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ドウダンツツジ

 別所坂公園付近の遊歩道脇に植栽されている「ドウダンツツジ(満天星躑躅・燈台躑躅・灯台躑躅)」。ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で早春に白い壺状の小さな花を多数咲かせ秋には見事な紅葉を見せてくれる。果実は長さ8~9ミリの楕円形の蒴果で全て上向きになっている。
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アカネハナワラビ

 アカハナワラビオオハナワラビとの推定雑種とされている「アカネハナワラビ(茜花蕨)」。ハナヤスリ科ハナヤスリ属のシダ植物で東北地方~伊豆半島・伊豆諸島に分布している。アカハナワラビと同様に冬には紅葉するが葉裏は緑色が残っている。またアカハナワラビの胞子葉は胞子散布後には倒れるが、本種はオオハナワラビと同様に倒れずに残っている。葉の裂片や鋸歯の様子はオオハナワラビに似ているが、隣接する裂片が重なって混み合っている。
 ここは平山城址公園の林縁で当地の専門家がここに生育しているとの報告があった。アカハナワラビやオオハナワラビとの違いは顕微鏡で胞子を確認するのが確実なようだがあいにく私にはそのような手段は無い。茎にはわずかだが白い毛が見えたのでアカネハナワラビとしておこう。誤認の可能性もある。この周りにはアカハナワラビやオオハナワラビが混生している。
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