憲法９６条より一票の格差是正を

「参院選、憲法９６条改正が争点」　官房長官が強調(朝日新聞) - goo ニュース

菅義偉官房長官は７日、福岡市内で講演し、憲法改正の発議要件を定めた９６条について「まず９６条から変えていきたい。参院選では９６条は争点になる」と述べた。「道州制をしっかりと進めていかなければならない」とも語り、９６条改正に積極的で統治機構改革を掲げる日本維新の会との連携を強くにじませた。

　安倍晋三首相は改憲要件を緩和する９６条改正に強い意欲を示している。７月の参院選で争点化することで、慎重論が根強い公明党を牽制（けんせい）するとともに、参院選後の維新との連携の足がかりとなる。



維新の橋下代表は、憲法９６条を改憲発議に必要な議席を現行の「３分の２以上」から「過半数」にする理由に、たった「３分の１」の反対で何も出来ないのはおかしいと言っているようだが、前回の衆院選で４割の得票数しかない自民党が、６割以上の議席数を獲得して政権与党になるのもおかしいし、一票の格差最大２．４２倍で選ばれる議員がいる方がおかしいのだ。

「過半数」なら、政権交代が起きる度に「憲法改正（改悪）」が行われてしまうかもしれない。そう簡単に改正してはいけないのが憲法なのだ。

まずは、一票の格差是正を！！

だが、何故「０増５減」とかいって減らす事ばかり議論するのだろう？

身を切るなら、国会議員の歳費等を削るべきではないだろうか？

極端に言えば、歳費等を半分にすれば現行の４８０名の倍の９６０名でも良いわけであるから、逆に議員数を増やしての格差是正は考えられないだろうか？