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ムジナモ・2~輪生

 モウセンゴケ科ムジナモ属の「ムジナモ(貉藻)」。捕虫葉は茎の各節に輪生しており写真はその一節で直径は1.5センチほど。中心が茎の部分で放射状に葉柄が8本ありその先端に二つ折れになった長さ5ミリほどの葉身がある。葉身の横に見えるヒゲは主脈になる。葉身は普段は開いていてその内側には長さ0.5ミリほどの感覚毛が数十本ありミジンコなどが数回触れると閉じて獲物を閉じ込め葉身が折れた部分にある消化腺毛から消化液を出して養分を吸収する。葉身が閉じる速さは0.02秒ほどでハエトリグサなどに比べるとかなり速いようだ。
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ヒマワリ・1~南大沢駅前

 南大沢駅前のアウトレットで毎年見られる「ヒマワリ(向日葵)」。キク科ヒマワリ属の一年草で北アメリカ原産。16世紀にイギリスに伝わり“Sunflower(太陽の花)”と呼ばれた。ヨーロッパでは観賞用に栽培されロシアに拡がると食用として改良されていった。日本には江戸時代前半に渡来したようだ。ロシアとウクライナの国花はともにこのヒマワリ。きっと広大なヒマワリ畑を戦車が進んでいるのだろう。一日も早い終戦を願いたい。
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