ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

Lucy Thomas

2024-08-30 | Music



過去最強レベルの台風がいまだに居座っていますが皆さんの所は大丈夫だったでしょうか?
まだまだ大雨強風は予断を許さないので充分お気を付けいただきますように。

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さて久々の洋楽ネタです。いつもとちょっと方向が違いますが...........。

イギリスに「ブリテンズ・ゴット・タレント」って言うTVの公開オーディション番組があります。
10数年前に携帯電話のセールスマンから一躍世界に名を知られるオペラ歌手になったポール・ポッツ。
またその2年後には紅白にも出場して日本でも有名になったスーザン・ボイルとか、この番組出身でスターになった歌手を御存じの方も多いと思います。

アメリカでは「アメリカズ・ゴット・タレント」、日本や韓国にもありますが世界中に同じような番組が広がりましたね。
でもってこの「ブリテンズ・ゴット・タレント」の子供版と言って良いのかどうか判りませんが、7歳から14歳までを対象とした「The Voice Kids UK」っつーオーディション番組があります。
今回取りあげたのはこの番組で2018年に14歳で出場して一躍有名になったルーシー・トーマスです。

2年ほど前にYou Tubeで暇つぶしに片っ端からLiveやプロモの動画を見ていました。
あのサイトの右端には小さいサムネール画面がずらっと縦に並んでいますよね?
そこの〝The Most Beautiful Version of Hallelujah〟ってのがたまたま目に入って、きれいなお姉ちゃんの顔があってポチってみたわけです。

Hallelujah(ハレルヤ)ってのは神を讃え感謝や崇拝と喜びを表す宗教的意味合いを持つ表現ですが、音楽的にはカナダのシンガーソングライターでもう亡くなりましたがレナード・コーエンっつーおとうさんがおりました。
そのコーエンさんが1984年に発表した曲でもあります。

洋楽ファンには結構よく知られているので省きますが、この人は詩人、小説家でもありこの曲の歌詞は元は何と80節もありました。
コーエンは宗教の曲として書いた訳では無いのですが、実際これは愛する人との出会いや別れの深い感情について歌われていると解釈されています。

10年後の94年にアメリカのシンガーソングライターのジェフ・バックリーがアルバムに取りあげてカバー。
これが大ヒットしてから今までに300を越えるアーチストが取りあげる名曲になったという訳です。

話が逸れましたがそのハレルヤを歌っていたのがルーシー・トーマス。
当時17歳と思えぬ見事な歌唱力と力強く美しい歌声に感動してしまいました。
ひと通り動画を全部見てアマゾンでとりあえずCD3枚入手。
そのあとも追加で2枚、結局全部買ってしまった………..。

個人的にこれはひょっとして大当たり!かもしれないという感じでしょうか。

Hallelujah - Lucy Thomas - (Official Music Video)



セリーヌ・ディオンとかアデルとかジャッキー・エヴァンコ、ビヨンセなどなど洋楽の上手い歌手はホントに沢山いますが、彼女もこの先非常に楽しみな歌手の1人です。

曲の傾向としてはスローバラード中心ですが、音楽的影響を大きく受けたホイットニー・ヒューストンの〝The Greatest Love of All〟などROCK ・POPSのスタンダードナンバー、映画やミュージカルと多様なジャンルの名曲はじめ最近の曲まで、発売されている6枚のアルバムは毎回テーマを決めた選曲となっています。

スコットランドのオルタナバンドSnow Patrolの〝Run〟
ミュージカルには全く興味が無かったのに劇中歌の素晴らしさに見てしまった映画:グレイテスト・ショーマンから〝A MIllion Dreams〟や〝Never Enough〟
今やお騒がせ女優の感もあるけど20年近く前にディズニーチャンネルで放送され、世界中で人気となったドラマ〝ハンナ・モンタナ〟で主演を演じたマイリー・サイラスの〝 The Climb〟
イーグルスのDesperado、プロコルハルムの青い影などなど選曲もどれも飽きることがありません。
また妹マーサとのデュエット曲のハーモニーも聴きどころです。


You Raise Me Up - Sister Duet - Lucy & Martha Thomas


そうそう、デビューアルバムではあの日本人が大好きな〝穴雪〟のレリゴーも取りあげています。
じつは私、学校帰りの小学生も大合唱していたあの曲が本当に大嫌い!!!!!(笑)なので、最後までそのアルバムは買おうか迷ったんですが、他の収録曲の素晴らしさに負けて結局買いました...(^^ゞ
感想としては別に大騒ぎするような曲ではないけど、いいんじゃない?てなとこかな。

そんなLucyですが5月に偶然ネットで来日公演が決まったと知り早速ぴあでチケットを予約しました。
抽選にも無事当たって9月8日の渋谷での来日公演を楽しみにしていた矢先、タイミングの悪いことに手術入院になってしまったという……..。
病み上がりにライブなんてノコノコ出て行けるんか?と心配になりましたが、おかげで今のところ問題無さそう。

7月のフジロックには何と初日のヘッドライナーに、以前取りあげた〝The Killers〟が20年ぶり!に急遽出演と知りましたが、ええっ!手術前に苗場なんて行けませんって!と諦めた...........。

そんなわけで20歳の美しい歌声を聴けるのを今から楽しみにしているところです。

Collective Soul

2022-10-29 | Music



ここ数日はほとんど真冬のような寒さでしたねえ。
そろそろどこかに紅葉でも見に行きたいと思っていますが紅葉どころか冬景色になりそうな。
冬の大嫌いな私としてはタイミング悪いなあと思うけれど、人混みを避けてどこに行こうか考えているところです。

夏の間はほとんど手を付ける時間の無かったキットもボチボチ再開し始めていますが、なぜかクルマより大昔の〝イマイのキャラ・プラモ〟なんぞを弄っています。
そんなわけで困ったときの音楽ネタに1年ぶりに頼ることに。


今回取り上げたのはジョージア州出身の COLLECTIVE SOULです。

オルタナティブ系と言っていいのかどうかわかりませんが、ローランド兄弟を中心にした5人編成のバンドです。94年に地元のラジオ局から火が点いて全米に人気が広がりましたが、なぜか日本では今一つ知名度が低い。

1stアルバムのシングル『Shine』が大ヒットし、翌95年の2ndアルバム〝Collective Soul〟も300万枚のヒット。

1997年4月にショーケース来日(主に音楽業界の人へのお披露目ライブ)したらしいのですが全く知らなかった。
その後は沖縄の米軍基地などには来ているものの、ちゃんとした来日公演は一度も無いというチョイと残念なバンドです。

ビッグネームではないけれどあちらでの人気は絶大で、オルタナと言ってもノイジーな訳でも無く、音的には70年代のアーシーなアメリカンロックの流れを汲んだオーソドクスで真面目な〝アメリカンロックの良心〟とでもいうべき感じ。
兄のエド・ローランドの作る曲はどれもキャッチーで美しく、メロディーメーカーとしてのセンスは確かで派手さは無いけれどシンプルに気持ちの良い音です。

代表曲〝Run〟のようなソフトなナンバーもハードなナンバーもサビのメロディが印象的で、なんか聴いたことあるみたいという曲もあるかもしれません。
〝Over Tokyo〟なんて曲まで作って日本で公演したいと言ったかどうかは知りませんが、日本で人気が出なかったのが不思議な気もします。
正直あまりに過小評価されすぎで腹立たしい気もします。
個人的にかなり好きなバンドなので、今からでも遅くないので(笑)どこか呼んでくれませんかねえ………..。

そんな彼らの3年ぶり11枚目の新譜〝Vibration〟が最近発売になりました。
相変わらずの音といえばそれまでですが、いつものソウル節をたっぷり聴かせてくれるなかなかの名盤に仕上がっています。

洋楽マーケットの中でRockはすっかりニッチになってしまった感じですが、このバンドのように安心して聴けるRockというのは今はなかなか貴重かもしれないですねえ。

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Collective Soul - All Our Pieces (Official Lyric Video)



Collective Soul - Run [Official Video]






ピンクとキラーズ

2021-08-04 | Music
8月………..、東京など一部地域は先月でしたが多くの所は来週末がお盆。
今年は初盆、菩提寺も墓も郷里なので帰らねばならないのにどうしたものか。

さて、今日は6月に予約しておいたCDが密林から届きました。

げんししんぼ〜〜〜!

PINK FLOYDの原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)です。
ちょうど今から50年前、1971年8月6日、7日に行われたピンクフロイドの初来日ライブ、箱根アフロディーテ。
日本の野外ロックコンサートのはしりですが、7インチ紙ジャケット仕様の原子心母に加えてこのライブ中から同曲の映像を納めたブルーレイディスク。そして当時のパンフやチケット、ポスターなどの復刻もの、デジタルブックレット等いろいろオマケ満載で6600円なり。
高いか安いかは思い入れの差だけでしょうか(笑)







当時、右上にある9日の大阪公演のポスターの顔イラストを真似てポスカラで描いて部屋に飾っていました。

勿論昔買ったLPはあるけれど、これは1970年前後の〝NEW ROCK〝の波をもろに被ったファンにはたまりません。
ジャケットやらいろんな意味で名作ですが、売り上げ的には前作ウマグマの半分なので商業的にはイマイチ。
個人的には1位が狂気、2位がザ・ウォール、3番がおせっかい、4番目がこれかな。

でもって一緒に届いたのはラスヴェガス出身のニューウェイブバンド、KILLERSの昨年発売になった6年ぶりのアルバム〝Imploding the Mirage〟

アメリカのバンドですが非常にUKっぽい音作りで、あちらではスタジアム級フェスのヘッドライナー当たり前のビッグネームなのに、何故か日本じゃ来日公演が何度もキャンセルになったりでイマイチ知名度が上がらない不運?なグループ。
最初に聴いたのはガチャピンが出てくる東京での様子がPVに使われ話題になった〝Read My Mind〟が入った2nd アルバム。



CDは傷だらけになるくらい聴いたので、今回は12インチアナログ盤を。
というのもジャケットにアメリカのイラストレーター、トーマス・ブラックシアー(Thomas Blackshear)の〝Dance of the Wind and Storm〟が使われているから。
この人、80年代のアメリカのイラストレーター年鑑にも作品が載っていて、イラストのみならず彫刻や装飾物なども手がける多才な人です。
私の好きな巨匠Mark Englishに弟子入り?していたこともあり、作風はかなり影響を受けています。

KILLERSはそろそろ7枚目の新譜が出るようですが、この6枚目は傑作だと思う。

と言うことでピンクとキラーズで締めくくっておしまいです...........。






音楽老人??

2020-10-27 | Music
先日韓国のヒップホップグループのBTSとか言うK‐POPミュージシャンが
ビルボードチャート1位になって、所属する事務所の株価が時価総額約1兆円になったと話題になりましたね。

NHKでさえニュースで報じて一体なんなんだ?と思っていたら
翌日すぐ大暴落し、チャートも不正操作だとか言われてますが?(笑)
今の時代、SNSやメディアを上手く使いこなしたものが成功する時代なので、まさしくその象徴と言えるのかも知れません。

ついでにフリートウッドマックのアルバムの〝噂〟がTikTokに投稿されたビデオがきっかけで、なんと42年ぶりにビルボードトップ10にいきなりチャート・インするとか冗談か?と思うような出来事も。
まあ4000万枚も売れたアルバムだし〝Dreams〟もヒットしたけど、そんなに凄い曲か?(笑)と思うのですが世の中何が起こるか判りません。
個人的には鼻づまり声のS・ニックスよりクリスティン・パーフェクト(マクビー)のほうが好きですが。(^^ゞ

ところで先日ネット上で、なぜ歳を取ると新しい音楽を受け入れなくなるのか?と言う記事が
いくつか出ていました。
読んだ方もいるかも知れませんが、人間は33歳を境に新しい音楽を聴くことがほぼ無くなるそうな。
でもって35歳を過ぎると音楽自体を聴くこともなくなってくる?とのこと。

これは日本人に限らず世界中どこの国の人も、ということらしい。
歳を取ると集中力も低下します。
若い頃は好奇心旺盛だし新しい音楽を探して次々聴いてみて、好きなアーチストやらを見つける聴き方だったのが、歳と共に仕事や家庭などでいろいろ自由な時間も無くなって、音楽など煩わしくなってくる。

そうゆうことから解き放たれた時間はリラックスしたいので、わざわざ新しい音楽を聴こうという機会もなくなってくるというものです。
たまにふとCDでも聴いてみようかとなった時に聴くのは当然昔聴いた懐かしい音楽になるのは当然かも。

なぜ年を取ると新しい音楽を受け入れられなくなるのか? - GIGAZINE

何かのきっかけでふと耳に入ってきた音楽が、なんだろうこれ??と検索してみるなんてのは余程好きでもなければあまりないですしね。
いまは曲名が判らなくてもフンフンと鼻歌を歌うだけで、何の曲か調べてくれる便利なアプリもありますが。

昔の音楽の方が良かったとぼやいても仕方ないし、何でもできるだけ新しいモノに接する機会を持ち続けることが〝音楽老人〟にならないため大事なんだとか。
そう言われてもこの国で洋楽といってメディアに取り上げられるのはビヨンセやレディ・ガガ、テイラー・スウィフトとか姉ちゃんばかりだし、野郎はエド・シーランとブルーノ・マーズくらいか。
ジジイだから知らんだけかも(笑)
いまだに続いているベストヒットUSAもBS入っていないから見られない(T_T)

ま、最新のニュースはamassなどネットでも判るから、ネットラジオとかも仕事しながら出来るだけ色々聴くようにしています。




例えばGRETA VAN FREET。

おっさんホイホイ?でまんまと近年見事に嵌まったバンドの一つです(笑)
どこかのグレタは困ったもんですが、こっちのグレタは2年前デビューしてグラミー賞の最優秀ロックルバム賞をとり、ほとんどZEPだとR・プラントが賞賛して話題になりました。

デビュー時にちょっとだけ聴いた時、確かにZEPぽいけどあまりピンと来なかった。
でもこの2年くらいでひょっとして一番聴いているかもしれません。
決して70年代Rockのコピーでは無く、今の時代にこの20歳そこそこの兄弟バンドは実に骨太のROCKを聴かせてくれます。
朝から聴くと元気やる気出ますよ...........♪♪

Greta Van Fleet - Highway Tune (Official Video)



で、ちょっと前の動画ですがこのお兄ちゃん達がレコード店で好きなLPを漁って紹介しているのですが
これがまた60,70年代のシブいところばかりで、なかなか鋭いところを見せてくれて笑えます。


Greta Van Fleet on the ultimate vinyl haul | The LP Spree

追悼: Eddie Van Halen

2020-10-07 | Music
エドワード・ヴァン・ヘイレンが65歳で癌のため亡くなりました。
ライトハンド/タッピング奏法を広めた偉大なギタリストに世界中の多くのロックギタリストから
追悼のメッセージが送られています。

20年前に舌がんで下を削除しましたが金属製のピックをいつも口に入れていたのが原因だったとか。
本当かどうか判りませんが。
その後はドイツで5年にわたって咽頭癌の治療を受けていました。

まあなんちゅーかエディーがいればあとは誰がいてもVan Halen。
デヴィッド・リー・ロスだろうがサミー・ヘイガーだろうがゲイリー・シェローンだろうが関係なし。
エディーはロスやヘイガー、マイケル・アンソニーとも確執があって、ドタバタした挙げ句に戻ったりまた抜けたりの繰り返し。
バンドのギタリストとヴォーカリストってたいてい仲悪いですね、パープルとかもそうだし(笑)

でもここまでビッグネームになれたのは彼のエゴの強さがあったからこそ。

大変残念ではあるけれど、息子のWolfがどう考えるか判りませんが
これで再結成はおそらく無いでしょうね。

個人的にはロスよりサミー・ヘイガーのほうがずっと好きで、ロス時代のは1,2枚目と
6枚目1984だけしか聴いていません(汗)
名曲は数あれど、コロナのこんな時代だからこそ聴いて欲しい
サミー・ヘイガーの熱唱とギターソロが胸を打つこの曲でエディーのご冥福を祈ります!♪♪

Van Halen - Dreams






ビートルズのアニメ

2020-09-13 | Music

The Beatlesが初めてのアメリカ公演を行ったのが1964年の2月11日。
ご存じの方も多いですが場所はワシントン・コロシアムでした。

この時の映像は動画サイトでも見られますが、真四角のステージが360 °観客席に囲まれる形になっていました。

そのためメンバーはあっち向いてホイ!こっち向いてホイ!とすべての方向を向いて演奏したわけですが、ドラムスのリンゴは簡単に向きを変える訳にいかないので、セットごと丸いターンテーブルに乗って、曲と曲のあいだにオッサンが出てきてこのテーブルを回して向きを変えていたわけです。

で、この様子が先日アニメで公開されていたので、ちょっとアップします。


The Beatoons - BEATOONMANIA-1 - The Washington Coliseum. official @alvar0rtega.


中華のターンテーブルみたいですが、イギリスには昔から〝Lazy Susan〟と呼ばれる回転テーブルがあったとか。
ひょっとしてこのステージのアイデアはビートルズの誰かの発案なのかもしれませんね。
実際の映像を見ると判りますがモニタースピーカーやアンプはそういうわけにいかず、ずっと正面を向いたままなのが笑えますが、場内の黄色い悲鳴や歓声でそんなの関係ないみたいです(笑)

スペインのイラストレーター/ミュージシャンの方が作ったものですが、このビートルズのファンメイドのアニメ〝The Beatoons〟 は他にもいろいろ面白いのがYou Tubeにアップされていますので見てみてください〜♪♪♪

ニュルブルクリングで..........バングルス.................!(笑)

2020-08-09 | Music
古くはオルタモント・レースウェイのRolling Stones、ワトキンスグレンのAllman Brothersにはじまり
近年はドニントンパークでのDownload Festivalなどサーキットでの野外Liveはいろいろありましたが……。

昨夜暇なのでYou tubeでライブ映像を片っ端から見ていて見つけたんですが
これは知らなかったなあ。


The Bangles - Manic Monday Germany 1986



バングルスの Manic Mondayがヒットしたこの1986年、ニュルブルクリンクのピット裏ですね。
空撮見ると結構な観客が集まっています。
調べてみたらこのコンサートは〝Rock am Ring 1986〟と判りました。

6月14日15日の2日間開催されて、出演したアーチストは他に私が知っているところでは
INXS、Simple Minds、Simply Red、The Cure、Cock Robin、何故かJames Taylorといったラインナップ。
Rock am Ringは1985年から開催されていて、ニュルンベルグで〝Rock im Park〟というフェスも
同時開催され、2つの会場のメンバーを入れ替えているそうな。

こうゆう野外フェスがまた開かれるようになるんでしょうかね?
悲しいですがしばらく無理だろうなあ。
でもってバングルスのスザンナ・ホフスはもう還暦過ぎているんですね。
検索したらいまも音楽活動続けているみたいだし、歳食ってもやはり綺麗です。

バングルスもですがGoGo’sとか当時は軽視されていた80’sガールズバンドも
今聴くとなかなか良いです。
CD探してみたらありました!(笑)買ったっけ??と思い出してみたら
成城学園の北口商店街のレコード店にチャリで行ったような記憶が.................(汗)

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つーことで今日の締めです。
いま時、というかちょっとだけ前ですがインディーズのバンドを2つご紹介。
クソ暑い夕方にキンキンに冷えたビールでも飲みながら聴いてみてください。
最近よく聴くローファイ(Lo-Fi……Hi-fiの対義語で高音質でない音楽環境を意味する)な
ガレージ色のある音作りですが80年代を彷彿させます。

Dum Dum Girls - Bedroom Eyes [OFFICIAL VIDEO]



これはもう言うまでもなく視覚的要素だけでOKか。
DumDumっていわゆるアホとか間抜けという意味らしいですが、自分で名乗ってるあたり
なかなか潔いです(笑)
さすがにCD買う勇気はありませんでしたが(^^ゞ
何気に耳にこびり付く曲です(笑)

そしてもう一つはこちら

Best Coast - Feeling Ok



GoGo’sを彷彿させますが、お姉ちゃんとちょいとむさ苦しい?東洋系兄ちゃんのデュオ、BEST COAST。
10年ほど前にデビューしたんだけど、はっきり言ってこのバンドは良いです!!
この曲が入っているアルバム〝California Nights〝はクルマとかでも良く聴いています。





CDもすでに4枚出していて今年5年ぶりに新作が出ました。
まだ買っていませんが新作のジャケはホテルカリフォルニアの
マルぱくりです!
インディーズバンドはお金かけませんから(笑)





フジロックやサマソニなど日本にも何度か来ていますよ。
ということで懐メロもいいけどたまには今の音もいいですよ
あくまで難しいことに拘らなければと(笑)いうお話でおしまい。



田中正美の〝Beat On Plaza〟

2019-11-20 | Music



今はもう音楽を聴くのにネット配信が当たり前で、よほどの好き者じゃ無いと
CDなど買う人はいませんが、なぜか急にアナログ盤が脚光を浴びて
近年はいろんなアーチストが新譜を重量盤アナログレコードでリリースしてくれるようになりました。

昔と違って音楽が使い捨て聴き捨てになって、創る側も聴く側もそれが当たり前のようでは
なんとも寂しいとしか言いようがありませんが、それでも懐古趣味ではなくアナログの良さを
再認識してくれるのは嬉しいことです。







でもって、ざっと遡って70年代のはじめ。
いろんな洋楽のミュージシャンが大挙して来日し、LPが3000円前後したこの時代。
そうそう片っぱしから買うお金も無い学生や社会人が、こぞって頼りにしたのが
FMエアチェックなどという、今の若い人が聞いても〝なにそれ?〟というもの。

チューナーやレシーバーのブルーやグリーンのメーターを見ながら、息を殺しながら
カセットデッキやオープンリールに録音していたのが思い出されます。

そんな頃に私が一番聴いていたのがFM大阪の平日18:00から放送されていた
田中正美のビート・オン・プラザ。
70年代を関西で過ごしたロックファンなら、もうほとんどの人が知ってる?くらい。

何と言っても55分間の番組内で、毎日新譜のロックのLPをノーカットで丸ごと流してくれるという
貧乏学生にとっては神様のような番組でした。

FMファンや週間FMを買って、この日は何を流してくれる!と赤丸をつけて
テープを準備して待機していたものです。

ポール・マッカートニーのアルバム「McCartney 」に収録されていた、「Momma Miss America」が
イントロで流れて、DJの田中氏の紹介でだいたい3曲づつ、あいだにCMは入りますがCMの前後に
録音、停止ボタンを押すタイミングを計れるようインストの曲が流れたように思います。

当時はミュージックライフや音楽専科といった洋楽雑誌はありましたが
新譜やミュージシャンの情報などは雑誌が出るまでほとんど判らなかったので
この番組はすごく楽しみでした。
FM大阪が開局した時から始まって、田中正美氏が3代目DJだそう。
残念ながらそれ以前のDJの放送は聴いていないのでわかりません。

そういやNHKのサウンド・オブ・ポップス、もアルバム両面流してくれてましたね。

こういった番組があったおかげで、還暦を過ぎてもいまだロックファンを続けていられるわけで
やはり良い時代だったと言うべきなんでしょう。


Momma Miss America (ママ・ミス・アメリカ) / PAUL McCARTNEY



QUEEN in 3-D

2018-12-12 | Music



今更ですが♪♪♪ボヘミア〜〜〜ン♪♪はご覧になりました?(笑)

日本だけじゃ無く配給会社もビックリの大ヒット。
公開されて第5週目の週末も前の週を更新して右肩上がりの観客動員数って!
普段映画もあまり見ないし洋楽も聴かない人達まで行ってるみたいで、若干違和感がありますが(笑)

映画自体は非常に面白かったし、史実と若干異なっていようがドキュメンタリーじゃないので
突っ込むのは野暮というもの。
良く出来た作品だったと思います。

あちこちで急に思いついたかのようにTVやネットも特集していますが、先日見た渋谷の放送局の
〇〇現代ってー番組も期待した割りにはまったくの大スカで、どーでもいいゲストの話とか
薄い内容には呆れました。
ま、それはともかく...........。

ギタリストのブライアン・メイが子供の頃からステレオカメラで撮り続けた立体写真を集めた
写真集が1年前に発売されたんだけどご存じでしょうか。
結構分厚いハードカバー250ページ。
付録にプラスチック製の立体メガネが付いています。

初版はメガネと共にケース入りなんですが、今回の映画についての新しい記述と写真を追加した
2ndエディションが現在発売になっています。
こちらはメガネが裏表紙にはめ込まれているケース無し。

ちなみに初版の色はブラック・クイーンで今回のはホワイト・クイーンです(笑)

昨年ちょっとそそられたけれど高かったので、欲しいものリストに入れっぱなしだったのですが
映画の勢いもあって(笑)先日新しいほうを入手してみました。

幼少の頃からツアーのステージやオフの写真など300点以上。
メイ自らが執筆した詳細な文章でクイーンの歴史も判り、なかなか楽しめます。

シンコーミュージックの日本語解説の小冊子が付いた初版もありますが残念ながらいまは絶版らしい。

ファンの方は買わないとあきまへんで〜。





クリス・スペディング/ギター・ジャンボリー

2016-04-09 | Music

またまた模型と関係無い話で申し訳ないんですが…

最近はアナログレコードの人気がなぜか復活して話題になってますね。
80年代半ばにはCDが主流となり、現在のネット配信の時代に何で今更という気がしますが…
これもブームなんでしょうか?
電気や水素自動車の時代になったら、ガソリンエンジンのクルマはまず復活しないんじゃないかなあと(笑)

近年は過去の超マイナーなLPでさえCDで復活して、欲しくても買えなかった事を思うと
まあそれはそれで凄く嬉しい。
また新譜をレコードで発売するケースもあって、ハイレゾフォーマットでPCに取り込めるターンテーブルも
発売されてますから良い時代になったと思います。
アナログLPを聴くにもいろいろ新しい製品が次々出ているので、ありがたいですねえ。

さて先日、運転中にFEN(あ、今はAFNでしたね)から流れてきて、おお!懐かしいと思ったのがこの曲。
イギリスのスタジオミュージシャンでもあり、とっても有名なセッションギタリストでもある
Chris speddingが76年に発表した一部で大受けした1曲。
クリスは元FREE のアンディー・フレイザーのダチ公でもあります。



かなり有名な曲なので知ってる人は今更ですが、知らない方にも是非知って欲しい。
いわば歴代の有名ギタリストが一同に集まって競演するのを弾き真似で聴かせてくれるんですが
これがなかなか面白い。
アルバート・キングに始まって最後のデイヴ・ギルモアまで、中にはギタリストではない人も入ってます(笑)
たったワンフレーズでそっくりかと言われるとそうでもないんですが(笑)そこは洒落の効いたイギリスのミュージシャン。

Liveではここにないギタリストも次々出て来て、なかなか笑わせてくれますよ。
シングルカットもされていますしYou tubeにもアップされてます。
まずはオリジナルを聴いてからLive動画のほうもお楽しみ下さい。

Chris Spedding - Guitar Jamboree(1978) - YouTube

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※ZEPの天国の階段がパクリではないかと言う訴訟が話題になっていますね!
訴訟元があのSPIRITのギタリスト(ランディ・カリフォルニア)の代理人だとか。
これは昔から時々話題になっていたことは知ってますが、なんで今頃!という感じ。

70年頃に深夜の音楽番組のNow Explision だったか何かで、SPIRITのビデオ何度も見て
当時流行?のサイケっぽいジャズロックサウンドとスキンヘッドのドラマーに興味を持って
名作Clear:静寂の中からは買ったし、1stも聴いたけれど後にZepを聴いた時も
まあまあ似てるかもしれないけれどパクリと言うほどのものでもないと思っていましたが。

まあSPIRITに関してはその後マーク・アンデスとジェイ・ファーガスンがJo Jo Gunneを結成し
Run Run Runのヒットを飛ばしたあたりからはすっかり忘れ去っているので、そのあとも
活動をしていたことさえ近年になって知った程度。

ランディもスキンヘッドのエド・キャシディーも亡くなってるし、金目当てなのか何だか知りませんが
近年はともかく初期のSpiritもZEPもどっちも好きなので、穏便に解決して欲しい気がしますけどねえ。
…ったく…(-_-)








グレン・フライ 逝去

2016-01-20 | Music
ボウイに続きEAGLESのグレン・フライが亡くなりました。
享年67歳。

70年代ウェストコーストサウンドの立役者、EAGLESの中心メンバーとして活躍したフライ。
初来日のステージはデビューより少し遅れて76年でしたが、大阪フェスティバルホールの
ステージ後方に掲げられたOne of these Nightのジャケのインディアンのお守りの絵と
第一声の“We are Eagles from Los Angeles ”の第一声に一気に舞い上がった想い出があります。
ホテカリは名作だけど、ビル・シムジックの手腕が遺憾なく発揮されたOne of these Nightが
個人的には最高傑作です。

L・ロンシュタット3枚目のバックで演奏していたメンバーが結成したEAGLES。
ジャクソン・ブラウンはじめアサイラムの音は大好き。
雑食ファンなのでいわゆるカントリーロックも一通り全部聴きました。
昨年7月のネタで書いたキリン・サウンド・トゥゲザーで観たステージが結局最後になりました。

クリストファー・クロス&グレン・フライ :1986 8/2  - ひろポンの“わたしにも作れますぅ”

今更いろいろ書くほどのものでもないビッグネームなので、ホテカリが出た頃のギター雑誌の増刊本と
76年公演のパンフを貼っておきます。
70年代のロックは永遠です、合掌…。






クリストファー・クロス&グレン・フライ :1986 8/2 KIRIN SOUND TOGETHER

2015-07-15 | Music
まだ梅雨も明けていないのに連日猛暑で、すでにグッタリしていますが
皆様いかがお過ごしでしょうか(笑)

模型もね、大物はあるんだけど…製作に取りかかるにはそれなりの覚悟が必要で(笑)
今しばらく開始まで時間がかかりそうだし記事アップするにはまだ早いかなと…。

ま、暑い暑いと言ってばかりじゃ何にもはかどらないので、すこしでも涼しく
スッキリ爽やかな気分になれるような音楽を聴きながら仕事中。

この時期になると夏に聴きたい曲ベストなんとか、てな特集があちこちで見られますが
今時の音楽は洋楽はともかくさっぱりわからないので、ちょっと前のことは忘れても
昔のことは覚えているジジイならではのネタで今日も埋めます。

1986年つーから今から何年前??29年前か…。
東京によみうりランドってゆー遊園地がありましたとさ。(今もあるけど)
そこでこの年の8月2日に開かれた“KIRIN SOUND TOGETHER ”

元イーグルスの伊達男グレン・フライと美しい歌声とルックスのギャップに
みんなが驚いた(笑)クリストファー・クロスのジョイントLiveを見たお話。

当時は世田谷に住んでいた頃ですが、友だちのデザイナーやその仲間ら7~8人と
クルマに分乗して一路会場を目指し甲州街道を西へ…。
野外ステージの読売ランドEAST(一昨年閉鎖になった)の一番上の芝生席に陣取って
キリンビール飲みながら開演を待ちました。

“南から来た男”でデビューしたクリストファー・クロス。
今年の春にも来日しましたが、ポール・デイヴィスとかと並んで80年代の
夏に聴きたいアーチストの代表選手でしたね。

1枚目アルバムからは“Ride Like the Wind”や“Sailing”がヒット。
バックにはドン・ヘンリーやJ・Dサウザー、M・マクドナルド、二コレット・ラーソン
エアプレイのジェイ・グレイドンなど錚々たるメンバーが顔を揃えていました。

フラミンゴがアップになった2枚目の“Another Page”は大好きな1枚。
そして映画のテーマ曲、Authur's Theme”(ニューヨークシティー・セレナーデ)も大ヒット。
3枚目から雰囲気が変わって、結局最初の2枚で才能出し切っちゃった感がありますが…。
ステージでもクリアで美しいハイトーン・ヴォイスが一際冴えわたっていたのが非常に印象的でした。



3枚目の"Every Turn of the World"は失敗作でしたが、ジャケットにあるように
彼はこの頃、下位カテゴリーではあるもののRaltでフォーミュラのレースに入れ込んでおり
来日した時もフジSWで星野選手らと対談しているTVを見たことがあります。

Christopher Cross - Every Turn Of The World (Video)



多摩丘陵に夕陽が落ち観覧車のシルエットが浮かぶ頃、いよいよ白いスーツのグレン・フライが登場。

“I found somebody”、“Sexy Girl”…と続き、すっかり暗くなった頃に“You Belong To The City”の
サックスのイントロが流れて来た時はさすがに鳥肌が立ちました。
ちなみにこの曲、マイアミバイスのテーマ曲ですが、グレン・フライとジャック・テンプチンの共作。
Eaglesのデビューアルバムの中でもメチャクチャ好きな、“Peaceful Easy Feeling”の作者でもある
テンプチンはフライのソロアルバムのほとんどに手を貸しています。



ラストはクリストファー・クロスと一緒に“Slow Down”を唄ってお開きに。

この時一緒に見た、仕事でも遊びでもお世話になったデザイナーの方お2人は
若くしてすでに鬼籍に入られています。
この季節、ときどきアルバムをターンテーブルに載るたびに
30年前の夏の1日とあれやこれやが、ついこの間の出来事のように思い出されます。
この時の映像はDVDなどでも発売されており、動画サイトでも一部を見ることが出来ます。

Christopher Cross Live in Japan 86.


GLENN FREY- LIVE IN JAPAN 1986 AUG, Yomiuri Land East




Jason Mraz 東京公演

2014-11-12 | Music
寒いですねえ。
いきなり寒くなってきたので仕事部屋にもやっと暖房を入れました。

さて昨夜は渋谷のBunkamuraオーチャードホールに、5年ぶりにJason MrazのLiveを
見に行ってきました。
2006/1 2008/7 2009/2に続きこれが4度目です。

昨年夏のライブを見逃してしまったので待ちに待った久しぶりの公演。
オーチャードホールは初めてです。



現代アメリカを代表する天才シンガーソングライターの彼は2002年のデビュー。
ソウルやヒップホップ、レゲエとあらゆる音楽を取り入れ独自のスタイルで現在の人気を獲得。
新作アルバムYesでは女性4人組フォークロックバンドのRaining Janeとコラボ。
“An acoustic evening with Jason Mraz and Raining Jane”と名打った今回の公演は
この Raining Janeとの共演です。

Yesはそれまでの路線とくらべてアコースティックな路線をひときわ前面に出した作品で
ガラッと雰囲気を変えた内容でファンの間でも賛否両論。
今までもそうでしたが今回のLiveでも過去の作品はCDとは異なったアレンジで
新作アルバムのコンセプトに通じるスタイルで聴かせてくれました。

会場は先のBOSTONがオヤジ度85%!(笑)だったのに比べてさすがに若いです。
とはいえ洋楽に関心が低いらしい10代はほとんど見かけず20代~40代が中心でしょうか。
女性75%男性25%といったところ。中にチラホラ私よりも年上と思える人も…。

ま、そんなことは置いておいてステージ後方にはYesのまーるいジャケ映像が。
まずはいきなりJasonが登場しRaining Janeを紹介して彼女らが3曲を披露。
アコースティックとはいえ歌も演奏も結構パワフルでなかなか達者なお姉さん達です。

続いてJason登場、A Beautiful Messからスタート…。
バックの宇宙やエコロジーの映像、効果的なライティングが印象的。
Mr. Curiosityでは改めて自由自在に操れるボーカルのうまさに脱帽。
LuckyではスパンダーバレエのTrueのカバーが入ってきました。
そういや前回のライブでも突然Steely DanのPegをやったりして
なかなか鋭いところを見せてくれたっけ。

新旧曲とりまぜて90分ほどのステージのあとInner-Mission (休憩)の文字が映し出され
一瞬あれ?という感じで20分ほどの休憩時間が。
Liveで間に休憩が入ったのは今回が初めてです(笑)
クラシックとかではあるんだそうな。

第二部の1曲目はLove Someone。
最後のI'm YoursとI Won't Give Upではお馴染み、観客と一体になってのコーラス。
Raining Janeのとのコンビネーションは実に見事で、どの曲も自然と体の中に
浸透してくるようなステージでした。
ただ近年環境保護やエコロジーに積極的に関わるようになった彼の世界感を
象徴するような映像演出は、それはそれで楽しめましたが少々くどい気がしたのは事実…。

また曲の途中で入るいつもながらのMCも、英語、フランス語にイタリア語など
内容が判らないのが悔しい(笑)
19時から22時まで途中の休憩を挟んでたっぷり3時間。

萌え、と背中に書かれたTシャツを着てリキッドルームのステージに登場した時からあっという間に8年。
初期の頃の軽快なラップやR&Bなどのバラエティーに富んだ作品が聴けなかったのはちょっと残念ですが
ソングライティングの素晴らしさは衰えるところなく、彼がこの先どうゆう方向にいくのか非常に楽しみです。
今回も満足度の高い素晴らしいLiveでありました。



Live AID

2014-10-11 | Music
連休は台風直撃になりそうで、どこにも出られそうにありません。
温和しく仕事でもするか…と、先日のたかととさんから送られてきたアルファ155用救援パーツに
同梱されていた1985年のLIVE AIDのDVDを横のMacで再生しながら作業中。

80年代なんてついこの間のような感じですが、もう30年も前なんですね。
飢餓のアフリカの人達を救おうという目的で開催されたチャリティーライブ。
イギリス・ウェンブリースタジアムとアメリカ、フィラデルフィアのJFKスタジアムの
2つのメイン会場の他、ドイツやオーストラリア、日本など各国会場でも開催されました。

当時フジTVの番組もチラッと見たけれど、せっかくのイベントを実につまらなく進めていたので
そのうちCDが出るだろうと(出なかったが…)見るのを止めた記憶があります。

ウッドストックをはるかに超えるスケールでかなり話題になったものの
いくつかの大物アーチスト以外を全く聞いていなかったので、改めてDVDを聴き(見)直しています。



で、4枚組DVDを半分ほど見ただけですがイギリス側オープニングのStatus Quoはいつもの感じで(笑)
まあいいとして、どうみても巨大屋外イベント向きじゃないアーチストがポロポロ出ているのには
いささかセレクトに疑問あり。
ジョーン・バエズって…何でアメイジング・グレイス?
DVDは途中で切られています、まあ気の毒だけどフォーク系は全滅でしたね。

U2やダイアー・ストレイツなど素晴らしい演奏に時々タブレットの手が止まってしまって
仕事を中断して見る方に専念したのですが…。

恥ずかしながら知らなかったこのアーチストにすっかりやられました。
いやはや大好きです、こうゆうの。参りました…。


George Thorogood & The Destroyers - Madison Blues (Live Aid 1985)


途中で名前だけは知っていたブルースギターの名手、アルバート・コリンズが登場!
続いて登場したQueenは早送りして(笑)思わぬ発見に2人を探して密林に駆け込んでいます。

アメリカ会場ではZepやサンタナ、Footersなども登場したけれどDVD未収録。
見られなかったアーチストはYou tubeで…。
たかととさんにお借りしたこのDVD、しばらく楽しませていただきます。


BOSTON : HEAVEN ON EARTH TOUR 2014

2014-10-03 | Music
昨日は日本武道館にボストンの35年ぶりの日本公演を、たかととさん、クラッチョ!さんと
待ち合わせて観に行ってきました。
ワールドツアーBOSTON HEAVEN ON EARTH TOURのラストを飾る日本公演です。

武道館はスティーヴィー・ワンダー以来30数年ぶり、RockのコンサートもNHKホールでの
REO SPEEDWAGON(古い!)以来です。





BOSTONのデビューが76年、初来日が79年だから当時の若者も今や40代後半。
客層は当然ながら平均年齢が高め(笑)40代がすこし、50、60代がほとんどかな。

武道館の外の物販テントはすでに長い行列が出来ていました。
場内はすでに満席で私達はステージを正面から見下ろすなかなか良い席です。

予定より30分遅れで始まりました。
Rockn' ROLL BAND、Smokin' 、 Feelin Satisfiedと
まずは最初の2枚のアルバムから3曲かまして中高年の心をわし掴み!(笑)





続いてトム・ショルツが最新アルバムから2曲紹介、インストルメンタルナンバー
Last day of Schoolともう一曲、タイトル曲のLife, Love & HopeはTeenage Fun Clubを思わせるメロディー。

ステージの背景にはスクリーンにメンバーのプレイや曲のイメージに合わせた映像が映しだされ
効果的なライティングと相まってBOSTONらしい雰囲気。

3枚目以降全く聴いていなかったので、その後の曲は知らないし不安でしたが
新しいリードヴォーカルは声質も亡くなったブラッド・デルプに似ています。
67歳と思えぬショルツのギターは勿論、女性ギタリストのキンバリー・ダーマも上手かったですね。
ツインリードギターを前面に出した華やかなプレイが続きます。





圧巻は4枚目のアルバムWalk Onから10分以上も続く組曲Walk On Medley。
これはCDを聴いていなかったけれどグイグイ迫る音の厚みと壮大なスケールは
バンドの真骨頂発揮。
ここで登場したアメリカンアイドル出身の女性シオヴァン・マグナスが
ハイトーンヴォーカルを聴かせてくれましたがさすがに上手い!
これはCD買っちゃいそうだな~。

たかととさん曰く、ボストンを聴いたぞ!という感じ。まさにドンピシャ表現です。
35年の時の流れを感じさせない直球勝負のプレイで存分に楽しませてくれました。
当時のライブはレコード通りと評価がイマイチだったので一抹の不安はありましたが
いやー、観て良かったです…。

帰りは焼き鳥屋でマッタリとミニオフ、終電で帰宅。





Chicago、Zep、Purple、Eagles…往年のバンドやメンバーが今も活躍していますが
若い頃に観た感動がスポイルされるんじゃないかと、ほとんどCDも聴かなくなっていますが
こうゆうのを観るとまた聴いてもいいかな、と思いますね。

このあと名古屋、大阪公演のあと9日にまた武道館です。
Rockオヤジは是非!

画像はすべてたかととさんからご提供です。
たかととさんとクラッチョ!さん、どうもありがとうございました。
次回は何を観に行きます???(笑)

※だれかStatus QuoとBarenaked Ladiesを呼んでくれ~。