今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

北の国から

2010-12-22 17:45:41 | 気がついたこと

 

ちょっと前のことだけど、絵本作家の先輩女史が「北に行ってきたのよ」っておっしゃるからびっくりして「よく拉致されずに帰れましたね~」って言ったら、「みんなそう言うのよ。でも大丈夫だった。日本のメディアが怖い国だってイメージを植え付けてると思う」って。

てか、民間人がフツーに北の国へ行かれるのか?

という疑問には、フツーには行かれない(国交がないからビザが下りない)けど、一度中国に入国して(中国の)ビザを発給してもらって北へ入るんだそうだ。

先輩女史はNPOのイベントで北の国に招かれたらしい(北の国っていろんなことを国が把握してるから勝手に入国はできないのよね)。
首都にある小学校に訪問して一緒に絵を描いたり遊んだりしたとのこと。
女史いわく、首都に住んでるのは選ばれたエリート階級というイメージがあるけど、そんなことはなくてごく普通の生活をしている人もたくさんいて、児童たちは明るく生き生きしていて学習意欲に燃えていたんだそうだ。
だけど北の外務省(?)の招待だから訪問した小学校の児童達が上層部からの命令でそういうことを演出しているわけではないようです。
一番覇気がないのは日本の子ども達だったって。想像通りだわ。
たしかにキム親子に対しては教祖みたいな刷り込みがあるらしい。
今の人も候補の人も初代に比べるとそれほど尊敬の念は薄いみたいだけど、初代の人は日本やアメリカの支配から人民を解放してくれた英雄ということでえらく尊敬されているとのこと。
それから歴史教育の中で日本にどれほど酷い目に遭わされたかということもかなり刷り込まれてる。
だから女史が拉致について意見を求めたら、戦時中にもっと残酷なことをしたじゃないかと反論されたんだって。
そりゃそうだけど、それとこれとは違うよね。
「目には目を」じゃいつまで経っても解決しないじゃん。

その中で女史が一番憂えていたのは北も南もだけど、日本も相当北に対しての情報操作が行われているということだ。
特に民放。
ほら、北のニュース番組で登場する感情たっぷりのアナウンサーのおじさんとおばさんいるじゃない。
アチラのアナウンサーってあの二人しかいないのかと思ってたけど、実際はかわいい女子アナがたくさんいるんだって。
だからNHKではあのおじさんとおばさんキャスターの映像は出してないということだ。
そういえば…NHKでは観たことないかも。

日本の学校での歴史教育もさ、中国や北のようなやり方じゃなくてももっとちゃんと教えるべきだと思うしね。
現代歴史から始めて特に第二次世界大戦のあたりはガッツリ時間を取って勉強して、過去にさかのぼって教えてほしい。
縄文だの弥生だのから始めるから大切な現代歴史が時間切れですっ飛ばされて、日本人なのに終戦記念日や原爆投下の日も知らないと言うのはいかがなものか。
結局さ、そういうところでも日本人は情報操作されてるんだな~って思う。

国交がない以上、一般市民の私達が外国を正しく知るのは難しいけれどメディアの情報だけに左右されないよう気をつけよう。
どこの国の人も一般の小市民は平和で穏やかな生活を望んでいると信じたい。

 

北の国といえば、昨日北海道旅行から帰ってきた娘②が小樽のお土産に液だれしない醤油差しを買ってきてくれた。

サンキュ!

 

 

快食…
快眠…
快便…

 

 

 

コメント
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