カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

10月のお出掛け、その2

2017-10-28 00:00:02 | ちょっとそこまで

行ってきました。



明後日までってこともあってか、混んでた!
場所もあるかもだけど、ぎゃー人率高し。
あれです。「に~はお」ぢゃなくて、「ぼんじゅ~る」。

目当ては応為の掛け軸。
畳敷きのスペースに展示してあったので、掛け軸の前に座って観たさ。
テレビ番組で見すぎたせいか、もうちっと明るいかと思ってた。
でも、買った「鑑賞ガイド」にもあったけど、
廓を画く場合、画全体が昼間のように明るく、女性もはっきり描かれているのが通常なのに、
応為の画は見た通りの情景だったんだろうと思わせる。

北斎をして「敵わない」と言わせた応為の美人画。
女だからこその視点があったのではないか。

北斎の富士山も興味深かった。
昔はこんな所から富士山が見えたんだなぁ。。。
構図も気になったが、面白いと思ったのは、
北斎が風景画の中で画く人物は、顔が丸い。
なんとなく、手塚治虫に繋がっていく気がした。



ほんとは運慶展も気になってるんだけど、
北斎展の混み具合にうんざりしてるくらいじゃ、運慶には耐えられないだろうな。
いいの。背中側に回って観れなくても。
本来あるべきところにおわしてる仏様を拝んでなんぼじゃ!
と、強がりを言ってみる。
11月26日までか。。。