あんちゃんの気まぐれ日記2

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死刑執行命令は法相の職務なのに?

2010年07月28日 | 政治
死刑執行「慎重に」=「制度上義務」とも-廃止論者の千葉法相(時事通信) - goo ニュース

篠沢一男死刑囚(59)ら2人の刑執行を命じた千葉景子法相は死刑制度の廃止が持論だった。昨年9月の法相就任を期に一時離脱しているが、「死刑廃止を推進する議員連盟」の一員として活動を続けてきた。就任後も、「命を奪う刑であり、慎重に対処しなければならない」などと繰り返しており、執行をめぐる対応が注目されていた。

 千葉法相は、死刑制度見直しに向けた国民的議論が必要だと訴えてきた。昨年8月に始まった裁判員裁判にも触れつつ、「市民が死刑を選択することもあり得る。ぜひ死刑の問題に目を向けていただきたい」と主張。執行命令が、刑事訴訟法で定められた確定から6カ月以内に出されていない現状についても「違法ではない」としていた。

 一方で、「制度上、執行は義務付けられている」と話すなど、法相在任中に過去最多となる13人の執行を命じた鳩山邦夫氏らが示した「命令は法相の職務」との考えに同調するような発言もあった。

 今年2月に公表された内閣府世論調査で、死刑制度を容認する意見が85.6%に上ったことについては、「非常に高い数字だ。民意の一つだと重く受け止める」と語っていた。 



 法務大臣に就任するという事は、死刑執行命令書にサインするという事である。それが法治国家である。

 死刑制度廃止が持論の千葉景子氏が、法務大臣を引き受けたこと事態が問題ではあったが、執行命令が刑事訴訟法で確定から6カ月以内と定められているのに、未執行の死刑確定囚が107人もいる事のほうが問題なのだ。


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