現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

イターロ・カルヴィーノ「夏 小さなベンチの別荘」マルコヴァルドさんの四季所収

2017-02-02 18:28:00 | 作品論
 マルコヴァルドさんは、寝苦しい夏の夜を、涼しいであろう公園のベンチで寝ようと思いつきました。
 しかし、いろいろな邪魔が入って、なかなか寝ることができません。
 ようやく眠りについたときには、すぐに朝になってしまいました。
 他の作品のような、読者に人生を考えさせるようなひねりはありませんが、眠らぬ都会の夜の雰囲気がよく描けています。

マルコヴァルドさんの四季 (岩波少年文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イタロ・カルヴィーノ「秋 ... | トップ | イターロ・カルヴィーノ「春... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

作品論」カテゴリの最新記事