暫定税率廃止は見送ればいい？

環境税への衣替え否定＝「正しくないとの批判必定」－鳩山首相(時事通信) - goo ニュース
　鳩山由紀夫首相は２日夜、ガソリン税などの暫定税率廃止と同時に「環境税」を新たに導入する案が政府税制調査会で検討されていることについて「暫定税率を下げた分を同じだけ環境のために使おうという発想は、国民に『正しいやり方じゃない』と批判をいただくことは必定だ」と述べ、環境税への衣替えを否定した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
　首相は「一度、暫定税率は下げる。つまり減税を行う。増税の部分の環境税については、それはそれとしてきちんと議論して結論を出さなくてはいけない」と強調した。　

　暫定税率の廃止を、そのまま「環境税」に衣替えすると、鳩山首相の述べたとおり国民の批判は必定である。５円だけ減税して２０．１円にすると言うのは、姑息な考えであり、環境の為に使う「環境税」を、財源の確保に充てる事は明白である。
財源が足りないのなら、暫定税率廃止は見送ればいいのだ。それを、「環境税」だなんて誤魔化さず、きちんと説明すれば国民の理解は得られると思う。ガソリン税等の暫定税率は、既に「一般財源化」されているのだから・・・と言っても、私は「一般財源化」にも反対だったし、暫定税率の廃止は当然の事であると思っている。