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ミズオオバコ・2~開花

 万松寺谷戸の水田で見られる「ミズオオバコ(水大葉子)」。トチカガミ科ミズオオバコ属の一年草で北海道~九州の湖沼や水田などに生育している。茎や葉は水中に沈んでおり7~9月に水面に花茎を伸ばし直径2~3センチの3弁花を咲かせる。花は一日花で咲き終わると水中に沈むが果実が熟すと再び水面に現れる。野道で見られるオオバコはオオバコ科で無関係だがミズオオバコの葉がオオバコに似ていることから名付けられている。
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キヌガサタケ・3~菌蕾

 スッポンタケ科キヌガサタケ属の「キヌガサタケ(衣笠茸)」。2ヶ月ほどの間に原基から幼菌に成長し写真はおそらく菌蕾で皮膜が裂開したものだろう。皮膜の内側にはゼリー状の物質がありこの中から子実体が伸びてくる。写真は午前9時頃のもので通常であれば既に伸び上がっている時刻だが何らかの原因で止まっている。暗緑色のグレバの部分が大きく折損しているためだろうか。直径は5センチほどになる。
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ヤマカモジグサ

 ふきつけ公園で見られる「ヤマカモジグサ(山髢草)」。イネ科ヤマカモジグサ属の多年草で山地の林内や山道脇に生育している。草丈は40~80センチで花期は6~7月。花序は長さ10センチほどで小穂の長さは1.5~2.5センチ。カモジグサよりも山地に多いことから“山”が付けられている。
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