ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

またまた懲りずに?チョロQでアルバイト...........パート2

2024-03-25 | チョロQ
久々に...........とっくの昔にマイブームは去ったとは言え、まだまだ美味しいところが残っている(?)チョロQネタです。

前回の記事から3年、あの時に作っていたBMW635csi グループAもまあまあ良いお値段で売れて高級焼き肉食べに行った気がする。そろそろ肉も食いたくなってきたので(なんやそれ!)また懲りずに自作チョロQを作りました。

ハデハデ・チョロQベースのロールスロイスです。

このチョロQのカテでもすでに何回かアップしていてお馴染みですが、タダの市販車より作っていて面白いし完成後の見栄えも良い。
そんな訳でそこそこ良い値段で売れるのでまだまだ商売出来ます(笑)
なんてったって最初に作ったロールスは売った時、何と4●●●●円!!!で売れて美味しいどころじゃなかったし。
あの頃はよかったなあ...........。

その頃から自作カスタムするモデラーがどんどん参入し、F1とかも原型から作ってバンバン次々売って商売繁盛な方もいらっしゃいました。
チョロQブームが終わり私もコレクションのほとんどを処分してしまいましたが、いくつか残して置いたものがまだあります。
サムネールのような安いジャンクを落札しておいたので、先日から作り直していました。
過去に4台も作っていますがまたまた2台完成!です。




例によってマスコットエンブレムが折れて無いものばかりなので、プラとアルミ板で製作。
ライト類はクリアレンズ、塗装はパールホワイトとタミヤのダークブルー・マイカの2トーン。
以前タミヤからはナイトパープル・マイカってスプレーが発売されていて気に入っていたのですが今はありません。

シルバーのモールはアルプスプリンターの調子が悪いため、友人に出力してもらいました。
仕上げはウレタンクリアの吹きっぱなし。メッキ部はガイアノーツのミラークロームで塗装。
タイヤは劣化していたのですべてホワイトリボンタイヤに交換しました。
ただ在庫がないので1台はリボンの太さの異なるものになってしまいました。

過去に作ったものはすべて売ってしまって自分のが無いため片方はマイコレクションです。






...........

ところで...........
ミニチュアカーブランドのエブロ(エムエムピー)が自己破産したと聞いて驚きました。
以前から発売予定リストでアップされていたモデルが次々中止になっていたので、カーモデルの商売は大変だと思っていたのですが残念です。
1997年の設立から28年、一時代を作り上げたミニカーメーカーですが原材料は高騰するし、スポンサーだらけのレースカーなんてモデル化するためのライセンス料やら色々考えたら、いったいどんだけ売ったら黒字出せるんだろうと思うと相当厳しかったと思います。
まあ木谷さんはやりたいことある程度やり尽くしたのかなという気もしますが...........どうなんだろ。

この20年でミニカーの値段はもの凄く上がって、Sparkだっていまや1台10000円以上なんてザラ。
フツーの人はそんな値段でそうそう買えませんし、数年後売るにも数百円ってのも当たり前でホント泣けます。
個人的にもミニカーは吟味に吟味を重ねて、死ぬまで残しておきたいもの以外ほとんど買わなくなりました。

出来るうちにすべてやっておいて桜のように最後はパ〜ッと散るのもいいかも。
...........

開花予想が出ていてもほとんどつぼみの上野公園。
昨日の早朝から会社の宴会の場所取りさせられて、寒い中時間つぶしに〝ガンプラ〟作ってる人がTVに出ていた。
...........ったく、そんなことより仕事させてやれよと思いますねえ(笑)


春本番...........

2024-03-19 | Miscellaneous


先日の土日は5月のようなポカポカ陽気でした。
月末に向けて桜も咲き始めようやく春本番ですねえ。
まあ花粉症にお悩みの方は鬱陶しい季節という感じでしょうか。

鬱陶しいといえばなんたって野球選手ハラスメント。
いくら美味い料理でも毎日無理矢理出されたら5日で飽きる。
ましてや好きでもない料理じゃ耐えられまへん。
アンチを増やそうとしているしか思えないこの国のメディアはやっぱりおかしいと思う今日この頃...........。

ま、そんなことはどうでもいいとして...........天気が良かったので003はペーパー掛けてクリアの仕上げ吹き。
そのついでにこんなのとか………..




こんなの...........




こんなのまで弄っていたので………..あんまり進んでいない。




タイレルは急ぐものでも無いのでのんびり進めます。
ネタが無くてすいません。

その一方でコレクション整理も進めて、昔作った完成品もヤフオク処分。
残しておいてもいざというときに周りが困るだけなので、あれこれ考えて出来る時に整理しています。

移動の季節なのに引っ越し業者が見つからずに困ってるとか料金がメチャクチャ高いとか聞きますね。
持ち物多い私など軽く100万超えるだろうし、今のうちに身軽にしておかないと引っ越すのも大変。

能登の地震でもそうですが生まれたところを離れたくないのは良く判ります。
ま、出生地への執着はゼロの転勤族人生を送った私なんぞは、いつでもどこでも機会があれば飛んで行きたいくらいですが。
この先どうなるかは全く判らないけれど、健康第一じゃないと動けませんから今年もストレス溜めないように過ごしていくつもりです。



目は大切に

2024-03-05 | Illustration
目を使う仕事を何十年も続けてきたので以前から月に一回、近くの眼科クリニックで定期的に検査をしています。
そのクリニックはこの地域では評判が良いので遠方からくる患者も多く、いつも非常に混んでいるため午前中に午後からの診察予約を取りに行きます。

ご多分に漏れず加齢による白内障が入ってきて、最近少し見にくくなってきたような気もするので先生に相談したら、様子を見て日常生活や仕事に支障が出て来たら手術しましょ、と言われた。

私の友人デザイナーが2年前に手術した話をしてくれて、調子良いですよ、手術も日帰りであっという間に終わるしと言っていました。
ご存じかもしれませんが〝超音波白内障手術〟は濁った水晶体を吸引して取り除き、その中にレンズを入れるんだけど、選べるレンズも数種あります。

健康保険適用の単焦点レンズだと焦点を遠・中・近のどれかで選び、遠・中両方合う多焦点レンズだと一部が保険適用。
んでもって遠から近まで広範囲でピントが合う多焦点レンズは自由診療、つまり自己負担になるんだそうな。
これだと眼鏡が全くいらなくなる訳じゃなくて、暗いところやチッコイ字を見るとかだと眼鏡をかけたほうが良いバヤイもあるとのことですが、やはり眼鏡の煩わしさとおさらばできるのが一番の利点。

金額的な事もあるけど調べたら、デザイナーとか精密な見え方が必要な仕事の人などは多焦点レンズは見え方が合わないこともあるらしい。
友人もその点を踏まえて仕事メインで考えて単焦点レンズを選んだと言っていた。
多くの人は多焦点を選ぶらしいけど、ちなみに単焦点なら両眼で10万程とか。
私の知人は、と仁鶴とにかく今一番いいやつを!(笑)とのことで、200?くらいかけて多焦点レンズ入れましたが...........。(@_@;)

ま、模型店で離れたところから積んであるプラモの山の中に、目ざとくお宝を発見するにはいいかもしれんけど(笑)私も仕事中心なので単焦点でいいやと考えているところです。
運転するときは今まで通り眼鏡かければいいんだしね。

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ハイ!ほいでもってここからいきなり仕事の話です。

15年ほど前に3年間、市ヶ谷のほうの某医学書専門出版社の仕事で目の手術関係の書籍にイラストを描いていました。
白内障手術、緑内障手術、角膜や糖尿病関係など眼科医のための手術手技を紹介している本で、全12冊で合計で200数十点!なかなか大変でした。

私は医学に関しては素人なので、描く為の資料画像や手術動画などいろいろ提供してもらって作画したのですが、ボリュームもさることながらこれは非常に勉強になりました。
手術をどうやって進めていくのかの手順を著名なその道の先生が監修し、別の方が描いた線画のイラストと共に紹介していく内容です。

この本の第1刊で描いた内容がなんと〝超音波白内障手術〟というわけで(笑)。

興味あるかないかは別として、ごく簡単に手順をご紹介しときますね。
皆さんもいずれジジババになるので(笑)頭の片隅に入れておくといいかもですよん!

● 目薬で眼の表面に麻酔をかけ眼の周りを消毒して...........黒目(角膜)と白目(結膜)の境目あたり(右下のところ)にメスを入れて、ここからゼリーみたいな薬剤を入れて角膜ドームの空間を維持しておいて、先が曲がった切開用の針で水晶体の表面にあるラップみたいな薄い膜をペロリンチョと丸く切り取り作業用の窓を開けます。



●水晶体は〝玉ようかん〟みたいに膜で覆われた無色透明なレンズですが、これが濁って少し硬くなった核となるのでストローで簡単に吸うような訳にはいきません。
まず外側を覆う薄い膜と水晶体の間に水を注入して剥がしやすくします。
そして超音波と言っても音波を当てて粉砕するのではなく、モーターツールみたいに水晶体の濁りの中心部を少しづつ砕いては吸い込んでいきます。これにはいくつかの方法があります。



●濁りを取り除いたらその周囲に残ってる皮質を綺麗に吸い取ってレンズを入れていきます。



●2本の足が出たレンズを丸めて筒状のインジェクターに入れ、眼の中に挿入します。
水晶体の中で足が開いて中で固定されるというわけです。
下手くそが入れると斜めってしまったりするんかな?(笑)
まあそんなやつはいないだろうけど。






最後に眼の中を手術水で洗浄して終わりです。
最初にメスで開けた切り口は、縫わなくても通常は眼圧が上がるときれいに塞がるので放っておいてかまいません。
友人曰く、片目5〜6分、手術終えてちょっと安静にして、3〜40分ではい終わり、帰っていいですよとのこと。

そんなに簡単にできるなんて有難いですねえ。
仕事で目を使って息抜きの模型作りでまた目を使ってと、酷使しまくっているので気をつけなくちゃと思っています。
皆様も定期的に目の検査はしたほうがよろしいかと思います、おわり。

1/12 タミヤ TYRRELL 003 : 10(またしてもちょっとだけ)

2024-03-01 | 1/12 TYRRELL 003 :  TAMIYA
なんだか判らないけどドタバタしているうちに3月になってしまいました。

確定申告もまだしていないし、あと数日は大忙し。
仕事が忙しいのはおかげ様ではあるんだけれど、模型も弄る時間が無く、かと言って面白ネタもございません。
とりあえず何かアップしておかなくちゃということで………..。

タイレルはいまだ塗装の研ぎ出しも出来ず放置中です。
エンジンはと言うと前回のあとスタビライザーを付けました。
アップライトとの連結バーはキットのままだと注型の都合で両端の?型のフックが同じ角度です。
実際は上下が90度回転しているので、ここは切断して真鍮パイプで繋ぎスタビ側はU字に曲げたアルミ板でフックを作り直しました(赤丸)





本当は足回りは出来るだけ金属に置き換えたかったんだけど、全部それやってるとホントにきりが無い。
強度的に不安なところだけ置き換えて、それなりにメカっぽく仕上がったのでこれでOK。
エンジン周りはこれで終わり、次回からさっさとモノコックを仕上げて足回りを作らないと。






ホイールはバルブを最初MFHのパーツに置き換えましたが、なんか大きすぎて違和感があるのでTop Studioのバルブを使用しました。
(画像は左右間違っています、小さい方がTop Studip)




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そんなわけでタイレルは全然進歩なしですが、他のモノに手を付けてしまいました。

某所で妙に安く出品されていた大好きなカラーリングのイタレリのBMW320i Gr5です。
オリジナルはずっと昔に作ったEssieのキットで、5〜6年前にレベルからイエガーマイスター仕様で再販されました。
で、今回イタレリからまたまた再度発売に。
最初の40年近く前に作ったやつは大事にしていたけれど、経年で劣化が進んだためかなり前にヤフオクで処分してしまいました。

1978      BMW 320i   “FRUIT OF THE LOOM” - ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

1978 BMW 320i “FRUIT OF THE LOOM” - ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

先日のK-carの表紙にも描いた、フルーツ・オブ・ザ・ルームの美しいカラーが映える1978年のBMW320iグループ5です。エッシーの1/24キット、今から20年以上前の作品です。...

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元々のエッシーのキットは大抵ボディが歪んでいるのが普通で、私が買ったやつもルーフが横方向にたわんでいて修正が大変でした。
パッケージに描かれた〝Black Label〟仕様と、このブルーの〝Fruit of the Loom〟の2種類のカルトグラフ製デカールが入っていました。
今回のイタレリのキットはレベルのと同じ内容かと思うのですが、リヤウイングが問題です。
最初のエッシーのキットのウイングで良かったのに、レベルの再販時にウイングの支持板の形状が変わりました。
イエガーのチームの車に合わせたのかどうかは知りませんが今回もそのまま。





このキットのFruit〜仕様は78年のDRM、ニュルンベルクのレースの仕様ですが、調べたらリヤウイングは最初のエッシーのやつと同じでこのキットのカタチとは異なります。
当時レースごとにフロントのスポイラーやフェンダーなどもちょっとづつ異なっていますが、いずれにしてもこのあまりカッコ良くない無骨なリヤウイングは気に入らないので(笑)全部作り直します。

ひとまずニュルンベルクの仕様に合わせてフロントフェンダーをバッサリ切ってパテ埋めしました。
エンジンもあるにはあるんだけど、ユルユルなモールドでカムカバーの角度もおかしいし作り込む程でもない気もするので中身を作るかどうか判りません。