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マツグミ・2~蕾

 高尾山“1号路”で常緑樹に寄生している「マツグミ(松茱萸)」。マツグミ科マツグミ属の半寄生常緑低木で雌雄異株。関東地方以西の山地に生育しておりマツやツガなどの常緑樹に根を下ろす。花期は7~8月で枝の脇から集散花序を出し赤い筒状の花を咲かせる。写真は高さ20メートルほどの樹を見上げて望遠レンズで撮ったものを更にトリミングしているので何とか赤い花らしきものが確認できるが肉眼ではこの“赤”は全く見えない。『きっとあの辺りだろう。』と思って数枚撮ったものに何とか写っていた。花冠の先が閉じているように見えるのでおそらく蕾だろう。
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クルマバナ

 シソ科トウバナ属の「クルマバナ(車花)」。日本全土の陽当たりの良い山野に生育する多年草で草丈は70~80センチ。8~9月に茎先に車状の花序を数段付ける。花冠は淡紅紫色で長さは7~8ミリ。雄蕊は4本ある。これは奥高尾“小仏城山”で植栽されているもの。
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ハクウンラン・3~下柚木1

 ラン科ハクウンラン属の「ハクウンラン(白雲蘭)」。草丈5~10センチで7~8月に純白の花を数個咲かせる。これまで高尾山系の数ヶ所で見ているが今夏はどれも確認できなかった。下柚木の雑木林で開花したとの情報があり喜んで藪漕ぎして探したが、見つかったのは写真の葉が数株。花が終わっても花茎は残っているはずだが、それは見当たらない。この株は咲かなかったのかも知れない。しかしここにあるのがわかったので大満足。来年また見に来よう。
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