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ホドイモ・4〜開花

 蓮生寺公園で見られる「ホドイモ(塊芋)」。マメ科ホドイモ属のつる性多年草で地下に球形の塊根を作るために名付けられている。花期は7~8月で直径1センチほどの奇妙な形の花になる。左側の湾曲した部分が竜骨弁で中に雄蕊と雌蕊がある。左側は旗弁で紅色の部分が唇弁になる。この複雑な構造のためか結実率は低くまだこの果実を見たことが無い。
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ヒメシオン・2~下柚木

 下柚木の野道に生えている「ヒメシオン(姫紫苑)」。キク科シオン属の多年草で湿地や川岸などに生育する。ここは普通の道端で湿地ではないが林縁の斜面で土中に水分が多いのだろう。おそらく自生だと思われる。道端で良く見られるヒメジョオン(姫女苑)と名前が似ているが全くの別物。頭花の直径は8~9ミリと小さく同属のシオンよりも小さいために名付けられている。草丈が1メートルほどになればわかり易いが、地元の愛好家の方がわずか20~30センチのまだ蕾の段階で見つけられた。すごい観察力だ。
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ヒメジョオン

 キク科ムカシヨモギ属の「ヒメジョオン(姫女苑)」。北アメリカ原産の一年草もしくは越年草で明治時代初期に観賞用に渡来したがその後日本中に拡がった。花期は6~10月で草丈は1メートルを超えるほどになり頭花は直径2センチほどでハルジオンに良く似ているがハルジオンの舌状花は更に多い
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