カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

ネコ旅@イスタンブール その3

2011-09-25 00:48:46 | トルコ

ブルーモスクを出ると、そろそろお昼?
小腹は空くし、トイレも行きたい。
しか~し、トイレは清掃中で待てど暮らせど列は進まない。
女性陣は諦めてレストランまで我慢することにする。

でも、これがすんなりレストランへ行かないんだなぁ~。

テオドシウス1世のオベリスク


蛇の柱


頭のある先っちょは折れちゃって無い。

もう1本柱があったはずなんだけど、修復中だった?
画像も記憶なしです。

ここはヒッポドロームと言って、ローマの大競技場跡です。
広いのね~。

あ、シミット売りのおじちゃんがいる。
1つ買って数人で分ける。


胡麻がいっぱい付いてるリングパン。
美味しいわぁ~~。
トルコのパン、サイコー!

じゃぁ、今度こそレストランへ!?

そんなに簡単に行けるかにゃ~?


この辺のボスだって。
ホントかな。可愛いよ~。

やっぱりまだレストランへは向かわなくて、

スルタン・アメフット1世廟


家族も眠るお墓です。



スルタンのお墓は帽子付き。
壁のタイルも美しい。
ブルーモスク完成の翌年に亡くなったんですってさ。

入り口にも猫ちゃん


たくさんの子猫にお乳を上げてる。
こんなに人が多い所で臆しもせずに・・・。
みんな元気に育ちますように。。。

さぁっ!今度こそ昼食だ!

あ、2人いない!
公衆トイレへ行った模様。

待つ間に、レスリング世界選手権のポスターを写す。


男子の写真だけか!
やっぱりイスラム圏だね。

そんなことしてると、日本語で声をかけられる。
「こんニィ~ちわ~!」
「ニホンから~?」
「ニホンのド~こですかぁ?」
「トーキョー?トーキョーのドこ?」
・・・・・

うざい!(笑)

微妙に助詞の使い方が間違ってたりする。

「友達を待ってます。」
「これからランチなの。」と言うと、

「オイシイレストラン知ってます。」
(これから行こうとするレストランを指して)
「あそこはダメ、まずいよ。」
「連れて行ってあげる」

うざーい!(笑)

てきと~に振り切って、観光書に出てる店へGo!
やっと座れました~。

キョフテ屋さんのセリム・ウスタ

あーだこーだと2テーブルに分かれて何を頼むかモメる話しあう。
なにしろ総勢9名のグループ。
そぉりゃぁ大騒ぎさ。

先ずはパン(エキメッキ)


美味しいけど、ここでお腹をいっぱいにしてはいけない。

飲むヨーグルト(アイラン)


ちょっと塩っぱい。
これがお肉と合う!

奥から時計回りに、チキンのシシケバブ 
右キョフテ(肉団子)
手前 羊のシシケバブ
左 ドネルケバブ


・・・だったかなぁ?
お肉はどれも臭みなんかなくて、
少し固いのもあったけど、香辛料もそれほど強くなくて美味しい。
上に乗ってるのは唐辛子の酢漬け。
辛いけど、時々噛むと、これがまたポイントになる。

スープはレンズ豆のスープ。
ペースト状のは唐辛子の薬味みたいなの。



他にはバターライスやサラダも頼んで、ワイワイガヤガヤ。
誰?あの店は不味いなんて言ったのは。
どれも美味しくいただきましたよーだ。

と言うわけで、さらにお安くまとまって、大満足。

次はアヤソフィアへGo!

つづく


ネコ旅@イスタンブール その2

2011-09-24 00:00:00 | トルコ

タイトルを変更しました。
あまりにベタだったので、同じタイトルの人がいる模様。
ま、そうだよね~~。


本日の予定は、「アヤソフィア」「ブルーモスク」「トプカプ宮殿」
要するに、「清水寺」「高台寺」「二条城」ってとこかな。
ちと違う?ま、いっかぁ~~。

シルケジ駅を出てトラムが走る坂を上って行きます。

目標はあそこ?


ミナレット(塔)が1本なので違ーう。


お寺(モスク)への参道には、お店がいっぱい。

お菓子やさん。


甘い誘惑
トルコ菓子は超甘いぞ。
はちみつやナッツを使ったものが多い。
まだここでは我慢我慢。

陶器屋さん


猫のキャワイイ誘惑



ここで荷物を増やすわけにはいかない。
我慢我慢。

誘惑に負けた人


ドンドルマ(トルコアイス)で弄ばれる学生さん。
なかなかくれないのよね。

オスマン・トルコ帝国時代の邸宅跡。


素敵な屋根だ。今はお役所??

そうこうするうち、着いた!

アヤソフィア


と思ったら長蛇の列。
入場券を買う行列が出来ていました。

それで、後にしようということになり、
先に行ったのは地下宮殿。
クリックで拡大画像有り。



4~6世紀、コンスタンティヌス帝時代の貯水池です。
すごいわ~!広いわ~!綺麗だわ~~!

いつも思うのですが、
日本は同時代、古墳時代なんですよ。
仏教伝来や聖徳太子、大化の改新は645年です。
日本がまだヨチヨチの頃、西ではこんなに進んだ技術や文化があったんですね。

メドゥーサの首


なんで貯水池にメドゥーサか不明。
目を見ちゃいかん!

さて、地上に出て、次はアヤソフィア!


って思ったけど、まだ混んでいたので、
ブルーモスクへ先に行くことに決定。



ミナレットが多いから分かるよね~。

途中にはスイカ屋さん。



ブルーモスク=スルタン・アフメット・ジャーミィ


ここは現役のモスクなので観光客は裏口へ回り、
靴を脱いで入場する。
肌の露出が多い女性は布を貸してもらい、腕や頭、足などを隠す。
私はmyショールで髪の毛を覆った。

ブルーモスクはタイルの美しさで有名。拡大あり

 

  

観光客とは隔離されている祈りの場では、
メッカの方向に向かって祈る人が数人いた。

上はブルーだが、床には赤にチューリップの絨毯


チューリップはトルコが原産。国の花でもあります。

そんなこんな、ブルーモスクを堪能後、
外に出ると、祈りの前に身を清める蛇口が並ぶ場所。
男性が足や顔を洗っていました。



手水って、モスクにもあるのね。
祈りへの姿勢は宗教が違っても同じなんだ。

さぁ、次は今度こそアヤソフィアへ!

ホントかな?

つづく


ネコ旅@イスタンブール その1

2011-09-23 00:10:27 | トルコ

どこから話をはじめようかと思うくらい、
実は飛行機に乗る前からいろいろあったんです。

空港宅配にしたトランクがボコボコになってたり、
(帰国後修理保証になりました。)
空港で「気合いだ!気合いだ!気合いだ!」って声を聞いたり、
両替でおまけを貰ったり。。。。

飛行機に乗ったら、ダンナの横が吉田沙保里選手だったり、
ダンナが時々話しかけちゃったり、
伊調選手や浜口選手の編み込みに目を奪われたり。。。。。。

映画は2本、
「洋菓子店コアンドル」と「ハリーポッター・不死鳥の騎士団」

トルコ航空の機内食は美味しいと聞いていたけど、
まあまあね。
だったエコノミーですもの。
でも、ほとんど食べちゃった。
入国前に食欲絶好調ですがな。(←ここ、ポイントです。後でどうなるかな。)

で、現地の夜到着。
タクシーはブイブイ飛ばす。ちょっと怖いよ~~~。
ホテルに着いたら、あとは寝るだけ~。



マルマラ海からの日の出


ホテルの部屋は20階。海に面して眺めがいい。

朝食をたっぷり食べて、
フリーの日曜日、旧市街へ仲間と繰り出す。

最寄り駅のイェシルユルト
出口改札


ジュトン(コイン)2TLを買ってホームに入る。
せっかちさんは、ジュトンを入れてすぐ通ろうとするけど、
ちょっと間を開けてから通過しないと、ビーって鳴って通れない。
何度ビーって鳴らしたことか・・・

下り電車:古い車両


電車には何度も乗ったが、古い車両は大変。
エアコンが無いんで、乗客がドアを開けたままにして走ったりする。
椅子は向かい合う席が3席セットで、座りにくい。
そして何よりも、めちゃくちゃ揺れる!
横揺れはもちろん、縦揺れゴンゴン!スプリングですな。跳ねちゃうよ。

さて、こちらはヒュンダイ製のニュー車両。(上り)


エアコン有り、4席セット、テレビもついてる。揺れない。

ローカル色は古い車両の方があるけどね。

旧市街のイスタンブール・シルケジ駅まで10駅


シルケジ駅


さあ!お待ちかねの猫ですよ



人懐っこい毛の長い子。



まだ人馴れしてないカワイコちゃん。

他にも黒いハチワレっ子などいっぱいいました。
どの子もスリムで美しい。(メイちゃんゴメン
皆のんびりしてるし、必要以上に人間に媚びない。
猫らしいその姿を見て、実は少し悲しかった。
日本の昔の猫も、こんなだったはずなのに。
野良猫は生き辛い世の中だし、
家猫は自由を知らず、楽しみは食べることだけ?
ちょっと感傷的になっていた。
ま、そんなコトばかりじゃないんだけどね。

さ、気を取り直して、本日のメインイベント、
旧市街世界遺産観まくりへGo!

つづく


舌切り雀か!?

2011-09-19 21:45:42 | トルコ

大きな葛籠


本日午前、成田に無事帰着しました。

今回は2008年の松江と同じ学会でした。
一度主催者側をやっているので、そのご苦労は解るのですが、
トルコと日本のメンタリティーの違いか、
文化水準の違いからか、
???ということが多々ありました。

画像は、主催者から頂いたお土産なのですが、
見ての通り陶器の壺に入ったオリーブオイル。
(お土産は大小の箱が並んでいたそうで、ダンナは大を貰ってきた。)

あーた、これが重いのよ。
12時間飛行機に乗ってきた人間にこれを渡す?
おまけに、9・11以来の機内持ち込み制限。
どーやって持ち帰る??
私はこの箱を見た途端、目の前がクラクラしましたよ。

同じように大きな葛籠を貰った人にリサーチ。

ドイツから参加のH氏 : トランクに入れれば大丈夫だよ。
割れないよ~~。


そうなのか?

日本国新潟から参加のT氏 : え~~~~、どうしましょう。
僕のトランク、物理的に無理なんですけど~~~。


ほとんど丸投げ状態。

ここで男気のあるM女史 : 大丈夫。
私30kg制限だから、トランクに入るなら入れて持ち帰ってあげる。


ここは、これで一件落着。

私たちは、空港のチェックインカウンターで相談することにした。
蓋も焼き物なので、ホテルのスリッパを緩衝材にし、
「割れ物」のカードを自作して、紐に挟んだ。

で、チェクインカウンターで相談すると、

休憩前なのか、ちょっと投げやりな感じのカウンター嬢 : 平気よ~。そのまま機内持ち込みでOK。
ここで預けたら割れるわよ~。


ええーーーーーーっ!!
いいんですか?テロ対策はどうなってるんだ?

空港に入る時、出国審査の前などにセキュリティ・チェックはあるけれど、
なんかゆるい感じ。
ペットボトルの水もOKだったし。。。
あ、人を見るのか・・・

と言うわけで、確かに何のトラブルもなく、手荷物で壺は我が家にやって来た。
因みに、M女史預けのT氏の壺も無事。

・・・とまぁ、相変わらずのドタバタ旅行記ですが、
本編は次回以降。
期待せずにお楽しみに。