ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

サンダーバード:クラブロッガー:完成

2022-12-31 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models

いよいよ今年最後の一日であります。

最後の最後に駆け込みで滑り込みセーフ! クラブロッガーが完成しました、やっと。
前回の記事がお盆のど真ん中だったのであれから4ヶ月。

最後に残っていた後部ユニットの手すりをどうやって作るか考えていました。
近年ミリタリーや艦船模型のディテールアップパーツが沢山でているので、使えそうな製品が無いか探したのですが見つからず。
結局0.5mmの真鍮線を自分でハンダ付けすることにしたのはいいものの...........。
そうは簡単にいきませんでした。

手すりの支柱になる部分が全部でざっと100本以上。
これを横棒に5mm間隔でハンダ付けしていくのですが、ハンダ付けは過去にメタルキットを製作した時にしたことはあるものの、今回のように正確に極細の真鍮線を何本もくっつけるなんて芸当はしたことがありません。

ひとまずある程度正確に作るため、まず厚手のプラ板の縁に直角に5mm間隔でスジボリを彫り治具を作りました。
ここに1cmの支柱をプラ板の縁から4〜5mm出るように10本ほど並べて固定。
真鍮線の端を揃えて...........TTTTTTTTTTT...........という形になるように横棒を固定しました。

最初に真鍮線全体にハンダコートしておくとあとでくっつけやすいよ、という倶楽部の匠の助言をいただきやってみましたが...........。
まあ3〜4本ならなんとかきれいに出来ますが、治具があっても支柱が微妙にハの字とかになって難しい!!!
これ120本もやってられっかよ!!...........ということで早々に断念。

餅は餅屋に限るねと、結局こうゆうのが専門の人に任せました(笑)





ほんでもって10日後...........出来てきたのがこれです。
流石に綺麗に出来てますね。任せて良かった。
あとはあらかじめ車体に5mm間隔でピンバイスで空けた穴に合わせて固定していけばOK.

とはいえ実際に穴に当てがってみると微妙にズレるんですね、これが。
なかなか難しいのですが何とか辻褄合わせて出来ました。





前後ユニットが繋がったままだと持ち運びに不便なので、連結パイプとその上にぶら下がった白黒のケーブルは後部ユニットに固定。
アンテナをくっつけてこれで本当に完成です。

着手してほぼ1年。
なんとか完成させることが出来ました。
いずれジオラマ仕立てにするつもりですが、それはもうちょっと暖かくなってからです。
結局今年はちゃんとした完成品はこれくらいで、なんとも情けない結果となりました。
来年はもうちょっと作らないといかんなあ。

ということでこれで本年最後の投稿です。
いつもより多めに画像を貼っておきます、一年間見て頂いてありがとうございました。

皆様にとって2023年も良い年になりますように。
来年もよろしくお願いいたします。






















サンダーバード:クラブロッガー:10

2022-08-11 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models
お盆ですねえ。
今年は行動制限が出ていないので、去年に比べたらもうそこら中大混雑大渋滞。

先日ひと足早く郷里に帰ったので盆休みは出かけずに済むのでひと安心です。
高速の渋滞も関係なし、お休みの間中のんびりやりたいことが出来るので大助かりです。

で、前回の続きです。




クラブロッガーのローラー3本こんな感じになりました。
プロップモデルに比べたらオーバースケールですが、これでもキットのパーツよりは大分小さいんです。
ホントはもう一回り小さくしても良かった気がしますが1/350というスケール的にはこのくらいで良い気がします。

食中毒で倒れた(笑)乗務員を操縦室に運ぶクレーンも作り直しました。
2mm角棒と真鍮パイプを組みあわせ、最初トラス構造を金属線で作ったのですが、小さいのでどうもシックリこなかったのでボツ。
結局難しいことは止めてデカールで表現することにしました。






ノーズ先端にチェーンソーを接着。
ちなみに裏側はこんな感じになっています。

前部ユニットはこれで本当に全部完成、どんな角度で決めるか未定のマニピュレーターは一番最後にします。
あとは後部ユニットの手すりを残すだけになりました。




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ところで先日積んであるキットをいくつか開いていてちょっとビックリ…。
2015 年の暮れの投稿でMFHの67年フェラーリ312をそろそろ、と書いたのですがそのまましまい込んではや7年。

あの時に一度開封して中身を見て以来だったのですが、そのときにホワイトメタル製のボディカウルをビニール袋に入れてキャップロールで巻いていたのですが、巻き方が少しきつかったのか開けてみたらカウルの端が絞られたように歪んでいました。
このキット、カウルの内張りとモノコックもメタルで、シャーシーにカウルを被せるように組むのですが、カウルが歪んでいてモノコックにはめられません。
ホワイトメタルは柔らかいので経年で変形してしまったようです。

モノコックをはめるために一体成型のカウルを無理やり広げようとするも硬くて無理。
下手すると亀裂が入りそうなのでどうしたものかと考え、少しづつ間にものを挟んで広げていくことにしました。
画像はガラス瓶のコルク栓を挟んでほぼ元通りになりつつあるところです。

この挟んである部分が平行になっていないとシャシーを組めません。

ずっしり重いメタルパーツが結構無造作に塩ビの箱に入っているヒロのキット。
1/12ともなると作らずに置いておくあいだに変形するのは充分考えられます。
そうでなくても高価なビッグスケール、積んでいる方は年に一度は開けて中身を確認しておいたほうが良さそうです。









サンダーバード:クラブロッガー:9

2022-07-30 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models
感染者がどこまで増えるのか不安な毎日ですが、昨日はかかりつけのクリニックで4回目のワクチン接種を済ませてきました。
ファイザー、ファーザー、モデルナときて今回はまたファイザー。
過去3回とも打った翌日に1日熱とだるさでゴロゴロしていたのですが、今回も全く同じで今日は1日カロナール飲んで寝たり起きたりで何もせず。

別に仕事しても模型作っても良いんだけど、な〜〜んもしたくないので久々にグータラな1日でした。
そんなわけで今日はこの10日間ぐらいの振り返りで埋めておきます。

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10年以上使っていたサブのiMacがまたトラブル。
いきなりディスプレイがおかしくなったと思ったら、あっという間に昇天。
再起動するもすぐにフリーズしてしまいます。
またもやグラフィックボードが駄目になったみたい。
この2010 midモデルはグラフィックボードに不具合があって、当時appleの交換プログラムが出たものですが知らなかったので買って4年後にボードが故障し、なんだかんだで交換に40000くらいかかったもの。

今回も全く同じっぽいけど、もうめんどくさいので処分しようとバラしてHDDだけ取り出しました。
あとは元通りにして、無料回収してくれるちゃんとした業者がネットで探して見つかったので宅急便で送っておわり。

原稿料が入ったらMac bookかminiでも買おうかな。



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で、クラブロッガーはというと。

後部ユニットはキャタピラを付けました。
4個の寸胴鍋には配管を0.8mm洋白線で。





操縦席のシャッターは0.1mmアルミ板を貼り、格子ガードは洋白線で。
サーチライトの反射板もアルミ板と洋白線でクリアレジンで固めています。
後で気がついたらエポキシで止めた洋白線が、流したレジンで動いてしまったのか斜めになってました。
直しようがないのでもうこのままです。いい加減だなあ(笑)





手すりは7mm間隔の支柱が並んで知るのですが、ここをハンダ付けして作ろうと思ったのですが
どうやって作るのがいいのかわからないところがあって、伝説クラブのメンバーに教えてもらいました。
ここは後日うまく出来たら書きますが、失敗したらスルーします(笑)

その前に伐採した木材を取り込む前部の3本ローラーを先に作らねば。




こちらがキットのパーツです。
一体造形なのでトゲトゲがめちゃ太いです。これは使えませんねえ。

何が良いかなと考えて思いついたのがこのプッシュピン。
実際のプロップモデルなどは1本のローラーに6列以上のトゲが並んでいるのですが、キットのパーツは8本のトゲが3列。
スケール的にこれ以上埋め込むのは難しいのでこの程度でOKかなということで、8✕3✕3本 計72本のプッシュピンの針を埋め込むことにしました。

4mmのウエーブのプラパイプに穴を開け、長過ぎる針にプラ角棒を当てて先をペンチでブチッと切断。
瞬接で1本づつ埋め込んでこんな感じになりました。これでオッケー。


サンダーバード:クラブロッガー:8

2022-07-18 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models


…続けて投稿しちゃいます。

仕事も一段落ついたので連休はしっかり模型作りに当てて、塗装を終えたクラブロッガーも組み立てに入りました。

密度的にはふつーの1/24カーモデル、あるいは1/35のタンクの1/5くらいの密度にもかかわらず、なんでこんなに時間かかっているんだろう。
ガレージキット故あちこち自作したけれど、それほど大した工作をしているわけでもないのですが。

それでも各部を金属線を埋め込んで強度をもたせながら、エポキシでくっつけてだんだんカタチになっていくのを見ると、精密モデルではなくても楽しいものです。
海外のメーカーは精密度、正確さより全体の雰囲気の見せ方が上手い気がします。

画像ではわかりにくいですが塗装のイエローが単純すぎてつまらないので、あちこちマスクして微妙な色違いでパネルっぽい表現をしてみました。
出来ればスジボリでパネルの表現とかしてみたかったのですが、全長が30cm程度と大きくないしそこまでするほどのキットでもないかと諦めました。
こうゆうのもやりすぎると汚くなるので微妙な表現というところです。

このあと連結部と後部ユニットにある手すりや乗員用クレーンを作ります。









話変わって先日届いた京都の茶団子と水無月の詰め合わせ。
毎年この時期に注文する子供の頃から馴染みの京都宇治のお店の通販です。

いままで気にしたことがなかったのですが…団子って結構カロリー高いって知ってました?
普通のみたらし団子などもそうですが、これも1本200キロカロリー。
和菓子って決してカロリー低いわけじゃないので、2本も食ったら夕ご飯食べちゃ駄目っすよ。
昨年まで2本団子食べて水無月1個食べていたけど合計600キロカロリー越え!

食い過ぎはヤバいということで今年は昨年までより‘’小さい詰合せ‘’にしました(笑)
あまり意味無いって? 確かに…。



サンダーバード:クラブロッガー:7

2022-06-17 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models


まずいマズイ、もう一ヶ月もサボってしもーた!

クラブロッガーは夏までに完成させなくちゃ、と思いながらあれもこれもと手を出して
すっかり更新忘れておりました。

ということでまずはロッガーから。
前回の続きです。
いささか貧弱な四角いヘッドライトにプラ板を貼り付けて大きめに修正しています。

前後ユニットを連結しているパイプは妙な蛇腹になってるのでWAVEのタンクPARTSから
適当な太さのものを使って作り直しました。







ほぼ出来たところでイエローを吹くPARTSすべてにサフを吹きました。
今回はガイアノーツのサフェーサーEVOのレモンイエローを使用。
隠蔽力が強いのでここの製品は気に入っています。





ほかの部分は着色にすすめる部分はすべて塗装。
動画を見ながら転輪、キャタピラ、駆動輪などはクレオスのスーパーアイアン2で。
エナメルのブラックを流し入れてディテールを目立たせ、イエロー系やグレーで軽くウェザリング。
もちろん最後に完成してから若干の汚し塗装をしますが、今の段階である程度トーンを付けておいたほうが後々楽ですし。

原子炉?などのドーム関係、マニピュレーターはクレオスのスーパーファインシルバーやガイアのスターブライト・ジュラルミンで塗装。
‘’カニ爪’’などもマットブラックやブラウン系でそれっぽくしてみました。
今週末は本体にイエローを吹いて、デカール貼りへと進めそうです。







※イエローの塗装を終えました。
クレオスのイエローと黄橙を適当に混ぜて吹きましたが、ちょっと鮮やかすぎる気もします。
最終的にウェザリングで抑えることにします。



サンダーバード:クラブロッガー:6

2022-05-22 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models
静岡で凄いものをたくさん見てくるとなぜかやる気が起きてきます。
クラブロッガーも頑張ってここまできました。

前回の続きの後部ユニットの足回りから。

キャタピラは細長く切ったプラ板の上に、これまた小さく切ったやつを根気よく並べて貼っていきます。
フェンダーの内側が狭くて入りきらないのでモーターツールで粉まみれになって削りました。
ホイールの上にあるなんだかわからん部分はプラ材と金属棒などで適当に。
で、こんな感じになりました。









次は前部ユニットで残してあった左右のカニ爪を動かすマニピュレーター・アームとチェーンソー。
まずはチェーンソーです。

レジンのパーツには一応小さな刃があるのですが、1/350というスケールを考えるとこの歯の大きさは30~35cmくらいか。
まあいいんだけど大きさが揃っていないし、何か別のエッチングパーツなどから流用できないか考えたのですが見つからず。
あまり目立つのもオモチャっぽいしK氏の作例でもここはほとんど刃が目立たないので、パーツを薄く削って両面から0.1mmのプラ板で挟みました。





左右フェンダー上のマニピュレーターの動力部。
いささか小さすぎて迫力に欠けるのでここも作り直します。
waveのプラパイプやアルミパイプなどを色々組み合わせて適当にでっち上げ。
一番太い部分はサインペンの軸です。





アームの関節にあるラバーのジョイントはプラ棒の上から1.6mmの糸ハンダを巻き付けて、シアノンで隙間を埋めました。
このあとサフを吹いてからもう一度成型します。
先っちょのカニ爪もキットのパーツが薄いので0.5 mmのプラ板を当てて成型しました。
もうちょっと厚くて良かったかもしれません。

ざっと仮止めして感じを見ます。
アームが付くとグッと格好よくなりますね。こんなもんかな。
あと残すのは操縦席の左右に出っぱった四角いライトだけ。

最終的にジオラマっぽくしたいので木材を送り込むような形にしてみました。
このお口の中にある3つの回転刃は最後に付けるのですが、80本ほどあるトゲトゲの刃をどうやって作るか考え中です。






サンダーバード:クラブロッガー:5

2022-04-23 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models



ひと月近くも投稿を放置しているうちに桜も散って、今週末はもうGWですねえ。

以前は平日でも寝る前の1時間は製作製作に励んでしましたが、最近はすっかり気力もない。
思いついたときに弄るだけなのでクラブロッガーもリーザもあんまり進んでいませんが、とりあえずロッガーはというと…。

後部ユニットは足回り以外は切ったり貼ったり埋めたりを繰り返してほぼ出来上がりました。
細かい部分を直しながらの作業なのですが、よくわからない部分はキットのままです。

胴体後部から追従する運搬車に出来上がったパルプロールを転がして乗せるためのスロープは
プラ板と真鍮線で折りたたんだ状態でこんな感じになりました。







問題の一体成型の足回りをどうしようかと悩んだ末に思いついたのがチョロQのホイール。
ジャンクで沢山とってあるチョロQのエンジンとホイールからいくつか選んで来ました。
よくあるメッキの5本スポークのホイールは転輪に使えそう。
ちょっと径が大きいのと、実際のホイールは6本スポークですが、まあいいか。





ハイターでメッキを落としてから車軸を真ん中でぶった切ってモーターツールに咥えて回し、タイヤをはめるための突起を削り落としてツルツルにしました。
起動輪と誘導輪はプラパイプで作るので、転輪20個にざっとサフを吹いたところでよく見ると手前の4個はリムが深い。
その向こうのやつはリムとスポークがツライチです。
あれれ、こんなとこ気が付かなかったなあ。





同じような5本スポークでも微妙にちがうんだとはじめて知りました。
ここは揃えないといけないので足りない分は追加で製作します。

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さてGWが終わったら3年ぶりの静岡ホビーショー。
今年は一般公開日は来場予約が必要ですし、モデラーズクラブ合同作品展も今までと展示テーブルが変わってしまいました。
どんな感じになるのか判りませんが、今年は我がクラブもクルマだけじゃなくて以前の展示で‘’一部に受けたバービー’’が登場するらしいので、ゆるいオッサン達の3年ぶりの展示が楽しみです。

私もひとつ買ってネタを考えたのですが何も思いつかないのでやめました。
来月みなさんもぜひ足を運んで見てください。





サンダーバード:クラブロッガー:4

2022-03-09 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models

物事には知らなきゃ良かった、見なきゃ良かったという事がよくありますね。

模型工作においても後から判ったけどもう作っちゃったし……….今更どうにも出来ないし………..という場合。
見なかったことにしてスルーするかまたいつかリベンジしてやろう、と思うか大抵どちらかな訳です。

先日ブッ〇オフに行った時、相変わらず模型の売り場は商品減るばかりなのに値段の付け方はなんでこんなに強気なの?(笑)とか思いながら古雑誌コーナーでふと目に留まったのがこの本。

キャラクターエイジ〝ぼくらのITCメカ〟
何かだいぶ前にアマゾンで見たような気もするけれど、そういや買ってなかったなあというか、表紙にクラブロッガーの画像が!





おいおいオイ!気がつかなかったよと思いながらペラペラめくったら、しっかりあのK氏のフルスクラッチ作品が載ってるじゃありまへんか。
おまけに見たかった後方から、真上からの画像まで。
ネットには実際に使われたプロップモデルはもちろん、この作品のそんな画像は全然見つからなかった。
やったー!と思ったけどもう前部ユニットは作っちゃったし………..。
後部ユニットを照らし合わせて見ると、やはりあちこち違うところだらけ。

キットのまま手をあまりかけずにスルッと作るかなと考えていましたが、まずいもの見ちゃったなあ、と思いながらも出来るところはこれ参照にして作りたい。
そんな訳で余計に静岡が遠くなりそうですがなんとかやってみます。





まずは4つ並んだ寸胴鍋みたいな、なんだこれ?。
よく判らんけどこの基部が変なところでパーツ分割されている。
この部分はフラットな床なのでポリパテ流して埋めました。
このあとプラ板貼って全面平にします。





その後ろのなぜか斜めにカットされている丸いドーム。
本の作例はちゃんと丸くなってるので、ここ作らなきゃいけないのか?と念のため動画を見てみたら………..。
最後に崖から転落するシーンに一瞬映っていましたが、確かに斜めに切れているのが判明。
ここはキットが正解でした、ひと安心。





一番問題なのがルーバーの切ってある前の部分。
パーツがいささか小さ過ぎて貧弱でイメージとかけ離れているので、全部作り直します。
イラレで簡単に図面描いてプラ板で組んでいきました。
ルーバーの部分が一番メンドイ。
途中画像ですがこんな感じで現在進行中です。



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あ、すっかり忘れていましたモナ・リーザのほうはというと………..。

可変翼の基部を作ったところで、ふと着艦姿勢なんだからフラップとスラットが出てなきゃおかしいやろ、と気がついた。(遅い)
せっかくスジボリしたのに切り離しF14のフラップの画像を検索。
これどうやって作るかなあ? 特にスライドしてる前縁スラット。
あれこれ考えているうち放置です………..。

これはクラブロッガーが終わってから始めます。



サンダーバード:クラブロッガー:3

2022-02-05 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models




昨日モデルクラブメンバー間のメール連絡がきて、今年の第60回静岡ホビーショーは一応開催される予定だとのこと。
5月には感染状況が落ち着いていることを前提に準備を進めていくそうで、ひとまず良かったよかった。

それに合わせてモデラーズクラブの合同展も開かれるけれど、展示の仕方を従来とは変えて主催者指定の展示サイズとなることなど少し厳しい条件になりました。

今まで私の参加してる〝伝説の〜〜〟のテーブルは島式の大きなものでしたが、今年はそれが取りやめになってすべて横並びテーブルになるようです。
あと3ヶ月、なんとか無事に開催の運びとなってくれるといいですね。

とはいえ私はこの2年はろくに作っていないので出せる物が2つ3つしかないという有様。
まあ他のメンバーがたくさん持ってきてくれると思うので安心していますが(笑)クラブロッガーくらいは間に合わせたいところ。

そのクラブロッガー、やっとこさ前部車両の胴体は後付けのパーツを残して下地が出来上がりました。
動画を見ながらチマチマした作業を進めましたが、後ろのパネルもなんか違うし左右に付くボックスもパーツが無かった。
大したものではないので1.5mmのプラ板で製作。
上に載ってる大きなドーム状のこれは原子力エンジンでしょうか?
何だか判りませんがここもあちこちモールドを削り落としてパテやプラ板で作り直し。
で、こんな雰囲気でOKとしました。







後部パネルの丸い穴には連結パイプ?が刺さります。
ここの上には歩み板、いわゆるランボードがあって渡って行き来出来るようになっているので、最後に手すりを付けます。





引き続き連結される後部車両の製作に入ります。
車輪と一体型のキャタピラをはめてみましたが、見ての通りキャタピラの幅が狭くあまりに貧弱です。
車体下部のパーツも無かったので、プラ板を適当に組んでこんな感じに。





ということで今回もイマイチ薄い内容なので、別ネタで埋め合わせますね(笑)
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昨年シャパラル2Kを紹介した世田谷模型車庫、Mさんの今年最初の作品を紹介いたします。

いすゞのベレットR6クーペ。
1969年の日本グランプリ出場車です!

ベースはちょいと古いZACOモデルの1/24レジンキットです。
ZACOは私も以前何だったか忘れたけどネットで買ったんですが、あまりに大変そうな内容だったのでヤフオクで処分した覚えがあります。

このR6、ニッサンR382やポルシェ917、5Lのトヨタ7などの主役に負けない注目されたマシンでした。
抑揚のキツいボディーラインは同時に出場したR7スパイダーのいささか無骨で直線的なラインと異なって、流麗でブルーのボディもいかにも模型映えする感じで私も好きな1台です。









キットのノーズを薄くし、リヤのブラインドが抜けていないので全部プラ板で作り直し。
ボディサイドもタイヤハウス周りを中心に高くしているそうです。
ウインドウも作り直して出来上がりはご覧の通りの素晴らしい仕上がり。
ちなみにこの29番は浅岡重輝、大森祥吾選手のペアで34周でリタイヤ、もう1台の28号車は完走しています。

こうゆうのを見るとやはりレーシングカーを作りたくなりますね。
リーザかロッガーが完成したら次のクルマに手を付けようかな。






サンダーバード:クラブロッガー:2

2022-01-15 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models

まずは前部ユニットから見ていきましょう。
これが司令室というか操縦席です。
見ての通り非常にユルい(笑)造形で、何がなんだか良く判りません。
上の方の10本あるバーは窓の格子でして、動画にもありますが樹木がぶつかるのを防ぐため窓にはシャッターが降りてきます。
ここは言わば顔でもあるのですべて作り直しましょう。







本体左右のフェンダーですが、どっしりした感じにさせたいので幅を少し広げることに。
1.2mmプラ板を挟んで真鍮線を埋めてガッチリと固定しました。
上面のモールドも形状が違うので作り直します。





裏側です。
タイヤ/ホイールの車軸は爪楊枝が5本入っていました(笑)
あまりに頼りないので真鍮線に置き換えました。
車軸の通る穴を開けましたが、かなり適当というか左右の位置がずれていまして微妙に並行ではありません。
まあ走らせるわけではないし車輪は固定するのであまり気にしないことに。

仮組みすると5つ並んだタイヤとフェンダーとのクリアランスが無いので、少し広げるために車軸の位置は1mmほど下げています。
そのためキットの厚目の底板を付けると少し浮いてしまうので、すべてプラ板に置き換えます。

前部にあるモールドはこの丸の位置にチェーンソーが付きます。
ここもプラで作り直しですね。
動画で最後に転落するシーンがありますが、あれを見ると判ります。







切った木材を飲み込む大きな口です。
奥にツメが生えた大きなローラーが3つ付きます。
ノーズ先端の形状がなぜかちょん切れているのでエポパテで修正。
意味不明な四角いモールドも削り落としました。





これは司令室左右のルーバーがあるパーツ。かなり大きすぎるのでプラで作り直し。

文章だと簡単ですがここまで結構大変でした。
レジンは削った粉が舞い散るので吸い込むとヤバいです。
作業台の横に掃除機を置いてときどき吸い込みながらの作業です。

で、ひとまずこんな感じです。
窓の格子はあとから洋白線を埋める為に穴開けしておきました。
司令室の幅は15mm程度なので老眼にはきつい(笑)
まあ元の造形より大分ましになった気がしますね。





CRABLOGGER : Thunderbird

2022-01-05 | CRABLOGGER 1 : Stargazer Models
前回もったいぶってモザイク画像で見せましたが、リーザと並行して作り始めたのがこのイギリスのガレージキット。
40話ほどあるサンダーバードのミッションの34話に登場した原子力エンジンの巨大森林伐採機、クラブロッガーです。

TBのストーリーの中で第1話のファイアーフラッシュ号やその次の4脚歩行の戦車〝サイドワインダー〟(日本ではゴングという名で紹介)などと並んで有名なゲストメカです。
世代的にご存じない方のために簡単に書いておくと、半自動操縦で自走しながら森林伐採して、前部ユニットの口から放り込んだ木材を粉砕し、連結した後部ユニットに送ってパルプにするマシン。
後部からするする追走する運搬車にスロープを延ばし、ロールになったパルプがコロコロ転がって積まれていくという面白いシステム。

乗員が食中毒で倒れてしまいコントロール不能に陥ったこいつが暴走を始め、進路を逸れて町を破壊しダムに向かっていく、というストーリーでした。
66年放送時アイデアとしてもなかなか面白いものでTVでこれを見て感動(笑)したものです。
55年経ってTB関係のモデルは世界で数え切れないほど出ましたが、これの模型ってほとんど見た記憶がありません。

TVの動画は以下から見られます。

28 Thunderbirds Path Of Destruction



で、数年前に開催されたサンダーバード展にトーピドー・モデルスのK氏がフルスクラッチで作られた凄い完成品が展示されました。
現物を見られた方も多いと思いますが、同じ物かどうかは?ですが2011年の静岡に展示されていたのを見た記憶があります。
また2004年に大日本絵画から発売された〝イッツ・サンダーバード・センチュリーモデリングマニュアル 〟という本にもK氏の完成品が載っていました。
良く見るとそれと展示された物は細部が異なっているのですが、手を加えたのか別にもう一つ作られたのかは判りません。

いずれにしても魅力的なメカなのでアオシマあたりが電動走行でカニ腕が動く!キットでも出してくれないかな?とずっと思っていたのですが、一向に出そうな雰囲気も無い(笑)のでほとんど諦めていました。
たまたま1年前になにかを画像検索していて偶然見つけたのが今回のキットでして、見つけた時はうれしかったなあ。

ちなみに上で書いた〝ゴング〟はコナミのアルテメットコレクションで磁力牽引車とセットの限定版ジオラマセットにありましたね。
またイギリスのロバートハロップ社からはポリストーン製のジオラマスタチューが発売されています。





届いて確認したところ小さなパーツがいくつか不足していました。
まあしょーがねーなあ、と思いましたが簡単にプラで作れそうなものなので特に問題なし。
レジンも結構シャープなところもあればダルダルのところもあるし、そのままではダメなので作り直すところも多々あります。

製品の後部ユニットの裏側には〝Stargazer MODELS〟の文字が彫られています。
検索したところSFメカ関係のキットを出してるメーカーらしいのですが、詳しいことは不明。2018年に作られたキットのようです。
で、お値段は17000ほどなのでガレージキットとしては高くもないので即購入。







完成すると全長30cmくらいでしょうか、一応スケールは1/350とあります。
簡単なカラーの完成画像とパーツ画像があるだけ。
あとは自分で調べて作ってね、ということですね。

12月に入って作り始めましたが一筋縄ではいかない気合いの入り方で、逆に製作者の熱意が感じられて面白い。
次回から少しづつアップしていきます。