊の柱頭は横に倒れ雄蕊の葯が立ち上がっている。杯状花序には1個の雌花と数個の雄花がある。雄蕊の下の輝いている部分は蜜を出す腺体。
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オオキンケイギク

 道端や野原で普通に見られる「オオキンケイギク(大金鶏菊)」。キク科ハルシャギク属の多年草で北アメリカ原産。日本には明治時代に観賞用に持ち込まれたが今では各地で野生化している。花期は5~7月で鮮やかな花色から庭に入ってきたものをそのまま育てているのを見ることがあるが、繁殖力が強く在来種を駆逐してしまうために2006年に“日本の侵略的外来種ワースト100”に選定され、その運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されている。草刈りは種子が出来る前に行わなければならず、万が一刈った草に種子があると運搬途中に種子を更に撒き散らしてしまうことになる。駆除方法が各自治体などから『根ごと引き抜く』『種が出来る前に駆除する』『引き抜いたらすぐにゴミ袋に入れる』『継続的に駆除する』などと示されている。
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ハルシャギク・1~栃谷戸公園

 栃谷戸公園付近の道路脇に群生している「ハルシャギク(波斯菊・春車菊)」。キク科ハルシャギク属の一年草で北アメリカ原産。日本には明治時代に渡来し各地の道端や空き地で野生化している。草丈は60~80センチで花径は3~4センチ。舌状花の周辺が黄色く中心部分が濃紅色のため「ジャノメソウ(蛇の目草)」や「ジャノメギク(蛇の目菊)」とも呼ばれている。“波斯”はペルシャのことだが、原産地とは無関係でおそらく渡来植物という意味だろう。“春車菊”とも書かれるがおそらく波斯が転訛したのだろう。
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