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ミズユキノシタ・2~開花

 4年前の長池公園“長池”のかいぼりの際の埋土種子から発芽した「ミズユキノシタ(水雪の下)」。アカバナ科チョウジタデ属の多年草で湿地などの泥質の土壌に生育し沈水しているものもある。公園では埋土種子から発芽した本種やジュンサイを自然館中庭で保護している。ミズユキノシタの花期は7~10月で直径4ミリほどの小さな花を葉腋に付ける。花弁は無く4裂した萼片からなり雄蕊が4本、雌蕊が1本ある。
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カキラン・4~果実

 ラン科カキラン属の「カキラン(柿蘭)」。6~7月に黄褐色の花を茎の上部に総状に付け下から上に咲き上がっていく。果実は蒴果で熟すと筋に沿って裂けホコリのような微細な種子を出す。
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トガリシオデ・3~雌花序

 高尾山で最初に発見された「トガリシオデ(尖り牛尾菜・尖り四緒手)」。シオデ科(←ユリ科)シオデ属のつる性多年草で雌雄異株。シオデの果実が丸くなるのに対して本種は先端が尖る。7~8月に球形の散形花序を出し直径4~5ミリの小花を咲かせる。高尾山だけでなく当地でも何ヶ所かで見られる。花は普通のシオデと変わらないが以前ここで尖った果実を見ていたのでこれはトガリシオデだろう。
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