ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

とりあえず試走!

2008-09-23 | ミニカーとスロットカー

コースを組み立ててみました。
経年でプラ製カーブトラックの何枚かにヒビが入っていました。
裏からプラ版とプラリペアで補修が必要です。

なにぶん40年も前のものなので、恐る恐る通電し
コントローラーを押したところ、そろそろと走り出しました!
なんとか大丈夫のようです。まずは一安心。

心配なのでとりあえず10ラップほど。
安心して走らせるまではまだ時間かかりそうです…。





コルヴェットとメルセデス

2008-09-19 | ミニカーとスロットカー
経年変化のためそれなりにやれていますが、コンディションは良好。
ちゃんとモーターも回転したので、下手なディテールアップや塗り直しはぜず
オリジナルの状態を残したまま時間をかけてレストアするつもりです。

昔の記憶ですがコルヴェットは速かった。
対してメルセデスのほうはボディーの形状のせいか
こもったような音で、明らかににコルヴェットより遅かった気がします。
コグレはスピードより実車のスケール感やリアリティーを重視したメーカーだったので
ナロー・トレッドでホイールベースが長いメルセデスは仕方ないのかも。

それにしてもスタイルはどちらも今見ても本当に良いですね。
やはり凄いメーカーだったんだと改めて思います。




コグレ24グランプリセット

2008-09-14 | ミニカーとスロットカー
とても懐かしいスロットレーシングのセットです。
少し前にビックリ格安価格!で入手したものです。

あのコグレ模型が1965年に発売しました。
発売当時の値段は8800円だったと記憶しています。

パッケージアートはコグレS600のボックスアートと同じ井関高陽画伯。
40年前の物としてはコンディションはとても良く、欠品もありません。
2台のクルマもきれいでタイヤもほとんど劣化していませんでした。
箱絵にはジャガーが描いてありますが、中身は1/24のコルベットと
ベンツ300SLが入っています。

スロットのブームが到来した小学校6年生の時、どうしても欲しくて
親父と京都の伏見桃山商店街のオモチャ屋に行ったんですが
最初の予定のHOスケールのスロットではなく、父が気に入って!こちらを
買ってくれました。
今にして思うとかなり高額な商品ですが、よく買ってくれたと思います。

3年後に鉄道のHOに心変わりした時、友人に半額で売ってしまいましたが
その後しばらくたってからはずっと後悔していました。
長年探していましたがオークションでも4~5年前に1回だけ
ジャンク物が8万!で出ていたのを見ただけです。

40年後にこうして巡り会えて、本当にラッキーでした。
きれいにクリーニングして走らせてみたいと思います。


69:John Woolfe PORSCHE 917LH(4)

2008-09-12 | PORSCHE
前回の記事からもうひと月!

ウルフどころか相変わらずカメの歩みです。
ようやくここまで完成。
ノーズスポイラーを作り直し、ショボかったヘッドライトは洋白線でリングを作りました。
あとはサイドウインド、リヤウイング、ワイパーなど小物を残すだけになりました。

いつも思うのですが作り始めたら一気に完成させないとダメですね。
モチベーションが下がってしまうと、なかなかリスタートを切れません。
判ってはいるんですがねえ…。




“Tour de France”のジオラマ

2008-09-06 | Cycle Roadrace
製作開始から1年経ちました。全然進みません…。
いつになったら完成するのやら。

ベースの骨組みの上にペーパータオルとKATOのプラスタークロスを貼って
地形を作り、モデリングペーストを盛ったところ。
この上に道路を貼り付けます。

赤い矢印は走る方向を示したものです。
右下の橋を渡ってきつい上りにかかり
ヘアピンを曲がって右上に…という感じ。

製作が遅れた(というより放っておいた)のはプライザーのフィギュアが
なかなか手にはいらなかった為です。
やっと15セット入手。これで選手45人分揃いました。
このあとそれぞれチーム別に塗り直しをしないといけません。
その前にいつの時代にするかが問題です…。

あとは中継カメラバイクだけなんですが、これまた入手が難しい。

サイクリストのフィギュアはヨーロッパではジロやツールが始まる頃になると
すぐに品切れになるので、日本にはあまり入ってこないとか。
これも海外から取り寄せてもらったんですが3~4ヶ月かかりました。

プライザーってドイツ製ですが生産はやはり中国とかなんだろう、と思っていましたが
そうではなくどこかの南の島(笑)だそうです。
値段のわりにおおらかというかアバウトな仕上がりなのは、きっとそのせいなんでしょうか。
想像ですが、島の女の人たちが世間話しながら一個一個塗っているんでしょうね。
そーゆーところで波の音聞きながら、ホケ~ッと日がな一日、模型作ってみたいですねえ。


スケーレックス

2008-09-04 | ミニカーとスロットカー
今週末はベルギーGPです。

鈴鹿と並んで残された唯一のチャレンジングなサーキットのスパ。
一部でレイアウト短縮など改修案などが出ていたようですが
一応否定されたようで安心しました。

いまやアップダウンの無いサーキットばかりになってしまったしね。
オー・ルージュがなぜドライバーに人気があるのかといえば、やっぱり
急降下~急上昇だからですよネ。
安全性はもちろん大切なんだけど、もっとアップダウンの激しいサーキットを
作ってほしい、と個人的に思います。
FIAよ、もうH・T氏はいいよ…(笑)

で、ブランズハッチです!
どうです?このイラスト。いいですねえ!
これは旧いスケーレックスのレーシングセットのパッケージアートです。
スタンド前を駆け抜けるジム・クラークのロータス25。
左はどこから見てもグラハム・ヒルのBRM P-261ですがなぜか赤いですね??
ブランズのイギリスGPということで64年かな。

はっきり言ってあまり上手い絵ではないんですが、最初見てもう中身はともかく
この雰囲気だけで買ってしまいました。
ここもいまやF1の舞台から消えて久しいですが、普通のコーナーが全くない
うねった路面とアップダウンが魅力のサーキットでした。
何度か改修されて、いまだにイギリスのサーキットの代表として、DTMや
ツーリングカーはじめ数々のレースが開催されています。
イギリスに行ったら是非サーキット巡りを楽しみましょう!



マトラ・フランスMS11

2008-09-02 | お宝もの
先日の記事にイマイのマトラについて書きましたが
ふと思い立って、押し入れの奥から昔の模型を引っ張り出してきました。

68年のマトラ・フランスMS11、モナコタイプです。
と言ってもイマイ製ではありません。タミヤの改造ものです。
イマイ製キットはいまや十数万ですからねえ…!。

これは発売当時に作ったものなので、もう40年近く経っています。
なんで後生大事にとってあるのかと言いますと、これは71年に東京晴海で
開かれた、第4回東京レーシングカーショーのモデルカーコンテストに
出品した作品だからなんです。

大阪の高校生だった当時、勉強そっちのけで作った甲斐あって(?)
なんとか佳作に選ばれました。
作品は郵送したため、最終日に引き取るため上京し、当日の会場で見た時は
サスとマフラーが折れていて、ちょっとガックリきましたが、自分としては
まさか選ばれると思っていなかったので嬉しかったなあ。

ご存じの方も多いと思いますが、この初回モデルカーコンテストに優勝したのは
あの1/12タキ・レーシングのポルシェ917を作った東京の杉崎さんです。
モデルカーズ36号にも記事がありますが、カレラ10をベースに作ったこのモデル
全国の模型少年を驚愕の渦にたたき込んだ凄い作品なんですが、会場で実際に
目にした時の驚きは今でも忘れられません。

他にもターンテーブル上で各部が可動するローラT70や、同じ高校生の作った910、フルスクラッチの
ロータス72など素晴らしい作品ばかりでした。

賞品にタミヤのシュビム・ワーゲンとキューベル・ワーゲンのキットをいただき
大好きなカレラ6はじめ、数々のマシンのコクピットに座らせてもらって
忘れられない想い出になりました。

その後、何度かの引っ越しにも捨てられることなく、途中で一度部分修理しただけで
いままで保管しています。
マフラーも折れているし、ご覧になって判ると思いますがリアタイヤは凹んで
変形しています。

でも当時乏しい資料を基に、ランナーをあぶって曲げたエキパイ、手描きで描いた
マトラのロゴやピンストライプ、紅茶の茶こし網を3個つぶしたエアファンネルなど
目一杯手をかけたこの作品、きっとこの先も捨てられないだろうなと思います(笑)