今日は午後からミゾロギさんと待ち合わせて、小江戸、川越にあるギャラリーで
熊田憲明氏のクラシックカーモデルの個展を見てきました。
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熊田憲明展「クラシック アルファロメオ・ブガッティー」
~クラッシクカーを1/6サイズの立体アートで表現しました~
川越 小江戸蔵里 ギャラリー
9/20(金)~9/29(日)11時~18時(初日13時より、最終日17時まで)
コンセプト|小江戸蔵里 KOEDO KURARI
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地元の学校で長年美術教師をされる一方、趣味で作り続けた粘土のクラシックカー。
1930年代のベンツやブガッティー、アルファロメオなど、最近の作品のいくつかが
元酒造会社の蔵を改装したシックなギャラリーに展示されています。
スケールはビッグな1/6、どれも圧倒的な重量感と存在感です。
強度を持たせるため骨組みは木材で組み、その上に粘土を盛っていきます。
こまかいパーツまですべてセラミック粘土で作られていて、プラモのように
出来たパーツをひとつひとつ木工ボンドで接着していきます。
仕上げはアクリル絵の具で筆塗りの塗装がされています。
それぞれ自らのコレクション用と販売用と複数!平行して製作されるとのこと。
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迫力満点のSSK、そして実車オーナーからの依頼で作ったロールスのレイス。
下地の地塗りと仕上げ塗装はリキテックス。
油絵を描いていらっしゃるので、立体の油絵といってもいい雰囲気。
重ねていく筆のタッチが重厚で渋い表情を作り出して素晴らしい。
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540SKのこの色味がなんとも言えません。
内装もご覧のように隅々まで粘土で作られています。
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ブガッティーType51。
海外での展示に送ったところ輸送中バラバラに破損して飾れず、その後リペアしたものとか!
予想するより修復は簡単とおっしゃっていましたが、そんなことが出来るのか驚きです。
薄いホイールスポークもすべて粘土です。
グリルの穴は開口後ひとつひとつ6角形にヤスリで成形!!
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素晴らしい最新作のアルファ8C2300モンツァ。
制作途中の様子の展示ですがこんな感じでパーツが外れます。
リーフスプリングも1枚1枚重ねています。
タイヤのパターンは彫刻刀で彫っているそうな!
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こちらは製作前に起こす原寸大の図面です。
デフォルメは基本的にせず図面通りに組み立て、イメージと異なる部分は
その都度目で確認しながら修正していくとか。
精密感あふれる美しいモデルカーもすばらしいけれど
この作品を見てそれとは全く違う世界観に眼福でした。
1台の販売価格は15万円からとのことでしたが、製作にかかるだろう時間を思うと
非常にリーズナブル。
画像では伝わりにくいけれど、これは是非実物をご覧になっていただきたいと思います。
29日まで開催。小江戸観光を兼ねていかがでしょう。
また熊田氏のホームページでは過去作品をご覧になれます。
http://www3.ocn.ne.jp/~kumada/
熊田憲明氏のクラシックカーモデルの個展を見てきました。
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熊田憲明展「クラシック アルファロメオ・ブガッティー」
~クラッシクカーを1/6サイズの立体アートで表現しました~
川越 小江戸蔵里 ギャラリー
9/20(金)~9/29(日)11時~18時(初日13時より、最終日17時まで)
コンセプト|小江戸蔵里 KOEDO KURARI
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地元の学校で長年美術教師をされる一方、趣味で作り続けた粘土のクラシックカー。
1930年代のベンツやブガッティー、アルファロメオなど、最近の作品のいくつかが
元酒造会社の蔵を改装したシックなギャラリーに展示されています。
スケールはビッグな1/6、どれも圧倒的な重量感と存在感です。
強度を持たせるため骨組みは木材で組み、その上に粘土を盛っていきます。
こまかいパーツまですべてセラミック粘土で作られていて、プラモのように
出来たパーツをひとつひとつ木工ボンドで接着していきます。
仕上げはアクリル絵の具で筆塗りの塗装がされています。
それぞれ自らのコレクション用と販売用と複数!平行して製作されるとのこと。
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迫力満点のSSK、そして実車オーナーからの依頼で作ったロールスのレイス。
下地の地塗りと仕上げ塗装はリキテックス。
油絵を描いていらっしゃるので、立体の油絵といってもいい雰囲気。
重ねていく筆のタッチが重厚で渋い表情を作り出して素晴らしい。
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540SKのこの色味がなんとも言えません。
内装もご覧のように隅々まで粘土で作られています。
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ブガッティーType51。
海外での展示に送ったところ輸送中バラバラに破損して飾れず、その後リペアしたものとか!
予想するより修復は簡単とおっしゃっていましたが、そんなことが出来るのか驚きです。
薄いホイールスポークもすべて粘土です。
グリルの穴は開口後ひとつひとつ6角形にヤスリで成形!!
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素晴らしい最新作のアルファ8C2300モンツァ。
制作途中の様子の展示ですがこんな感じでパーツが外れます。
リーフスプリングも1枚1枚重ねています。
タイヤのパターンは彫刻刀で彫っているそうな!
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こちらは製作前に起こす原寸大の図面です。
デフォルメは基本的にせず図面通りに組み立て、イメージと異なる部分は
その都度目で確認しながら修正していくとか。
精密感あふれる美しいモデルカーもすばらしいけれど
この作品を見てそれとは全く違う世界観に眼福でした。
1台の販売価格は15万円からとのことでしたが、製作にかかるだろう時間を思うと
非常にリーズナブル。
画像では伝わりにくいけれど、これは是非実物をご覧になっていただきたいと思います。
29日まで開催。小江戸観光を兼ねていかがでしょう。
また熊田氏のホームページでは過去作品をご覧になれます。
http://www3.ocn.ne.jp/~kumada/