gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASQ1W6HH7Q1WUTFK00Q
小泉純一郎、菅直人の両元首相が27日、東京都内で記者会見を開き、欧州連合(EU)が脱炭素を理由に原発容認を検討していることに「脱原発と脱炭素の共存は可能だ」と抗議した。
EUの行政を担う欧州委員会は今月、脱炭素につながるエネルギー源に原発と天然ガスを位置づける方針を示した。小泉氏は日本やEUの原発政策について「核のゴミはいずれどこかで処分しなければならないのにどんどん増えていく。無責任だ」と批判した。
菅氏は東京電力福島第一原発事故の対応にあたった経験をもとに「あとわずかで東京全員が逃げなければならない寸前だった」と指摘。農地に支柱を立て、その上にソーラーパネルを設置する「営農型太陽光発電」を挙げ、「全ての電力を再生可能エネルギーで実現することは可能」と持論を述べた。
小泉、菅両氏は原発事故以降、「脱原発」で一致している。出席者から、2人で新党を結成する予定はないかと問われると、「政界にはノータッチ」(小泉氏)、「考えていない」(菅氏)と否定した。
世界は、2050年カーボンニュートラルを目標に動き出しているが、期限を切ったからと言って原発を稼働させると言うのは本末転倒である。
未だに、原発から出る「核のゴミ」の処分場所を決められないばかりか、再び福島第一原発のような大事故が起きて地球が放射能に汚染されれば、生物(人類)が住めなくなってしまう危険性すらある。
将来世代が、安心して暮らせる持続可能な低炭素社会を目指すなら、先ずは脱原発社会を実現してからでも遅くないと思う。
小泉純一郎、菅直人の両元首相が27日、東京都内で記者会見を開き、欧州連合(EU)が脱炭素を理由に原発容認を検討していることに「脱原発と脱炭素の共存は可能だ」と抗議した。
EUの行政を担う欧州委員会は今月、脱炭素につながるエネルギー源に原発と天然ガスを位置づける方針を示した。小泉氏は日本やEUの原発政策について「核のゴミはいずれどこかで処分しなければならないのにどんどん増えていく。無責任だ」と批判した。
菅氏は東京電力福島第一原発事故の対応にあたった経験をもとに「あとわずかで東京全員が逃げなければならない寸前だった」と指摘。農地に支柱を立て、その上にソーラーパネルを設置する「営農型太陽光発電」を挙げ、「全ての電力を再生可能エネルギーで実現することは可能」と持論を述べた。
小泉、菅両氏は原発事故以降、「脱原発」で一致している。出席者から、2人で新党を結成する予定はないかと問われると、「政界にはノータッチ」(小泉氏)、「考えていない」(菅氏)と否定した。
世界は、2050年カーボンニュートラルを目標に動き出しているが、期限を切ったからと言って原発を稼働させると言うのは本末転倒である。
未だに、原発から出る「核のゴミ」の処分場所を決められないばかりか、再び福島第一原発のような大事故が起きて地球が放射能に汚染されれば、生物(人類)が住めなくなってしまう危険性すらある。
将来世代が、安心して暮らせる持続可能な低炭素社会を目指すなら、先ずは脱原発社会を実現してからでも遅くないと思う。