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野鳥・70~アオバズク

 フクロウ科アオバズク属の「アオバズク(青葉梟)」。東南アジアで越冬し青葉が繁る頃に日本に渡って繁殖する夏鳥で体長は30センチほど。頭部から背中や尾に掛けては黒褐色で腹面は粗い縦斑がある。夜行性で夜にネズミなどの小動物や昆虫を捕食し昼間は樹上で休んでいる。これは多摩森林科学園のメタセコイアの枝に止まっているもの。
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ソクズ・6~奈良ばい谷戸

 町田市の奈良ばい谷戸の野道で見掛けた「ソクズ(蒴くず※)」。ガマズミ科(←レンプクソウ科←スイカズラ科)ニワトコ属の多年草で本州~九州の山野に分布している。6~8月に茎頂の散房状の集散花序を出して直径3~4ミリの花を多数咲かせる。ソクズの花序には黄色い杯状の腺体がありそこにアリがひっきりなしに訪れている。これまで高尾山や当地の大塚なかおね公園で生育を確認していたが、ここにもあるのに気付いた。
 ※くずの漢字は草かんむりに羽にふるとり
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キクバドコロ・5~果実

 奥高尾“小仏城山東尾根”に生育している「キクバドコロ(菊葉野老)」。ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で福島県以南の山地の分布している。カエデのような裂けた葉だがカエデドコロはまた別物。雌雄異株で5~6月に長さ10センチほどの花序を出し直径3~4ミリの小さな花を咲かせる。果実は3稜の蒴果で上向きに付き長さは2センチほど。
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