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千葉県柏市の一部と我孫子市が選挙区の衆院千葉8区は事実上、自民と立憲民主の一騎打ち。4年前の前回選挙に続き、柏市長選も同じ投開票日となったが、立民新人の本庄知史氏が市長選と連動し、野党一本化で序盤戦を優位に進める。自民前職の桜田義孝氏は「保守」を訴え、与党支持層固めや票の上積みで巻き返しを狙う。
「次期市長選には立候補しない」。8月30日の定例会見での秋山浩保市長(53)=現在3期目=の発言が始まりだった。9月10日、れいわ新選組で8区からの出馬が決まっていた元職の太田和美氏(42)が、市長選への転向と衆院選での立民支持を表明。公示直前の13日には共産党が擁立を見送り、初めての野党一本化が実現。前回の与野党三つどもえから与野党対決になった。
本庄陣営は、自民の指定席化した議席奪取のチャンスと意気込む。桜田氏は前回10万115票を獲得したが、得票率は5割を下回る約48・8%で、一本化ならこれを上回るからだ。
野党一本化に加え、本庄氏は街頭活動での無党派層の獲得に力を入れる。2年前から「400回、駅頭に立った」(本庄氏)。公示前から立民幹部が応援に入り、岡田克也元副総理の秘書を長年務めた本庄氏の「即戦力」をアピールしている。本庄氏は街頭で「政治を私物化し、生活を苦しくした自民党1強政治の打破」を訴える。激励の声を掛けてくれる人も増えているといい、陣営は手応えを感じている。
小選挙区制導入の平成8年に初めて当選した元五輪相の桜田氏は8期目を目指す。秋山市長と並んだ写真が目を引く自民党の機関紙号外を配るなど、地域密着やこれまでの実績を訴え、保守層や支持層固めを進める。街頭では「日本の領土、領海、領空を守れるのは自公連立政権だけしかない。日本を存続させるため負けるわけにはいかない」と訴える。
失言で五輪相を辞任した過去を心配する声があるが、地元では人柄の良さには定評があり、「もう一度、大臣をやって」の声もある。野党関係者も「桜田陣営には底力がある。しっかり票を出してくるだろう」と警戒する。
無所属新人の宮岡進一郎氏は選挙公報で政策を訴える。(江田隆一)
私は、柏市民なのだが千葉13区が選挙区になっており、残念ながら野党統一候補に投票できないのが歯痒いが、民主党が政権交代を起こすまでずっと自民党支持者だったので、桜田義孝氏に5回は投票していたんだった。
恥ずかしながら、桜田氏の訴えや人柄もわからずに自民党候補だから選んでいたのかもしれない。
今思えば、政治に興味がなく自民党に任せておけば、日本は安泰だろうと考えていたのだろう。
だが今は違う。
25年以上に及ぶデフレ不況は、自民党の間違った経済政策が原因であり、このままでは日本が壊され続けてしまう。
だいたい、桜田義孝氏に何の実績があるのかもわからないし、大臣の答弁を聞いて議員の資質に欠けていると思った筈だ。
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