虎翼ファンである。
猫と母の世話が少し落ち着いた間隙を縫って間隙を突いて、
御茶ノ水の明治大学博物館でやってる「虎に翼」展を見に行ってた。
等身大のパネルや衣装展示に「さよーならまたいつか!」がBGMで流れたり、気分が盛り上がる。
モデルの三淵嘉子さん関連で明治大学法学部と女子部に関する展示もしっかりあって、
なかなか面白かった。
女子部のカリキュラムって、けっこうハードで、必修科目が多く大変だった様子が想像できる。
優三さーん!
私の祖母は、それこそ五黄の寅の生まれで、猪爪寅子(三淵嘉子さん)と同い年。
確か高等女学校は出ているはずだが、家を早く出たかったのと、勉強好きではなかったので、
乞われて(健康を見込まれて)祖父と結婚した。
なので、同じ時代にこんなに意識高い系の女子がいたなんて、目から鱗。
祖母は深川の商家の出なので、育った環境は違うだろうが、
友人と甘いもの屋さんへ行ったり、、、というのはあっただろうから、
当時を思って特に興味深くドラマを観ている。
と言うわけで、博物館の後は寅子(三淵嘉子さん)が御茶ノ水~神田界隈を散策。
坂を下って淡路町方向へ進む。
はい。お昼ですよ。
神田やぶそば
ここはドラマと関係ないけれど、こっちまで来たら蕎麦好きは行くわなぁ。
ねりみそ、刺身湯葉が美味い。ちびちび食べる。
あいやき
合鴨と根深(長ネギ)を鴨脂で焼いたもの。
天たね(フワッと揚がってて、芝海老、美味し~い)
かれこれ、20年ほど前、独りで火事になる前のここに食べに行き、
せいろを食べたのだが、なにしろ古い店の迫力に圧倒され、
天たねを食べる勇気が無かった。
帳場から聞こえる通し声の美しさにも驚いたものだった。
かまぼこ
今回は2013年に火事で焼けた後、新しく立て直したお店だったけど、
昔の雰囲気を残した作りになっていた。
帳場の声も聞こえたけれど、マスク越しで通りが悪く、少し残念だった。
冷やし茄子そば
焼茄子1本。おつゆも美味しい💕
で、食後また虎翼に戻る。
虎ちゃんたちが集まって勉強したり、桂葉が甘いものを食べてたりする店のモデル
店の内部の撮影は不可だけど、甘味撮影はOK
最初に桜湯が出されて、塩味を愉しんでから甘味。
座敷の小窓からはるさんが桂葉に啖呵を切る姿を思い出したりしながら味わう。
戦災を免れた界隈
宿題は、いせ源の鳥すき、ぼたんのアンコウ鍋
まつやも宿題
この界隈は漱石が通った洋食屋さんや、志村けんが好きだった中華とかあるんだけど、
いっぺんには無理だわなぁ。
愉しみはまた後日にとっておきまっしょ。
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