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ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

Dinky Alfaromeo Tipo33 & Machbox CARABO

2009-11-26 | レストアもの
ジャンクで手に入れたアルファロメオのミニカー2台です。

DinkyのTipo33とマッチボックスのカラボ。
どちらも結構キズと塗装の剥がれがありますね。
あまりオリジナルにこだわる状態でもないので、これをレストアすることにしました。



Tipo33はこのオレンジとブラックという色のセンスが、なんとも納得出来ないので(笑)
カラーリングとマーキングをちょっとリアルにして、68年ルマンの39号車にします。
カラボもピンクとイエローのド派手な色で、これはこれでいいんだろうけど
折角塗り直すのでオリジナルのグリーンとオレンジノーズでいこうと思います。
まずはDinkyのほうからとりかかります。早速バラバラにしてみました。


リヤカウルとドアが開閉しますが作りは単純です。
続いてペイントリムーバーを吹いて塗装を剥がし、ワイヤーブラシでゴシゴシこすって
水洗い。
きれいになったところでプライマーを吹きましょう。
…続く…




日東の怪獣プラモシリーズ 大巨獣ガッパ

2009-11-23 | 昔のプラモ
子供の頃、戦車や飛行機などスケールもの以外のプラモデルといえば
イマイのサンダーバードや青島のSFものが頭に浮かびます。
それらと並んで、定番のひとつだったのが怪獣のプラモデル。

当時の映画、ガメラやギャオス、キングギドラはじめいろいろ作った記憶がありますね。
で、こいつは83年に復刻再販された日東の大巨獣ガッパのプラモデル。
60年代怪獣ブームでは東宝がゴジラ、大映にガメラというスターがありました。
一足遅れて松竹がギララを、日活が送り出したのがこのガッパというわけです。



日東にこのキット、オリジナルは高いけれど復刻版は探せば結構お安く手に入るようで
ゼンマイでジーコジーコと倒れそうになりながら歩く姿が何ともレトロです。
これにはオスとメスの両方の頭が入っているので、どちらか好きな方を作れます。

マトラの制作中にふと目に入って、気分転換につい手を出したのが間違い。
素組ですぐ出来るかと思いきや、古典キットの常、あちこち気になるところばかりで
ついつい余計な修正などしてしまって、これはいかん!と適当なところで無理矢理完成。



激しい段差と隙間をパテ埋め、胸のゼンマイ穴や背中の羽根の裏も埋め、目玉に
クリアレンズを入れて着色。
あとはサフを吹いてから缶スプレーのグリーンマイカを吹き、エアブラシで背中の
メタリックレッドと細部を吹いただけ。
わざわざお見せするほどのものではありません…が。
ツメや牙など手を入れるところはありましたが、マトラが進まなくなるし
きりがないので適当なところで完成としました。
ウロコを一つ一つ描きたかったのですが、またそのうち暇みてやりましょう。



日東の怪獣シリーズには他にもワニゴンやガマロンといった、非常に魅力的(笑)な
キットがあります。
ガマロンについては雑誌クアントが近々特集企画を組むような。
(ホビダスのヤマダさんのブログをご覧あれ!)
怪獣ファンのかたは楽しみに待ちましょう。

山田剛久の「スピード☆キング」日記: 地底怪獣 ガ~マ~ロンっ







続:ライカ・スーパースポーツ・フェスティバル 

2009-11-18 | Motorsport
昨日の続きです。画像ばかりですがご勘弁を。

サポートイベントの後、いよいよローリングが始まりました。
すっかり舞い上がってしまって、写真を撮るのをいつの間にか忘れてしまいました。
このときはプレスパスをもらえたので、後にこのイベントからネーミングされた
パイパー、ホッブス、レッドマンなどのコーナーをあちこちを歩き回って
コーナーのイン側で至近距離から各マシンのエンジン音とコーナリングをたっぷり満喫。
ウインド越しにアトウッドやレッドマンらの顔を見て至福の時を過ごしました。
よく“ティフォッシ”はフェラーリに撥ねられたら本望と、言いますが
ほんとP68や917に撥ねられたらマニアは本望と、この時は思いましたね(笑)

フレームを新造したパイパーのP4レプリカ。
もう1台、250P3と呼ばれる赤いP3のレプリカもありました。



快音を発してオープニングラップを行くフェラーリ512Mと512S。



名車512S。良い形をしています。



908となかなか新鮮な908風のカラーリングのカレラ10
3Lエンジンを積んでいました。



こちらはサーティーズ・カラーともう1台のローラT70Mk3B。




GT40も勢揃い。
写真を取り忘れたのですが、元ホルマン&ムーディーのマーク2もありました。
エンジントラブルで走れませんでしたが、66年の2番と同じカラーでした。






パイパーがドライブする250LM。元はグリーンでした。
アトウッドと組んだ68年ルマンで7位。



ウインドスクリーンを変えている250P。元365PのNo1シャーシ。
トミー・スピシガーの事故後に再生されたマシンです。



ピンボケですがファストバックの289コブラ。



そしてレッドマンのP68.



いかがでしたでしょうか(笑)
F1やGTもいいけれど、ぜひまたこういったイベントが日本で開かれたら
嬉しいですね。おしまい。

ライカ・スーパースポーツ・フェスティバル 

2009-11-17 | Motorsport
ちょっと懐かしい画像をご紹介します。
ちょうど19年前、90年の11月18日、岡山県のTIサーキット英田(現岡山国際サーキット)の
オープニングイベントとして開催された、RAIKA T&Iスーパースポーツ・フェスティバル。

イギリスのDavid Piperらが中心となって、欧州で開催されているヒストリックイベント
INTERNATIONAL SPORT PROTOTYPESが日本にやってきました。
これは純粋なレースイベントではなく観客と参加者が楽しむエンターテイメント的な催しです。

出来たての英田はFIAの認可が下りていなかったため、このイベントは競技というより
エキシビジョンになってしまったのは惜しまれますが、それでも集まったプロトタイプスポーツの
数々はマニアにとってたまらないものでした。

雑誌の告知で知って、これは何としても駆けつけねば!と友人と前日から大阪に宿泊し
朝イチの新幹線で岡山へ。
F1パシフィックGPが開かれる4年前で、まだ出来たてホヤホヤのサーキットは
山陽本線の小さな駅から山道をどんどん登っていった先の、突然開けたところにありました。

招待された地元の方達も沢山いて、とてものどかな雰囲気。
サポートイベントとしてブガッティとフェラーリの走行会も開かれました。

スターリング・モス、リチャード・アトウッド、デヴィッド・ホッブス、ブライアン・レッドマン
ジョナサン・ウイリアムズ、ルイジ・キネッティ…といった名ドライバーやケン・ティレルらが勢揃い。

オープニングセレモニーで“鉄人”ポーズのパイパー。
空に上がった風船を追っています(笑)



小柄なスターリング・モス。しかしオーラは凄い。今年80歳です。



ホンダF1にも乗りスポーツカー、インディーカー、F5000と多才な職人
デヴィッド・ホッブス。



大好きな渋いオジサン2人、リチャード・アトウッド(左)とブライアン・レッドマン。
ホントに良いドライバーですね…。



パドックには60~70年代レーシングプロトがずらり。
グリーンと赤の917K、グリーンの22番は69日本GP、生沢の71年富士マスターズ優勝マシンです。



ショートテール908、LHもいいけれどこっちも大好き。



マトラMS650、残念ながらエンジンをマトラが売ってくれなかったとかでDFVを積んでいました。



アルファロメオT33/3。エンジントラブルで走れず、残念。



71年ペンスキーチームが走らせた512M。いい音だったなあ。



そして一番お目当てのフォードP68。これを見るために行ったと言っても過言ではありません。
写真でしか見たことのなかった本物に会えて以来、こいつにはまってしまいました。
ブライアンレッドマンがドライブ。



他にも910、パイパーのP4レプリカ、250LM、GT40などなど。
続きはまた次回…。



ホラーな鉛筆削り

2009-11-14 | Toys
模型ブログにアップしていいものか迷ったんですが、まあ面白いものなら
何でもアリなのでいいかな~。
“Living Dead Dolls”の鉛筆削りです。

Living Dead DollsというのはアメリカのMezco(メズコ)社が発売している
棺桶入りの死体人形フィギュアシリーズです。
その名の通り生ける屍をモチーフにして、ホラー&ゴシックマニアの熱い支持を得て(?)
すでに18シリーズ、80体ほどが発売されています。
それぞれの人形はその死因の書かれた証明書も付属して、趣味が悪い(笑)といってしまえば
それまでなんですが、これがなかなか凝っていて面白い。

lMezco's Living Dead Dolls | Official Website

こんなもの日本のメーカーは絶対出せないでしょうね。

で、番外編とも言うべき限定商品の一つがこの生首シャープナー。
目に鉛筆を突き刺して!グリグリ回し(笑)頭の後ろのレバーを押すと
口から削りカスを吐き出します!(爆)
これはサディーちゃんで、もう一つポジィーちゃんというのもあります。




最初、この商品を見た時は思わず爆笑してしまいました。
いいなあ、こーゆーお馬鹿で真面目な人なら眉をひそめるような物を
真剣に商品化して、ちゃんと売れるというのが素晴らしいですね。
私は知らなかったんですが1年ほど前にTV番組でも紹介されて話題になったとか。

削りカスがきれいに掃除できないのが問題ですが、まあこんなもの普通に
会社や学校で机の上に置いて使っていたら、ちょっと人間性疑われそうだし(笑)
実用性などどうでもいいんですけどね。



なんだ、不謹慎な!と言われると困るので、ちゃんとクルマ好きの皆さんには
お友達の怪しいラテン系、ホセ・ミーヤンさんのこんなものをご紹介。
これも絶対欲しくなりますよ。

ハレーもびっくり!Vツインエンジンのえんぴつ削りってスゲーかっこいい! - RACING CAR TOY Classics - Yahoo!ブログ



タミヤ 1/12 PORSCHE 910

2009-11-13 | PORSCHE
つい最近エッチングパーツを付けて再販となったタミヤ1/12のカレラ10。

これは以前紹介したマトラの1年前、68年末に発売された最初のキットを当時制作したものです。
制作技術もないのに買っていきなりドアを開閉させようと、小刀(昔はエッチングソー
なんてー物は無かったですし…)でゴリゴリ切断。
どうやって開閉させるか考えた挙げ句、ピラー側に縫い針を埋め、ドア側には
細いワイヤを通して縫い針の穴に通しました。
もちろんピンバイスなんて物が、あったのかどうかも知らない時代なので
ガスの炎で熱した針をブスッと突き刺して穴を開けたわけです(笑)
ヒンジというより結んだだけのデタラメな細工でしたが、それなりに満足。



リアカウルはもうちょっと賢く(?)己型に曲げたワイヤをカウルとボディーに開けた
穴に通しました。
これは可動させているうちにすぐ壊れてしまったので、仕方なく取り外しにしました。
かなり前、一度塗装のやり直しとデカール貼り直しなど細部の補修をしています。
この完成品も40年近く保管してきましたが、2年前にまた作り直せばいいやと
売ってしまいました。
とは言っても9年前に再販されたキットはなかなか時間がなくて、作れずにいるうち
またまた再販されて…。



今回再販されたボックスアートは前回の再販のと違って、68年発売当時のイラストです。
でかいベージュの箱を自転車の荷台にくくりつけて、“ジョーナン”模型から家路を
急いだのを思い出します。とても懐かしいですね。

模型店再訪 - ひろポンの“わたしにも作れますぅ”

いまやどんな模型もお金を出せばそこそこ手に入るようになりましたが、あの頃の
買って帰る時の何とも言えない“ときめき”を、今はあまり感じることが無くなってしまいました。
歳はとりたくないなあ…。(=_=)

CHAPARRAL 2D 1/24モデラーズ

2009-11-07 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
かつてのモデラーズのプラモデルキット、シャパラル2Dです。

今から20年近く前の製品ですが、独特なプロポーションを見事に表現していて
内外に数あるシャパラルのキットの中でも最高傑作の一つだと思います。
これは66年ニュルブルクリンク1000km仕様。
たしか同時にボディーがレジン製のデイトナとセブリング仕様のキットも、それぞれ
発売されたようですがちょっと記憶が曖昧です。どなたかお持ちの方はいるでしょうか。



このキットの3年前、87年にモデラーズからは一足早くウレタン製のガレージキットが
発売になっています。
当時のモデルカーズ誌上でのみ限定発売され、同時に完成品も55000円と結構な値段で
発売されたものです。



キットはほぼストレートに組んでいますが、それでも完成後の雰囲気はこのとおり。
クリーンでシャープな2Dのコークボトル・ラインが完璧に再現されています。
デイトナ/セブリング仕様にはシュノーケルがありませんが、2Dはやはりこのタイプが一番カッコイイ。
残念ながらすでにこれは売ってしまって手元にありません。
ちょっと後悔していますが又是非作ってみたいキットです。
出来ることなら是非再販してもらいたいキットですね。

お友達のミゾロギさんのところにもアップされていますよ。
是非ご覧下さい。

sportscar graphic : 1/24 MODELERS CHAPARRAL 2D LATE TYPE







94 “Tide” THUNDERBIRD

2009-11-05 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
リッキー・ラッドがドライブした94年型Tideサンダーバード、モノグラム1/24です。

洗剤のTideのパッケージそのまんまの、派手なカラーリングに惹かれて作りました。
10数年前の製作です。
ディテール・マスターのパーツを使ってディテールアップしています。
アルミ磨き出しのエアクリーナーがとても良い感じです。
ドライバー側のセイフティーネットは紙テープを格子に編んだもの。
マスターのパーツを使うと格段に格好良くなるところが嬉しいですね。
画像では見えませんが、Aピラーの内側の補強パネルなど、あちこち手を加えています。




ボディーカラーはすべてエアブラシ塗装です。
蛍光オレンジのグラデーション塗装は結構難しく、すこしムラになってしまいましたが
そこそこ見栄えのする出来上がりで、気に入った作品のひとつです。
仕上げにクリアを吹いて磨きましたが、経年のせいか少しデカールが黄ばんでいます。
やはりT-BIRDは良い形ですね。



FORD TAURUS “CARTOON NETWORK”

2009-11-04 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
今日のモデルはNASCARのフォード・トーラス。

レベル・モノグラム1/24キット、98年のウィンストンカップカー
Lake Speedのマシンです。
チームスポンサーはTVのカートゥーン・ネットワーク。
ハンナ&バーベラ・プロダクションのいろいろなキャラクターが全面に描かれて
(貼られて)います。
これには珍犬ハックルやワニのWallyなどが描かれていますね。



ド派手なスポンサーカラーが楽しいNASCARマシンは、どれも模型映えがして
作るのが楽しい。
ほとんど大判のデカールで仕上げるので簡単。
中身はフォードもシボレーもエンジン以外はみんな同じようなものです。
もちろんディテールマスターなどのディテールアップパーツを使って
ギンギンに作り込むのも良いし、反対にカラーリングの面白さに重点を置いて
いろんなチームのマシンを作って並べるのも良し。



これは後者のほうで、スカートにピンを埋め込みグリルの一部を作った程度で
あとはほとんど素組みです。
アメプラは国産キットと比べると、かなりアバウトでそれなりに工夫しないと
いけない部分もありますが、そこは模型作りの面白さ。
出来上がった雰囲気と作る味わいはやはり独特なものがあるので
NASCARのキットは楽しいですよ。



エスド シャパラル2E

2009-11-01 | その他のクルマ模型 : Other Car Models
ESDOの1/43シャパラル2E、レジンキットの完成品です。

20年以上前に作ったもので、ほとんど素組みなので出来はそれなり。
クリアを吹いただけで研ぎ出しなどしていません。
エスドはフランスのメーカーであまり有名ではありませんが、製品の
ラインナップになぜかシャパラルが沢山そろっています。


内容はテナリブなどと同様、いたってシンプルなレジンキットなのですが
プロポーションのとらえ方も良く、モールドもいいしお値段もリーズナブル。
この2Eも少し細長い感じはしますが、なかなか雰囲気を良く掴んでいます。
難しい技術もさほど要求しないので43入門キットとしても良いのではないでしょうか。

エアファンネルにハトメを流用した他は、ほぼストレートに組んでいますが
手を加えようと思えばいくらでも出来そうです。
たまにはこういったお手軽に楽しめるキットもいいものです。