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ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

TAMIYA 1/12  FERRARI 312B

2008-12-30 | F1 Models
いよいよ残すところあと2日。

あわてて家の片付けと掃除を始めました。
模型やミニカーもついでに整理処分しようと、あれこれ広げ始めましたが
片付けの手を休めて、ついつい見入ってしまったりでなかなか進みません…。

この先作ることのないキットはさっさと処分できるんですが、一番困るのは
中途半端に手を付けたキットです。
タミヤの1/12もその良い例で、312Tとロータス49B、ホンダF1の3つが待機中。
ビッグスケールともなると資料探しから始めるともう大変ですね。
一気に最後まで完成させるモチベーションがなかなか保てません。
あれこれ浮気しすぎなのは判っているんですが。

で、これが最も最近(と言っても数年前)の作品です。
70年のフェラーリ312Bです。
ご存じのようにこのマシン、エンジンの上にあるのはカウルではなく
シャーシーから伸びたビームで、ここでエンジンを吊っている独特な
構造になっていてなかなか面白いです。
モータースポーツ・ジャーナリストのダグ・ナイも歴代フェラーリのなかで
最も魅力的で上手くまとめたマシンと評価していますね。

デカールはアメリカ・F1スペシャリティーのものです。
グリーンのストライプのイグナツィオ・ギュンティの仕様にするか悩みましたが
結局Jacky IckxのベルギーGP仕様にしました。



製作ですがこのキットの???な点であるフロントウイングの付け根と
ウインド周りのカウル形状を修正しています。
またシートは赤と黒の細かいチェック柄になっていますが
たまたま見つけた布地に良い物があったので、内装に貼り付けました。
黒いサテンリボンでベルトを作り、エアファンネルの他に画像では判りにくいですが
エンジンの小物関係などもいくつか追加しています。

タミヤのケースもちょっと手を加えて、板材を貼ってニス塗りしてみました。
完成まで3ヶ月ほどかかりましたが、私のペースとしては例外的に早いほうです。
近年のF1はエンジンもギヤボックスもサスペンションも、みんな驚くほど
コンパクトになっているので、たまにこういった昔のマシンを作ると
非常に手応えがありますネ。














チョロQ ロールスロイス

2008-12-28 | チョロQ
以前作った自作チョロQのロールスロイスです。

結構稀少なチョロQのおすましロールスをカスタマイズしました。
色を塗り替え、自作のモールのデカルを貼って、ちょっとゴージャスな
雰囲気に仕立てました。

1台はナイトパープル・マイカとパールホワイト、もう1台は
パールホワイトとクランベリーレッドの2トーン。
で、ブラックとゴールドのやつは女神のマスコットが折れて無かったので
プラで適当に作ってあります。
いずれもヘッドライトにはクリアレンズを埋め込んであります。
ホワイトリボンのタイヤはプリンス・スカイラインからの流用。

おすましロールスはオークションでもかなりな高額ものですが
惜しげもなく改造してしまいました。
コレクターの人からすればとんでもない暴挙?らしいですが
私はコレクターではないので全然気にしません(笑)

で、ブラック以外の2つはすでにオークションで売ってしまいました。
結構良い出来だったので、ちょっと後悔しています。

スピリット・オブ・ブルックランズ

2008-12-24 | ミニカーとスロットカー
ブルックランズといえばイギリスのあまりに有名なサーキットですが
これはイギリスのミニカー・ブランドLLEDO(レド)のブルックランズの
ジオラマセットです。

ブルックランズは1907年に世界で初めて作られたレース用サーキットで
そら豆型の大小バンク付きオーバルと、インフィールドのコースを組み合わせた
2.6マイル のコースです。
このジオラマでもメンバーズ・バンクと有名なブリッジ、パドックの建物
ヒルクライムコースなど、ペーパークラフトのジオラマになっています。

他にMG、アストンマーティン、サンビーム、アルファロメオの4台の
素朴なミニカーがセットになっていて、色使いも渋いジオラマに組み合わせて
当時の雰囲気を味わえるセットです。

詳しいことは良く知らないのですが、レドは1982年に出来たブランドで
今はコーギーの傘下にあるらしいとのこと。
こういったものがあるのもいかにもイギリス的というか
モーターレーシングの歴史の長い国だということを感じさせてくれますね。

日本のメーカーからフジや鈴鹿のジオラマセットが出てこないのは
なぜでしょう?
GTRやフェラーリのような売れ筋ばかりでなく、もう少し違う方向から
魅力的な商品を企画してくれてもいいのでは、といつも思うのですが…。





サイコのベイツ・ハウス

2008-12-02 | 模型いろいろ
名優アンソニー・パーキンス主演のサスペンスの名画“サイコ”。

1960年にヒッチコック監督により製作されたこの映画の舞台となった
ベイツモーテルの裏手に建つ母屋の模型です。

元はオーロラのキットですが、以前ポーラーライツから再販されたので
作った人もいらっしゃると思います。
スケールは不明ですが建物の4辺が30cm四方?ほどだったかと。
というのも完成後に置き場所に困り、オークションで処分してしまったので
これはもう手元にはありません。

幽霊屋敷のような雰囲気を出すために、外壁や屋根などリアルにウェザリングを施しました。
窓には透明プラ板を貼り、破れたカーテンはティッシュペーパーに汚し塗装。
2階には豆球を入れて点灯するようにしています。
暗くして点灯させると2階の窓際に建つ人物(女装したノーマンか母親のミイラか?)が
浮かび上がります(笑)



キットにはジオラマ製作用に、映画同様にモーテルから上る階段が付いているので
地面を10cmほど高くするために、板で組んだ大きなベースに固定。
斜面には草木を植えて、ベース内部には電池ボックスを仕込みました。

画像ほど赤くはありませんが、もうすこし色味を抑えてモノトーンぽく仕上げたほうが
リアルだったかと思います。
すでに入手は難しくなってしまいましたが、機会があったらまた作ってみたいキットです。