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Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

国分太一のカメラはエプソンR-D1

2012年03月04日 | Camera
太一×ケンタロウ 男子ごはん」のケンタロウさんがバイク事故で入院しているので、きょうの放送はどうなるのか心配していたけれど、視聴者からのリクエストで人気のあったメニューを4週にわたって再放送することになった。番組再開は4月以降のようだ。
きょうの再放送は、4年まえからはじまったこの番組の記念すべき第1回目である。ケンタロウさんも太一くんもちょっと若い。メニューは「春野菜のカレーとのらぼう菜の和え物2種」。

わたしがこの番組を見出したのは1年ほどまえからなので、再放送とはいえ見たことのない内容だから、それなりにおもしろい。番組がはじまったときにはまだKP(ケンタロウ・ポイント)はなかったのだな。もちろん500円貯金も。
材料を煮込んでいる間のトークで、ケンタロウさんがバンドやってることもはじめて知った。自動チューニングギターもすごい!
で、料理が完成したあと、太一くんが自分のカメラで料理の写真を撮るというのがあったのには驚き。そのとき使っていたカメラはエプソンのR-D1で、どうやらマイカメラのようだ。ストラップがかわいい。



このカメラはライカMマウントなので、ライカレンズの使えるカメラとしてオールドカメラファンの注目を集めた。もちろんわたしもその一人であるが、当時としてはけっこうな価格(30万円くらい?)であったため手が出なかった。
2回のマイナーチェンジを経て現行機種はR-D1xGというモデルになっているが、画素数が610万画素という一昔まえのスペックなのでだれも見向きもしないカメラだ。だがAPS-Cセンサーを持つ610万画素機ならば素性のいいデータを吐き出すことは想像に難くないわけで、事実このカメラの描写を支持する声は未だに高い。なかなか値崩れしないのはその証左であろう。

このカメラのおもしろいのはデジカメであるのにフィルムカメラのような巻き上げレバーが付いていることだ。本当はシャッターチャージのレバーなのだが、つまりこいつを巻き上げないとつぎのシャッターが切れないという、なんとも不便なしくみのカメラなのである。
さらにデジカメになくてはならない背面モニタがない。いや、ないのではなく回転式になっていて、クルッとひっくり返すと申しわけないほど小さな液晶のモニタが付いている。
このへんの遊び心というか、こだわりは当時のカメラおやじの心をくすぐったものだ。今でももし程度の良いR-D1(またはR-D1sでもいい)が手に入るのならほしいカメラの一つである。



残念ながら太一くんはもうこのカメラでケンタロウさんの料理を撮影することはなく、いつもスタジオのセットの飾りになっている。そのへんのいきさつはわからないのだが、わたしが見出したころにはもうすでに「飾り」の一つになっていた。
おーい、太一。いいカメラなのに使ってやってよ。使わないなら売ってくれ。

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