カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

お米の力だけじゃない!その1

2019-10-07 18:56:58 | 新潟

1カ月以上放置してましたが、
その間、美味しいもの食べまくってたわけじゃなく、
義母のリハ病院退院後の落ち着き先問題と、
義父の体調悪化問題があり、精神的に落ち着かない日々でした。

そんな中、昨年から予定していた、新潟のイベントがあり、
私は、途中参加と早引けで業務半分ってのはおこがましい、
趣味優先だったかもの3泊4日を過ごしてきました。

先ず、趣味優先の話から。

今年の春ごろ、新聞の記事で新潟に日本歯科大学があり、
そこに「医の博物館」があることを知った。



記事では、解体新書や古い医学書が展示されてるとあったのだけど、
何よりも気になったのは、20世紀初頭の歯科診療所を再現したコーナーの写真。
祖父が歯科をしていたので、是非見てみたいと思った。

行く前に、当然、ネットで情報収集。
おおお!これは、私を呼んでいるぞ!

と言う訳で、内容はこんな感じ。

江戸時代の医学じゃない、民間医療を描いた浮世絵だ!


詳しくは、上記リンク先の展示品ギャラリーを見てもらいたい。
せちがらいけど、入館無料!
圀芳もあるじゃんね~!(←誰?)

おぉ、ここで興奮している場合じゃない。
肝心の歯科関係の展示は、江戸時代の入れ歯や、義歯を作る器具とかもあって興味深い。
歯科診療所の再現コーナーは、懐かしい!と言うより、
祖父に治療されて、痛いのを我慢した記憶が蘇る。
足踏み式の歯を削る道具とか(あ、朝ドラの「まんぷく」でも出てたかも。)
そうそう、昔は椅子が倒れなかったよね~、とか。

予定がタイトに詰まっていたのだけど、展示量が丁度良くて、
うまいことバスにも乗れて(新潟市のちょっと郊外を往復)ばっちりこなせて満足満足。

今回は、もう一つ趣味に走った。



これは会期ギリギリで見れて、
とっぷりと絵本の世界に没入。

目当てはヨシタケシンスケさんとヒグチユウコさんの原画だったんだけど、
酒井駒子さんの「よるくま」の原画で不覚にも涙。
あぁ、私が幼少のころ持っていたベアちゃんはどこへ行ったのかなぁ。

、、、と、まぁ、短い時間に好きなことしちゃったんだけど、
ちゃんと外国からの参加者に、接客業務を及ばずながらやりました。
その話は次回。




ところで、東京に帰ってから、
練馬区のふるさと文化館でやってる「病退散ー江戸の知恵と医術」展を観に行った。

そしたら、ららら!



医の博物館と展示品がかぶってる!!

これは、身体の中の臓器を擬人化して面白おかしく描いているのだけど、
2度も観られて嬉しかった。

お安く楽しく、興味のある方は是非!



次回からは新潟の話。


お米の力、半端ない旅 その7

2018-10-06 23:23:50 | 新潟

最終日

この日もどんより曇り空。。。と言うより、時折大雨!

この日はホテルの朝食バイキングを試してみる。
うん、まぁ、お値段なりにいろいろあってお味もいいんだけど、
やっぱなんか落ち着かないわ。
部屋で買ってきたパンと紅茶ってのが一番落ち着く安上がりな奴なんです、ワタクシ。

さぁ、チェックアウトして、まずは駅へ行って荷物をコインロッカーに入れましょう。

今日も歩くよ!(雨が降ったら、タクるよ!)

駅から東に1キロほど歩くと、沼垂エリアになる。
ここには古くから発酵に携わる店が多く、北前船が北海道に運んでいたこともあったそうな。

峰村醸造
味噌、漬け物、甘酒


見学できる日が限られているので、今回は売店のみ。
でも、甘酒だけでなく、美味しいご飯に漬け物、お味噌汁の試食で堪能。
新潟って美味しいわぁ。

沼垂ビール
まだ開いてない。

コシヒカリ・ヴァイツェン飲みたかったな~。


今代司酒造


ここも見学ツアーは時間が合わなかったので、
制限エリアだけ、見させてもらう。



500円払って、小さなプラスチックの升を買い、試飲しまくり。
(無料試飲は3種類だけ。)



高級酒も飲む!



気に入ったお酒を買って、宅配で送ったのさ。(^^)v

他にも味噌、日本酒、漬け物、しょうゆ、納豆のお店もあるのだけど、全部は回れず。
宿題が残ったね。

さて、そろそろお昼なので、
昔、長屋市場があった場所で、
「若い人が」やってるクラフトとか美味しいものがある?って聞いて、
沼垂テラス商店街に行ってみる。

土日の方が賑やからしい。


あ、看板ネコがいる!



残念ながらよく分からないままに時間切れ。
足も痛い。雨も降りそう。
タイミングよくタクシーがいたので捕まえて、駅に戻る。
駅で人だかりがあって、覗くと野菜を売ってた!
はい。茶豆、お買い上げですよ。

観光案内所で美味しい店を聞こうと入ると、
若いカップル(死語?)が同じ事を聞いてて、
係りの人が説明してたのを横から聞いて、ガッテンガッテン!

とっとと、新潟駅の南口の方へ行って、
ぽんしゅ館 魚沼釜蔵


日本酒の種類が多いんだけど、のどが渇いたのでビール!
新潟限定ビールの「風味爽快ニシテ」


コシヒカリの三つ切り弁当
この豪華さで1000円!


お腹いっぱいでしゅー!

もう、ぽんしゅ館のお酒ミュージアムで利き酒なんかできる状態じゃなく、
残念ながら撤退。
越後の酒造全92蔵が唎き酒できる場所なのだ。
次回は行くぞ!

お土産買って、新幹線。


沼垂テラスで買った冷凍まんじゅうが、食べ頃に解けて、


米粉の皮がもちもちっと美味しい!!
最後までお米の力を見せつけられましたとさ。

家に帰ってからは、新潟の茶豆!


来年への宿題も残って丁度いいのかな。


持ち帰った資料もまだ全部読めてなくて、来年までにじっくりお勉強せねば!デス。
それにしても、想像以上に「新潟市」面白かったです。

来年、海外からの皆様も楽しまれるといいなあ。
あとは台風が重ならなくて、天災が起きなければ万々歳。

というわけで、お米旅の終わりです。
お付き合い、ありがとうございました。m(__)m


お米の力、半端ない旅 その6

2018-10-03 19:07:09 | 新潟

更新が遅くなってしまいました。
いやぁ、台風は凄かったですねぇ。
うちではグリーンカーテン状にしたブドウ棚の支柱が折れて、横倒しになりました。
庭木は倒れなかったけれど、ゆさゆさ揺れてて怖かったです。

さて、続けます。


夕食編

くたびれ果てたので、
ダンナが「ピア万代で食べよう。」と言うのを却下。
あそこまで行って外したら悲しい。
それに実は今回の旅、結婚30周年祝いも兼ねている。

そうね、少し豪華にやりますか。。。
と、観光案内所でゲットしたグルメガイドを見て、
歩いて行けて、美味しそうな所をチョイス。

万代シティの向かい、新潟日報メディアシップビルの19階「松扇」に決定!

そうと決まれば頑張って歩く。

夜景


先附
酢橘和え
蛸 胡瓜 若芽 三葉



あれ?前菜の画像がない!
揚げ芋茎 梅貝旨煮 鰻巻玉子
焼茄子煮凍り 菊花黄味寿司 茶豆
煽り烏賊蝋焼き
あぁ、蝋焼きで感心して撮り忘れたんだな。
綺麗なお仕事だったのよ。


お吸い物
土瓶蒸し!!
鱧 地鶏 松茸 銀杏 三葉


まだ8月なのに!と感動。


お造り
鮪 鯛 粒貝 甘海老 雲丹 芽物 山葵 


雲丹は針の先ほど食べました。←苦手
でも、とても美味しい上モノだってのは分かりましたよ~。
あとはダンナに譲りましたとさ。


日本酒



焼き物
米沢牛炙り 焼き野菜 卸しポン酢




冷やし皿
鋳込み藩茄 生ハムクリーム
陸蓮根 ズッキーニ
蓮根 牛タン


陸蓮根ってどうもオクラのことらしい。
藩茄はトマト。
お品書きを読んで推理して、食べて納得ってのが楽しかったっす。
もちろん、お味もグッド!


揚げ物
玉蜀黍 帆立真丈
鰈甘長獅子唐揚げ
カレー塩


なかなかのボリューム。
すごいわ~。タワーになってる。

お食事
孫四郎蕎麦 薬味


へぎ蕎麦ですよ!
お腹いっぱいのはずなのに、つるつる入っちゃうんだな。


水菓子
季節物


ブドウ サツマイモを甘く煮たのとか・・・

丁寧な仕事とボリューム。
材料もいいし、さすがの新潟!
大満足の夕餉になったのでありました。

眺めもいいし、大人数はダメだけど、ここは使えるかな。

元気になって、歩いて帰る。


さぁ、3日目は帰る日だけど、頑張りますよ。

つづく


お米の力、半端ない旅 その5

2018-09-24 00:27:05 | 新潟

2日目:午後編

次の目的地は海に近い方にある。
とにかく歩く。
そっちに行けば、何とかなる!
と、私の野生の勘が言っている。

元気な小学生の下校に遭遇しながら。。。

あったんだな、ホントに。

ネルソンの庭
お店のHPによると、「旧新潟県副知事公舎だった古い洋館をリノベーションした」とある。
ここもバンケット向けとして紹介されてたのを思い出した。

前菜
サラダとフォカッチャ



鴨肉のラグーパスタ


オペレーションにちぃ~と問題があったけど、
美味しかったし、量もばっちり。
雰囲気はいいけど、建物の間取り上、バンケットには向かないかなぁ。。。

さて、お腹がいっぱいになったので、また歩くよ!

目的の砂丘館の前には
ドッペリ坂


↓拡大あり



旧制新潟高校生が古町に通って落第する(verdoppeln)からついた名前の坂

港町っぽく手すりが錨になってる。


上りきると、

砂丘館


こちらは「旧日本銀行新潟支店長役宅」
他にもいい建物があるんだけど、廻りきれず。
この界隈は閑静な住宅地ってことだけは分かったわ。

さぁ、やっと循環バスに乗れました。

海だ!



次は
新津記念館。。。え?休館?


「新潟県三島郡出雲崎町出身の石油王・ 新津恒吉が外国人迎賓館として昭和13年に建てた西洋館」
ということだけど、残念無念。
バスにも乗れず、歩いて坂を下りる。

新潟総鎮守 白山神社



奇跡の蓮(中尊寺ハス)



斎藤家の邸宅(一部)だった「燕喜館」


別邸もすごかったけど、こちらは接客用の建物だったらしい。

以下、HPより抜粋

齋藤家とは、
新潟三大財閥で江戸時代に若狭の国(現在の福井県)三国港から新潟に移住し、
代々大地主で酒問屋を営み、
明治期には、海運業や新潟電燈会社、新潟商業銀行などを興し、
新潟市の発展に大きな寄与をしてこられました。


いやもう、無理!歩けません。
と言うわけで、バスを待って万代シティまで帰ってきました。

ホテルまであるくのもしんどい。

で、ラブラ万代の紀伊国屋書店内「紀伊茶屋」で一息



甘い!このパンチのきいた甘さは疲れを吹き飛ばすね。

と言うわけで、ホテルへ一旦帰って、
夕食に備えて休息。


つづく


お米の力、半端ない旅 その4

2018-09-20 17:45:25 | 新潟


2日目:午前編

この日もどんより。
でも、傘を差さないでも大丈夫かな。


まずは海産物、農産物を扱い、食事処もあるピアBandaiへ



美味しいものがあるらしいのだが、朝でお腹が減っておらず、
いまいちノリが悪いワタクシ。

この奥に魚屋とかもあったようなのだが、
一度来たことがあるはずのダンナも、案内が不明瞭で結局潜入捜査せず。


観光循環バスの時刻を優先して移動。(ちゃんと見ておけば良かったと後で思った。)

次は「みなとぴあ」で下車。

歴史博物館


展示はブラタモリ的な新潟の始まりから現代までを常設展示

旧第四銀行住吉町支店


中は展示とレストラン
バンケットがここでできるかな??

ラッピングバスに乗って次へ移動


北前船の時代館
旧小澤家住宅



江戸時代後期から明治期に廻船業・廻船問屋業を営んだ豪商小澤家の店舗兼住宅
建物は新潟の町屋の典型例。
庭には佐渡から運んだ石などがある。



小澤家で教えてもらって、すぐ裏にある下本町商店街(フレッシュ本町)へ行ってみる。
犬猫マップももらったんだけど、誰にも出会えず。

この日は小さな市が出ていた。


お目当てはこちら!
ちょっと食べちゃってるけど、小森豆腐店の豆乳ソフト


自然な甘さで美味しい!
お豆腐以外にもお惣菜とかもあって、うっかり買いたくなる。

日本料理大橋屋本館
建物は昭和10年竣工 
平成5年、文化庁の登録有形文化財に指定された


界隈には古い建物
変わった換気扇?
かまぼこ屋さんだったらしい。


新潟絵屋
町屋を生かした画廊


広小路を渡って、さらに歩くと昨夜の古町



花街の説明は拡大して見てね。



鍋茶屋のエントランス



西堀通にはかつての堀の痕跡
柳の木が街路樹になっている(拡大あり)


バスに乗り損ねて、寺町を抜け、
北方文化博物館まで歩いてしまった。


會津八一が晩年にここで暮らした・・・
と言われても、「誰?」
しかも説明を読んでて「はーさんって誰?」と言う始末。
勉強不足にも程があるってか、西郷どんの徳川慶喜じゃあるまいし。。。

旧斎藤家別邸
砂丘地形を利用した回遊式の庭園


二階から見下ろす


隣の料亭行形亭
バンケットで使えるかな?




さて、お腹が減りました。
当然です。時間はもう13時半に近い。
途中で豆乳ソフトを食べたと言っても、腹ペコ時間。
見学した所で、どこか無いかと聞くも、ラーメン屋さんぐらいしか当てがない。
皆お昼は何食べてるんだよぉ?サラメシはお弁当???

とにかく、この界隈では無さそうなので、
次の目的地へ移動する途中でいい所があったら入ろうと歩きだす。
これが大正解。

つづく