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https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210422X632
安倍晋三前首相は22日、東京都内で開かれた憲法改正に関するシンポジウムに出席し、改憲手続きを定めた96条について「国会議員の3分の1ちょっとが改正反対であれば、国民の半数以上が賛成であっても改正できないのは、いかがなものかと今でも思う」と述べた。
96条は憲法改正の国会発議について、「衆参両院の3分の2以上の賛成」が必要と定める。安倍氏は現行要件を「2分の1」に引き下げることを目指したが、公明党の理解が得られず断念した経緯がある。
日本は、国民に選挙で選ばれた代表者が国会議員になり、議会で話し合って政治を行う議会制民主主義である。
だが、最近の国政選挙の投票率は50%前後と低く、その中で2割ぐらいの得票率で議会の過半数を占めているのが、憲法改正を党是としている自民党なのだ。
つまり、国民の2割程度の支持では簡単に改憲をさせないと言うのが、憲法96条なのかもしれない。
問題は、自民党の改憲草案の『緊急事態条項』にある。
内閣に、法律をも超える絶大な「内閣独裁権」を与えるものであり、これこそが「いかがなものか」なのだ。
近頃、病気を理由に内閣総理大臣を辞めた安倍晋三の活躍が著しいが、まさかの第三次安倍内閣はないよね?
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