ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

Grand Prix 1961-1965: The 1.5 Litre Days in F1

2021-05-31 | Motorsport



先日アップしたBarry Roweの画集に続き入手した本がこれ。

Grand Prix 1961-1965: The 1.5 Litre Days in F1です。

• 出版社 : McKlein Pub (2020/9/15)
• ISBN-10 : 3947156278

61年から65年までの1.5リッター時代のF1の本です。
3.5kgとずっしり重い、人も殺せそうな(笑)大判の洋書、ハードカバー全360ページ

各年ごとのグランプリの詳細なレポートと、 私もあまり見たことの無い貴重な写真も沢山。
巻末にはドライバーの他に各エンジン、シャシーなどの紹介と、ドイツ語と英語の両方の記述で実に濃密な内容となっております。
葉巻F1世代にはまさに血湧き肉躍る!!(笑)たまらない内容です。
こうゆう本が出るあたり、やはりモーターレーシングに対する理解と知識の深さが日本とは違う気がします。
勿論こうゆう本を買う層が厚い事もありますが、これでこの値段ははっきり言ってボーナス価格だと思います。

ヒストリック・モータースポーツマニアには絶対お勧めです。












イマイ ロータス49 : 1/12  IMAI  LOTUS 49  : 12

2021-05-24 |  Lotus 49 1/12 IMAI




今年も届いた自動車税納税通知書。
毎年見る度に腹立たしさと空しさを感じるばかりです。

欲しい車は無いし(あっても高いし)MTは無いしSUVとミニバンばかりだし...........。
免許返上まであと10年がいいところか。
1/1にはどんどん興味を無くし、反動が模型に来ています。

で、49です、ようやく塗装にこぎ着けました。
製作開始からもう3年目!!!
いったい何やってたのか自分でも???ですが、まあ年内には楽勝で完成させられる見通しです。

例によってホワイトのあとストライプはクレオス4番のイエローに少量のホワイトを落として塗装。
ブリティッシュグリーンはクレオス66番デイトナグリーンと色の素のシアン、ブラックを7:2:1くらいの割合で調合しています。
塗り分け部に軽くペーパーを当ててクリアをたっぷり吹いて、このあとデカール貼りへ。





キットのデカールは使えないのでタミヤから、と思いましたが、数字の大きさとロゴの感じが変なので
イラレで作り直してアルプスプリンターで印刷。
─TEAM LOTUS─の文字は貼ってみないと判らないので、アンダーコートのホワイトの上にイエローを1回と2回重ねの両方を出してみました。
あととても些細なところですが、ノーズのLOTUS Fordの文字のフォードのロゴは良く見る筆記体っぽいのではなくちょっと違うので、これも作り直しています。
まあどうでも良いっちゃあどうでもいいんですが..........(^^ゞ





このくらいになると出来上がりが想像出来てくるので、すこーしテンションが上がりますねえ。
引き続き頑張ります。



スナック山のオババ

2021-05-21 | Miscellaneous
コロナ禍なのであまり用も無いのにフラフラ出歩く訳にもいかないけれど、一応高齢者?なのでご近所の散歩やウォーキングはこまめにしています。(^^ゞ

で、時々出会うお婆さんがいるのですが、歳は80から90に近い感じでザンバラ白髪で腰も曲がっていない。
いつも両手のコンビニ袋に何やら一杯買い込んで、意味不明な言葉を大声で喋ってゆっくり歩いているんですわ.......。
姿は見えなくても、あ、その辺にいるな、と判ります。

ちょっと怖いというかキツい顔なので、すれ違うときは出来るだけ目を合わさないように(笑)しているんですが、このあいだコンビニに寄ったらレジにその婆さんがいて、店員に何か言ってるんですが何しゃべってるのか意味不明。
レジのお姉ちゃん無表情でバーコードレジスターのあのピッとやるやつを菓子袋に向けていたんだけど、きっとよく来る客なので、もうすっかり慣れっこなんだろうなと思った次第。

そのあと何日かして、たまたまいつもは通らない住宅街の中の道をポクポク歩いていて、ふと目をやったらコンクリブロック塀の向こうの小綺麗な家の履きだし窓が開いていて中が見えたのですが、そのお婆さんが椅子に腰掛けて外を見ていて目が合ってしまいました。

あ、あの婆さんここに住んでいるんだと思ったのですが、その婆さんの前のテーブルの上に山と積まれた菓子袋が目に飛び込んできたわけです。

遠目にもポテチとかのスナックらしき袋が高さ50cmくらい、数にしたらおそらく40~50袋以上はあると思うんだけど、カラフルな〝スナック山〟が出来上がっていまして、オババはもぐもぐ口を動かしながら私を凝視。
そそくさと通り過ぎたんですが、あのバアサンはあれを主食にしているんじゃなかろうか?(笑)
玄関にクルマがあったので家族はいるんだろうけど、一体あのスナック山は何なんだ?

その光景が目に焼き付いていろいろ想像してしまいましたが、こんど道ですれ違ったら声かけられそうでヤバいなあ(笑)とちょっとだけ不安です……………。



1/24 CHAPARRAL 2K :  世田谷模型車庫

2021-05-16 | その他のクルマ模型 : Other Car Models


同じ倶楽部のメンバーで昔レーサーで超絶モデラー、世田谷模型車庫のMさん。
以前こちらでも紹介した1/12のローラT70 MK2や、コジマF1に続く新作が届いたので紹介させていただきます。
一連のシャパラルの最終モデル、インディーカーのシャパラル2K!です。

1979年に登場しINDY500ではアル・アンサーのドライブで104周までトップにいながらリタイヤ。
翌1980年はジョニー・ラザフォードがドライブし彼に3度目の優勝をもたらしました。
イエローサブマリン、インディーカー最初のウィングカーでもありますね。シャパラルの中で最も成功したマシンと言えます。






スケールは1/24、例によってカウルなどプラ板によるフルスクラッチ!
タイヤのみAMTのキットから流用だそうです。
2Kの独特なプロポーションが見事に再現されています。
エンジンカバーの中もご覧の通り。







コスワースDFXのミッション上に置かれた巨大な〝かたつむり〟、インディーカーのエンジンは迫力満点で模型映えがしますね。
リヤウイングの付け根にある黒い筒はエアジャッキです。
赤黒のピンストライプなどデカールはPCで作ってレーザープリンタで出力。







テキサスのシャパラルミュージアムで展示されているのと同じようにディスプレイ台まで作ってしまったとか。

今年も静岡ホビーショーは中止になってしまいましたが、再開されたら是非〝伝説のモデルカーコンテスト同窓会〟ブースでご覧になってください。

Atmosphere And Light: The Automotive Paintings Of Barry Row

2021-05-07 | Illustration



今日は最近のお買い物からひとつご紹介。

イギリス人自動車画家の巨匠、Barry Rowe の画集
Atmosphere And Light: The Automotive Paintings Of Barry Rowです。

以前から欲しかったのですが、なかなか良い値段だったの延び延びになっていたんですが
先日ヤフオクに出ていたのを見つけ格安!で落札できました。
表紙は名勝負として余りに有名な1957年ドイツGPのファンジオとホーソン。
1500冊限定、サイン入りで青山にあった某洋書店の27000円の値札がついていましたが(笑)





本のタイトルの通り〝光と影の織りなす印象的な画風と空気感。
ビンテージカーからルマン、タルガフロリオなどのクラシックレースまでいろいろなテーマで描かれた
多くの作品がありますが、私が最初に知ったのはあのペブルビーチ・コンクール・デレガンスの
公式ポスターでした。

ペブルのポスターは昨年亡くなった巨匠William A Motta 氏など昔からいろいろな自動車画家が手がけています。
これはミネルヴァとラゴンダが描かれた1998年のポスター。





こちらは1938年のミレミリアでアルファ8C2900を駆る名ドライバー2人。
クレメンテ・ビオンデッティとカルロ・マリア・ピンタクーダ です。
こうゆうテーマはボトル1本空けられるくらい大好きです、いいですねえwwwwwwww







そして同じ38年、こちらはモナコGPのスクーデリア・フェラーリのピット。

腹が立つほど上手いのでコメントのしようがないのですが、ペブルビーチに行かれた友人のある方の話では、彼のペブルの作品のギャラは1点500万!だとか。

巨匠ならでは、ですが公式ポスターもebayなどでは2〜5万がざらなので、欲しいのは沢山あるのですが
気軽に手が出ません。
それでもチビチビ飲みながらこの画集をめくるのが、最近の寝る前のお楽しみとなっています。