ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

偏っている自分に気づかない

2013年11月27日 | 示されたこと

  自分の体で、困っているとか、ちょっと手間が要って面倒というようなところがいろいろあるものだ。私の場合、吸盤足というか、足の裏の多汗が気になっていた。夏などは日に何度か靴下Foot を替えたくなるし、その靴下はすべて五本指ソックスである。もちろん靴、ソックスもメッシュタイプが多い。電車でもレストランでも、少しの時間ででも靴を脱いでいたくなる。 家の中を素足で歩こうものなら、コロコロ粘着ートみたいにホコリを吸着してしまう。

  最近のように寒くなって乾燥してくると、この悩みから解放されてホッとする。ところがドルカスは逆に、この時期からひび割れなどで悩みはじめる。私にはまったくそういうひび割れなどがいっさいないので「足して二で割ればいいね」と笑って、ハッと気づいたことがある。「困りものの足の裏でも、冬場にはそれが良いところもあるんだ」と。また最近はiPhoneなどタッチパネルで操作することが多い。「タッチしてもなかなか反応しないわ」と困るドルカスを横目に、こちらはスイスイである。

  嫌だとしか思わないので、その長所にはなかなか気づかないことが、どれほど多いことだろうか。教師をしても、我が子を育ててみても、子どもの欠点ばかりにほとんどの目を注いでしまい、良いことがあることに気づこうとしない。これは著しくバランスを欠いた視点ではないか。良いところもちゃんと見つけ、公平に自分を見つけよう。そしてこの体をつくってくださった神様に感謝をしよう。   ケパ

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