5月以来行けなかった菊谷
入院中の義父を見舞った後、巣鴨へ流れた。
菊酔い膳
サバ燻、ゴボウのきんぴら、昆布
わさび味噌、糠漬け、クリームチーズのかえし漬け
懐かしささえ感じる定番の酒肴
本日のおすすめ
左、ムロ冬葉の酒浸し、
右、牡蠣のオイル漬け（手前が少し醤油濃い）
ムロ冬葉は記憶間違いでなければ、ムロ鯵のとば。
ムロ節・・・ずっとしゃぶっていたい味。
そう言えば、祖父の家で昔は鰹節を家で削っていて、
最後の方のかけらはおやつに貰えた。
いつまでも出汁を感じながら口の中で転がしてたっけ・・・。
オイル漬けはさすが蕎麦屋さんの味。
カフェやイタリアンの店とは違う味わい。それでも胡椒が効いていた。
チョコレートのように見えるこれは・・・
烏賊肝の味噌漬け。
チーズを漬けた味噌に漬け込んだそうで、なかなかのコク。
お酒にも合うが、ご飯にも合うなぁ。
と言うわけで、お酒が進む。
四季桜、篠峯の後、お願いした会津のお酒、天明零号と壱号。
原料の酒米などが違うので、さぁ、味の違いが分かるかな？
ゆっくりと静かに澱を上げて注いでくれます。
両方とも微発砲、フルーティーながら、零号の方が辛口。。。かな。
ドイツワインのフェーダーヴァイス(Federweisser)を思い出す。
お米でもブドウでも、発酵途中もイケますなぁ。
定番の玉子焼き
天ぷら盛り合わせ
菊谷さんの天ぷらは油っこくないの。
お蕎麦屋の海老天って衣ばっかのが多いけど、ここのは違う。
私の胃は油負けしやすいけど、ここのは大丈夫♪
鮒寿司のとも和え
ちょっとお相伴させてくださいました。
おぉ！これはマンステール（チーズ)に近い匂いと味わいですよ。
すごいねぇ、発酵食品！
菊谷は蕎麦屋さんだから、
只今、年越しそば増産のため、石臼全力稼働中。
利き蕎麦３種の２枚目
１）茨城産一年熟成と栃木のブレンド外一
２） 茨城一年熟成九一 打ってから一日熟成
３）秩父在来春蕎麦
この日の私のNo.1は２枚目。
何がどうこう説明できないけど、２枚目っちゅーたら、２枚目なんですよ。あはは。
それにしても、相変わらず居心地のいい菊谷さんに、
今年中にまた来れて良かった。
恋焦がれておりやした。
来年はもう少し来れるといいなぁ。
出来たら元気で、秩父で蕎麦を育てて刈り取りまでのイベントにも参戦したいなぁ。
腰と肩を治さなくちゃ。。。
ちょっといい希望を持った年の瀬でした。
