『核燃料プール数年で満杯』が、今朝の「東京新聞」一面のヘッドラインである。
記事内容
『各電力会社への取材で、原発50基のうち約6割の33基が、6年間稼働させれば使用済み核燃料プールが満杯になるというのだ。そして、12年未満が14基、12年以上が3基しかない。六ヶ所村再処理工場の貯蔵プールは既に97%以上が埋まっており、むつ市に中間貯蔵施設を建設中だがまだ完成しておらず、仮に完成しても6年で一杯になってしまう。新たに中間貯蔵施設を建設するにしても、むつ市の事例だと計画から完成まで12年を要しており、とても各原発の厳しい状況には間に合わない。』
これでは、2030年に原発依存率0%に決定しても、それ以前に使用済み核燃料の保管場所が無くなってしまい、原発は稼働できなくなってしまうのだ。
今すぐ、大飯原発3・4号機を停止し、今ある「使用済み核燃料」や「放射性廃棄物」の処分が急務である。
最終処分までいったとしても、10~100万年の管理が必要なのに・・・