ドイツに住む叔母(正確には母の従妹)と、昨年末に電話で話していた。
昨年、ダンナも私も歯を抜いたし、叔母も抜く羽目になったのだそうだ。
叔母によると、「歯を抜いたら(特に親知らず)、
その日、出来たら翌日も仕事を休んで安静にしてると腫れも酷くならず、治りも早い。」
それと、「冷やしたタオルを当てているといい。」
まぁ、人それぞれ、いろんな「いいと思う方法」があるんでしょうが、
基本的に、歳を取ればとるほど、下の歯(親知らず)は顎との関係で、大事になりやすい。
上は頭蓋骨が抜けてるので、軽く済むというのが定説。
さて、抜歯に至る前に、酷く進んでしまってる虫歯は「神経を抜く」っていう処置がある。
あぁ、これも痛いよね。
昔は、ひゅーんと細いネジネジの器具で、グリグリっと刺してピュッと抜く。
昔診てもらった先生なんて「ちょっと泣いてもらいます。」なんて必殺めいたセリフをはいて、ピュッ!
最近は、カラフルで太さ長さの違う細いので何度も刺してはピュッ!ピュッ!
そしたら叔母によると、ドイツでは歯の神経なんか抜かないんだそうだ。
(叔母の話は時々ガセがあるので、100%信用してはいないのだが。)
神経を抜く=歯が死ぬ
なので、死んだ歯なんて取っといても仕方ないから、とっとと抜く!
ガセかもしれなくても、ドイツならやりかねないと思うのだ。
昔、聞いた話では、ドイツでは治療に麻酔を使わない。
どんなに痛くても耐え抜くのがドイツ魂!
このネタ元は叔母ではないので、信用した私は、ドイツでは決して歯科に行くまいと固く決心したのであった。
(叔母曰く、ドイツ人のあんなぶっとい指で、繊細で小さな口の日本人の歯なんて治療できるわけない!)
ちょっと違うが、ドイツで借りていた部屋では、大家さんが窓辺にゼラニウムのプランターを置いていた。
週1回、お掃除のおばさんが水をやり、きれいに花を咲かせてくれていた。
ドイツの街によくある花のある窓辺の風景だ。
それが、まだ花がちらほら残る秋口のある日に、おばさんがザクザクと茎を切って、さらに抜いてしまった。
ええーー!?まだ咲いているのに?と聞くと、
「もうすぐ冬だし、どうせ枯れる。汚くなる前に抜いてしまうのよ。」
そう。そういうお国柄なんである。
枯れたように見えても、春になればまた芽を出すかも。
まだ生きてるだろうから、大事にしよう。
ではないのだ。
日本人の叔母と結婚しているドイツ人の叔父は、そういう意味でドイツ人離れしている。
捨てられている枯れかかった鉢植えを持ち帰り、
日本語で「かわいそ~ね~。」と言って、再生を図っている。
だ~からドイツ人とじゃなくて、日本人と結婚したんだなって思う。
話は逸れたが、ドイツでテレビを見てるとやたら綺麗な歯並びでごつそうな口元の俳優を見ることがある。
あぁ、こりゃ入れ歯だな。
きっと神経を抜かずに全部抜いちまってこうなったに違いない。
ま、そういう国なのかもしれないってことで。。。
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鳥インフルエンザの猫感染騒ぎの時に、教えて下さったことも、思い出しました。
カプメイさんの印象はあれ以来、『頼りになる人』です。
彼らの合理性理念に基づくと、そういう結果に導かれるという感じです。
いい事も悪い事も、彼らにとっては矛盾が無いのです。
アウシュビッツは、その残忍さよりも合理性の方が私にとって興味深かったです。
原発撤廃への道はよく決心したと思うのですが、輸入電力が多いドイツだから可能なことだと思っています。
もちろん再生エネルギーへの取り組みは大きいですが。
多面性がある事象に対して、ズバッと決断を下さなければならない時、ドイツははっきりしていて、日本はのらりくらり回避している印象です。
どちらがいいか、悪いかを言ってるのではなく、それは国民性であり、場合によって日本の方がうまく行っちゃう場合もあるのではないかと思っています。
合理主義って日本には合わないですね。笑。
ハリウッドの俳優女優、皆同じ歯でつまらない。愛するデビッドボウイが、歯を直してつまらない歯並びにしてしまって悲しかったです。(直す前のサイコな歯並びが好きでした。)
自分の歯ってはっきりわかる俳優・女優、個性が出てて面白いです。私は歯並びが汚い人の歯を見るのがすき。面白いから。笑。
でも子供達には「歯並びのいい相手を選ぶの。歯がいい人は健康だし、子供にも遺伝するし。矯正して綺麗になった人も可。なぜなら、親の財力を示しているから。」と教え込んであるんですが。笑。
最近よく見てないけど、治しちゃったんですね。
やっぱり気になってたのかぁ。
日本では八重歯が可愛いって時代もありましたよね。
そう言えば、某妃も歯並びが悪いですなぁ。
なんで治さなかったのか、気になっています。