3年ぶりに妻の郷里に帰ってきました。
羽田から山口宇部まで90分、速いけれどやっぱり遠い…。
気軽にクルマで行くくらい近ければといつも思うのですが…。
福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と並び日本三天神のひとつ、防府(ほうふ)天満宮。
地元の観光名所でもあり年間を通して多くの参拝客が訪れますが、私も帰ったときは
チャリに乗って必ずお参りに行きます。
鳥居の下で子供が遊んでいる風景はいかにも門前町といった雰囲気。
私は山国で生まれたので、瀬戸内に面した街の明るくゆったりとした風景が
とっても気持ち良い。
初めて来た時から20年経ち風景もだいぶ変わりましたが、街中には昭和レトロというか
旧い民家がとても多く残っています。
旧い街並みがあるということは、旧い模型店もあるかも…。
ということで下調べをして以前は模型店巡りもしました。
お隣の山口市から東は岩国まで行ったかな。
何しに帰っているんだか…(笑)
あまりお宝!といえるものは見つかりませんでしたが、数年前に山の麓の住宅街に見つけた模型店は
いきなり60's光線を放射しまくった凄いレトロ店で、思わず感動してしまいました。
いくつかキットを買って持ち帰りましたが、2年後に行った時は改築されていてガッカリ。
かろうじて残っている地方のこうゆう模型店が、いつまで生き残ってくれるのかと思うと
今のうちに行ける所は行っておきたいですけどねえ。
またここ防府は放浪の俳人、種田山頭火の生地です。
山頭火と聞いてラーメン店しか思い浮かばないようではダメです(笑)
市内各所には80以上の山頭火の句碑があり、駅前広場には“ふるさとの水をのみ水をあび”の
句が刻まれた山頭火像が建っています。
隣の新山口(旧小郡)駅前にも別の山頭火像がありますよ。
いろいろ用事があって、遊びに行く予定の宮島にアナゴ飯を食べに行くつもりだったけれど断念。
ご近所で買ってきた広島駅弁で我慢(笑)
ま、大きなアナゴが2本も入っていてこれはこれで美味しかったですけどね。
でもって酒の肴にはこれを買ってきました。
中国~九州ではおなじみの“おばいけ”。
尾羽毛と書きます。
クジラの尾っぽの脂肪質の白い肉で昔は刺身などでよく食べられていました。
下関は以前は捕鯨基地だったんで、地元のスーパーにもクジラ肉はいろいろ並んでいました。
これは正確にはおばいけを薄く切ってボイルし冷水で締め、チリチリになった“さらしクジラ”
別名“おば雪”と言われるもので、その名の通り新雪のように真っ白で癖がなくプリプリした食感です。
酢味噌を付けて食べます。
余談ですが郷里の実家の近くには昔オバイケ工場があったそうで、その臭いがとっても臭かったらしい。
また撮る前に食っちゃったので画像がありませんが、やはりこちらではお馴染みのお総菜に
ギョロッケて~のがあります。
魚のコロッケで“ギョロッケ”
魚のすり身にパン粉を付けて揚げたものですが、瀬戸内や日本海から魚が豊富に届く地域だけあって
多くのメーカーや店から多くの種類が出ていてどれも美味しい。
そのままで勿論美味しいですがマヨやソースをつけてビールのお伴にピッタリです。
大好きなハモのギョロッケもありました。
帰りに空港の土産物売り場でフグものを見ていたら
ありました!食べるラー油“ふぐらー”。
下関ふくの有名な専門店、河久が発売。国産トラフグの皮が入っています。
化学調味料で味付けしていませんが、桃屋やS&Bと違ってこれはちゃんと辛い。
塩分もすこし控えめです。
またご飯食い過ぎになりそうな予感…。
ビチビチに詰まった仕事を、さてこれからどうやって納期に間に合うようにこなそうか…?と
なかば途方に暮れながら今日も終わりです。
※なんとヒロからBRMのH16がフルディテールで発売です。
やりました!BRMファンは今から予約しましょう。
問題はヒロの葉巻型はイマイチタイヤとのバランスが良くないことか…。
新作312Bもガッカリだし。
ま、試作ショットが待たれます…。