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コイケマ・7~花

 長池公園“長池”畔のフェンスに絡んでいる「コイケマ(小生馬)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属のつる性多年草で数年前に公園の外周に自生していたものを園内の数ヶ所に移植したようだ。コイケマの花冠は直径5ミリほどで5裂しているが通常はほとんど開かない。写真のものはかなり開いているほうだ。中に見えるものは雌蕊の柱頭でその上に白い副花冠が1枚見える。
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アブラチャン・9~若い果実

 奥高尾“日影林道”の沢沿いに生育している「アブラチャン(油瀝青)」。クスノキ科クロモジ属の落葉小高木で雌雄異株。初夏に枝先に淡黄色の小さな花を散形状に咲かせる。果実は直径1.5センチほどの球形で厚さ1~2ミリの果皮の中に大きな種子がひとつある。果実を傷つけると殺菌力を持つ揮発性物質の“フィトンチッド(phytoncido)”が放出されとても良い香りがする。
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クロモジ・2~若い果実

 奥高尾“もみじ台南巻き道”で見られる「クロモジ(黒文字)」。クスノキ科クロモジ属の落葉小高木で雌雄異株。関東地方以西の低山や低地の雑木林に生育する。早春に枝先に淡黄色の花を咲かせ果実は秋に黒く熟す。写真は若い果実で直径5~6ミリ。
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