先日、アメ横で水着を買ったことを書いたが、
本命の目的地は、うさぎやビルであった。
これは祖母の遺品整理のリサイクル、つまり買取完了の受け取りだったのだ。
で、ちょっと裕福になった気がして、
水着は買うわ、昼食に張りこむはしたのであった。
で、リベンジもあるので、
上野界隈と言えば、トンカツ!!
老舗の「ぽん多本家」へ、強気で突撃!
カツレツ
店の表には、昼にもかかわらず、メニューとか何も出ていない。
重そうな扉があって、ここまで来たら、開けるっきゃない!って感じ。
で、開けると、4人分?のカウンター席があって、すぐ向こうにはオープンな厨房が見える。
男性ばかり3名ぐらい?でもくもくと作っている。
カウンターの先客は3名。
待ち席には2名。
お店の男性が、「すぐですから、少しお待ちください。」と私たちに言い、
待ち客を2階に案内した。
ほどなく案内された2階席。
おおお、男性客=主にサラリーマンの多いこと。
なにしろメニューはとんかつなら「カツレツ」のみ。
他は、車エビ、穴子などのフライと、洋食のシチュー。
その値段は、一般ピープル主婦目線としては、ランチのトンカツにしては「どうしましょ?」の設定なのだ。
しかも、ご飯とお漬物、赤出汁は別料金。
でも、ここはちょっと強気モードの母と私。
座っちゃってるから、当たり前の顔して「カツレツ」を注文。
他のお客さんの様子を観て、余裕をかましたふり。
だがしかし、カツレツが目の前に届いて、母は黙った。
いつもなら、はしゃぐ。喋り続ける。
そして、一言「全部食べられないと思う。」
あぁ、やっぱりね。
上野のトンカツは家で作るのと違う。
量もあるし、揚げ油はラード。
母が食べきれるか、ちょっと心配はしていたのだ。
さて、お安い食堂のトンカツと違い、ここのは衣じゃなくて、肉がぶ厚い!
色が薄いのは、やや低温でぶ厚いお肉にじっくり火を通すから。
お肉はロースで脂身を全部落とし、その脂でラードを作っているそうな。
なので、一口目、わずかにラードを感じるけれど、肉が重くなく、
私はサクサク食べることが出来た。
でも、母は半量でギブアップ。
そうは言っても残すのはお肉に申し訳ない。
持ち帰りに包んでもらうのをお願いした。
そういうお客もいるのだろう。
快く包んでくれて、母が持ち帰ったカツは父の夕食でカツとじになった。
もうしばらくトンカツはいいな。
お腹いっぱいだよ。。。
と、母と私はそれぞれ家に帰ったのに、
帰り着けば、別腹が開いてるのに気づき、
またまたどら焼きを食べたのであった。
めでたし、めでたし。
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もちろん、注文なさったお母様も素晴らしいです。
食欲がなくなって、と言うより、自分で食べられなくなったら最期だと思ってます。
持ち帰ったトンカツは、父がぺろりと平らげ、とても満足していました。
半分とは言え、厚みがある部分だったので、それなりに量があったと思います。
母は最初、昔(30年ぐらい前)食べに行ったお店に行きたいようだったのですが、
そっちこそガッツリ系で、絶対に食べきれないだろうと思ったのです。
気持ちでは、イケると思ってたようですが、現物を見て我に返ったようでした。
持ち帰れてよかったです。