ちょっと前になるけど、
老親のために都営地下鉄の駅で貰ってきた。
スイス国旗ぢゃないですよ。
見た目で分からないけれど、助けを必要としている人が分かるようにアピールする札。
最近だいぶ認知度が上がってきてるように思ったのだけど、
灯台下暗し。
ダンナは知らなかった。
父は85歳。
最近ウォーキングを頑張ってるし、
プールで歩いたり泳いだりも、去年よりペースを戻していい調子。
しかし、何故だか知らんが乗り物で席を代わってもらえる率が高い。
それに比べると、母80歳は股関節手術をして以来、元気そのもの。
下着の重ね着はともかく、Gパンを穿いてさっそうと歩くので誰も年寄りと思わないのか、
席を譲ってもらえないとブー垂れている。
しかし、痛くなくなったとは言え、人工股関節が入ってるので、転ぶと自分の骨が負けて壊れる。
こうなると大事で、入院期間が長くなるし、父の方への二次被害も心配。
なので、絶対に転ばしてはいけないのだ。
だ~~~かぁ~~~ら!
このヘルプカードでアピール。
見た目はともかく、痛くなくても杖を持って出かけてほしい。
って、言ってるのにさ!!
「シルバーシートの前に、もの欲しそうに立ちたくない。」
とか言ってるから、
「もの欲しそうでもいいじゃないか。」
と、叱る日々。
しぶしぶリュックに付けてはいるが、チャックの中に隠したりしているようだ。
病院でも隠すし。。。
自衛手段なんだから、ちゃんと見せるように装着してほしい。
で、父にも渡したのだが、付けてるかどうか不明。
そして、実はGW~病院通いしていた。
3日の祝日、母から電話で、
「パパが倒れたのよ。」
えええ~~!?
「あ、でもたいしたことなくて、なんとか立って、今ソファーで休んでるの。
という報告~~。」と、緊張感のない声。
冗談じゃない!!!
脳梗塞の前段階かもしれないじゃないか!
すぐに救急車、いや、タクシー呼んで病院の休日外来へ行って!!
私はその日は来客で動けない。
弟に頼んで急行してもらった。
老親はタクシーを呼ぶ方法も分かってなかった。
それでも何とか大病院へ行って、弟と合流。
それが11時頃で、血液検査、レントゲン検査などを経て、診察。
結果、何らかの感染症から肺炎を起こしている。
「入院治療がベストだが、どうするか。」と、弟から連絡。
入院したら、下手すりゃボケて寝たきり。。。とよぎった母が嫌がり、
自宅療養で可能なら、そうさせてほしいと希望。
OKが出て、抗生物質処方で帰宅。
ここで午後6時過ぎ。
疲れ切った老親と弟は、近所の和食店で夕食。
さて、これが良かったのかどうかは今も分からないが、
店屋物に期待できない土地柄、これは仕方なかっただろう。
そして、週が明けて月曜日。
かかりつけ医の紹介状を取り付けて、タクシーの呼び方も教えてもらって、病院へ。
GW明けで、異常に混んでいる。
後から私が合流して、一緒に待って診察へ。
その後に!血液検査とレントゲン。
当然、待つ!
終わっても、結果待ちで、診察も待つ!
そして!
ダメ!良くなってない。
「自宅療養」の意味が解ってなかったらしい父は、
家で寝てなくて、近所に買い物行ったり、ちょろちょろ家事をしたりしていたらしい。
ダメじゃん!!!
肺に影があったのが、大きくなってて、
軽い心不全も起きている。
数値も悪い!
お叱りを受け、(本人はまだ事の深刻さが解ってない。)
違う抗生物質と、利尿剤を処方され帰宅。
朝8時半に行って、12時半帰宅。
さ~それから、私も叱った叱った。
「大人しく寝てなさい!」
父「だってベッドは冷たいんだもん。」
私「ちゃんとパジャマを着て、本格的に寝なさい!死にたいのか!」
父「大丈夫だも~~~ん。」
私、ブチ切れ!!
「お兄さんたち(伯父)より早く死にたいのか?」
さすがにそれはイヤらしい。
「自宅療養が許されても、入院って言われたくらいなんだから、
それに準ずるように、病人らしく寝てなければダメなのよ!」
それ以来、ちゃんと寝るようになった。
と、言うわけで、次は木曜日に病院へ。
知恵を付けた老親は、前日のうちにタクシーを予約。
開門前に病院に着いて、一番採血を狙い、レントゲンも順調。
私が合流した時は、専門外来前で余裕の顔をしてた。
で、この時の診察では、心不全の症状は改善されるも、炎症の方がまだ完璧でなかったので、
とどめを刺すため、もう1回になった。
自宅では普通に生活OKになったが、まだ外出禁止。
週が明けて火曜日。
知恵はつけたけど、本来の「後回し」性分のため、タクシー予約失敗。
当日配車に失敗するといけないので、4時半起きで私が出動。
一番採血OK。いやぁ~、それでも再診受付は4番でしたよ。
<ここで解説>
開門は7時半。
再診受付は8時~。
開門前の待ち行列は7時10分ごろから発生の模様。
採血は8時15分~受付
30分~開始。
診察の予約は9時半だったので、先生は8時半に来れば。。。と仰ったが、
とんでもはっぷん!
そんなんじゃ、採血待ちで後れを取り、結果待ちで時間がかかり、予約時間に診察なんてしてもらえないのだ。
と、言うわけで、老親をレントゲン待ちに並ばせて、ほっと一息。
モーニング
診察も順調に受けて、数値も改善。
あとはかかりつけ医でフォロー。病院は卒業になりましたとさ。
おまけ
「運転はもうお辞めになった方が。。。
横で見てても、もう危ないかと思いますよ。」
有り難いお言葉、頂戴しました。
父「いやまぁ、車検が来年。。。」←関係無い!
「私、運転、上手いんですよ。」←これは本人も冗談で言っている。
先生が笑った。(受けた)と大喜び。
まぁ、良くなって良かったです。
さ、次は免許返納だ!
がんばりまーす。
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でもでも、親が生きていてくれるってありがたいことですよ~~。
どうして、娘ってガンガン怒るのでしょうねえ~。
息子は何も言わないけど何もしない・・・とか。
こちらはこんな様で。。。(^^;
ガンガン怒れるのは娘しかいないのだと思います。
私だって義母には怒れませんもの。そして、ほとんど何もしない。
その代り、夫が自分の母を叱ってますよ。
ま、それぞれ役割分担ってことです。
最近は、検査を含めた予約なのかと思っていました。地域によって違うのかな?
(東海大病院では、検査込というか、診療予約があると、検査も優先的にしてくれた様な??息子の心挫傷の時は、採血、心エコー、診察で30分。)
順番取りがあるのでは、本当に辛い。それじゃ体力が無いと病院に行けませんもんねぇ。
お父様、お大事になさってね。カプメイさんもご自愛ください。
親の病院付き添いは、皆さんもやってらっしゃるから、私も当然だと思っているのですが、待ち時間はなんとかならんか!
父の通院に加えて、母の定期健診でも付き添って行ったのですが、こちらは30分待っても「お待たせしてすみません。」って言われました。
順番取りは私だけでもいいんじゃないかと、今回思ったのですが、本人が自分でやりたがるので、逆らわないことにしています。
まだ自分で出来る体力があるってことですよね。
やれやれ。。。
良く元気そうな人がぶら下げたりしていますけど・・・。
本人や家族の申し出で貰えます。
一見健康そうでも、内部障害があったりするので、傍からは分からないので、こういうマークで表示するのです。
母も元気そうに見えます。
詳しくは、以下でご参照ください。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html
で、一体どこがワルイのだろうか?と不思議になった。
シルバーシートでスマホゲームやっちる若者にも???だけれど、どうして日本はルールを作りたがるのだろうか?
このタグは大江戸線が発明したらしいのよね。
いくら相手がヘルプマークでも。
対象者は発達障害や精神障害、知的障害者も含まれるようですので、コミュニケーションが出来ない方だったのかもしれません。
日本はルールでも作らないと分からない人が多い。
昨今のセクハラ問題にしても、社内ルールを作ってほしいなどと言う輩を真面目にニュースで取り上げてるんだから、困ったものだと思いました。
セクハラ、パワハラに限らず、相手が嫌がることをしない!どうしてそれが分からないのか。
口が曲がった政治家も困ったちゃん。
チョットしつこいのだけれど、あのタグには住所氏名や病名や血液型、緊急連絡先等々、記入しているわけでしょ?
地下鉄内で席を譲るためのものではないとしたら、しかるべきよね。
あの口曲がり政治家に赤いタグを付けてやりたい!
我が家の遠方の合わせて182歳達も いいんだも-ん的で、たいへん。
伯父といわれる人は そのうち即身仏??
(本人には言ってないよ。)
皆様、お若くないのでご自愛ください。