goo blog サービス終了のお知らせ 

ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

67 STP Turbine Car : Bandai

2008-08-20 | お宝もの
先日のバットモービルのところでも書いた
いわゆる“子持ちシシャモ”のグラナテリ・タービンカーです。

バンダイの1/12スケール。
20年以上前に組み立てたものですが、今のオークション取引価格を知っていたら
絶対作らなかったんですが…。(笑)
模型雑誌の売買欄で購入し、たしか15000円ほどだったと思います。

上下分割のボディーは一体で成型し直し、リベットはすべて虫ピンを埋め込みました。
また4駆のはずなのにギヤボックスから前輪への駆動パーツが一切無いので自作しています。
タミヤのMP4/6からシートベルトを流用、ステアリングにはテープを巻いて
ウインドは塩ビのバキュームです。
シートには皮シールを貼っています。
リヤの40番のところにはブレーキングで立ち上がるエアスポイラーがあります。
切り離して作りたかったけれど構造が判らなかったので諦めました。

蛍光オレンジ塗装後に実車用ウレタンクリアを吹きました。
実車用なので塗膜が硬く研ぎ出しは簡単に済ませています。

7年ほど前のモデルカーズ誌に秋山 宗氏の凄い作品が載ったので
一瞬レストアしようかと思いましたが、万が一の場合にドナーになるキットが
いまや入手不可なので諦めました。
リヤエンドの2つの給油口をエキゾストパイプと取り説には書いてあります。
実車についてメーカーも良く判っていないんだけど(笑)この時代にこのマシンを
1/12で再現した熱意は素晴らしいと思います。

パーネリー・ジョーンズがドライブし、あと一歩のところで勝利を逃してしまいましたが
インディーカーの中ではダントツトップで好きなマシンです。
プラット&ホイットニー製のヘリコプター用ガスタービンエンジンを搭載しています。

この実車は1970年の大阪万国博のアメリカ館で、もう1台のインディーカーと
トップフューエルのドラッグスターとともに展示されました。
展示されるとは全く知らなかったので、これを実際に目の当たりにした時は
あまりの感動!にその場でフリーズした(涙)覚えがあります。

68年のロータス56も大好きで、特にノーズとタイヤを蛍光イエローに塗ったジョー・レオナード車の
派手な出で立ちは、いかにもインディーカーという感じで良いですねえ。

毎年春のインディージャパンには、本国ミュージアムから歴代の名車を何台か持ってきて
展示してくれます。(来年は9月)
ロータス56も数年前にはアル・アンサー(シニアのほう)がデモ走行してくれましたが
模型や写真ではなく、本物のインパクトは凄かった。

是非今度は67年のグラナテリのほうも持ってきて欲しいと思うのですが。
茂木の担当者様、是非お願いします!!<m(__)m>




















1935 German Grand Prix  ニュルブルクリンク第1作

2008-08-08 | Illustration
ということで1935年7月28日のドイツGPです。
あまりに古いテーマですが大好きな時代で、1年ほど前に描き上げた作品です。
10号キャンバスボードにリキテックス&ガッシュ。

第三帝国の威信をかけてメルセデスとアウトウニオンの一騎打ち、と思いきや
時代遅れのアルファロメオP3を駆るタツィオ・ヌヴォラーリが勝った
モータースポーツの歴史上でも非常に有名なレースのひとつです。

25万を超す大観衆が詰めかけたこのレース、雨で濡れたコースに一番で飛び出したのは
雨の名手、カラツィオラのメルセデスベンツW25でした。
2位で追いかけるローゼマイヤーのアウトウニオンは数周後にトラブル。
ここで3位に上がったのが何とヌヴォラーリ。
曲がりくねったコースをどんどん追い詰めてついにトップに!

しかしその後のピットインの燃料補給で、補給装置のトラブルのため
2分もかかってしまい6位に転落。
トップはマンフレッド・フォン・ブラウヒッチュのW25.

その後のヌヴォラーリの追い上げは伝説になるほどもの凄く、その差はどんどん縮まり
みるみるうちに30秒差。
トップを死守するためにタイヤに無理をかけたブラウヒッチュは、最終ラップの
カルーセル1の入口で左後輪がバースト!
なんとかゴールまで持って行こうとする中、もう1輪もバースト…。
その横を追い越していったヌヴォラーリの逆転優勝となりました。

観戦していたヒトラーは怒り、大観衆は沈黙してしまったといいます。
表彰式で流すイタリア国歌を、はなから用意していなかったため
ヌヴォラーリが自らトランクの中から国歌のテープを取り出したといいます。

ところでリザルトを見ると、この頃のレースは悠に4時間を超えています。
プアなタイヤにモンスター級エンジンのマシン。
危険極まりないノルドシュライフェを体力の限り突っ走った
当時のドライバーのもの凄さは今から想像出来ません。

と、長々描きましたがイラストは敗者ブラウヒッチュのメルセデスです。
市販のドイツ車は興味ないけど(笑)シルバー・アローのグランプリカーは
本当にカッコイんだなあ!!



ジェイソン・ムラーズ東京公演

2008-08-01 | Music
29日は待ちに待ったJASON MRAZのライブに行ってきました。
2年前は恵比寿リキッドルームでしたが、今回は渋谷AXでの公演。

2F指定席の一番後ろという最悪の席だったけれど
気兼ねなく楽しめて逆に良かったかな。
見下ろす1Fフロアは立錐の余地もないほど満員。

最新作から“make it mine”で始まったライブは、ホーンセクションも加えて
ROCK、ファンク、JAZZ、ヒップホップとあらゆるエッセンスが一杯の
いつものムラーズ節が炸裂しました。
途中2階席にホーンの3人が上がって来て、なんと客席からも演奏。

最後はメンバーをポラロイドで撮って客席に飛ばしてプレゼント。
あっという間の90分でした~。
いや~良かったなあ。!また次回も絶対見に行きます。