きょうはSIGNの写真茶話会で宝塚にある写真表現大学へ行く。
多くのプロ写真家・プロカメラマンを輩出している学校なので、どんな授業がなされているのか、とても興味がある。
SIGNさんのコネクションで幸運にも授業参観が許可された。
こんな機会はめったにない。
わたしたちの参観する授業は13時半にはじまった。
広い教室の中央に大きな作業台のような机があり、すでに一番バッターが作品を広げてスタンバッている。
きょうは1学期のさいごの授業なので、これまでに撮った写真を見せ、この夏休みに撮ろうと考えている写真の方向づけをする授業のようだ。
生徒さんたちはそれぞれ自分の撮った写真のテーマとコンセプトをプレゼンする。
それに鋭いつっこみを入れるのは、サードギャラリーAyaのディレクターでもある綾先生だ。
ディレクターという仕事はふだん表に出ることがないが、まちがいなく綾さんは関西の写真文化を牽引する一人である。
関西だけでなく世界の写真の動向を現地で見つづけている彼女の眼力はたしかで(わたしがいうのも失礼な話だが)、やさしい口調のなかに厳しい指摘がバシバシ入る。
生徒さんのテーマがあいまいだと本当に撮りたいものが何なのかがはっきりするまで、綾さんはどんどん質問していく。
下手な演出写真を撮っていると、
「それは単なる記念写真ね。本当の関係性を見せなきゃダメよ」と一刀両断。
そしてこれまで彼女のかかわってきた写真家の話をさりげなく紹介したりして、作品の方向づけをしていく。
具体的な方法論については、いっしょに授業を担当している天野先生があとを引き継ぐ。
彼はプロの写真家なので技術的なフォローは万全だ。
このように生徒さんの見せたいこと・伝えたいことを綾先生がさぐり、方向性が見えてきたら天野先生が具体的なアドバイスをするという、いわば二人三脚のような授業であった。
このクラスは10人ほどなので、2時間半のあいだ、じつにていねいに作品を見てもらってたのが羨ましかった。
多くのプロ写真家・プロカメラマンを輩出している学校なので、どんな授業がなされているのか、とても興味がある。
SIGNさんのコネクションで幸運にも授業参観が許可された。
こんな機会はめったにない。
わたしたちの参観する授業は13時半にはじまった。
広い教室の中央に大きな作業台のような机があり、すでに一番バッターが作品を広げてスタンバッている。
きょうは1学期のさいごの授業なので、これまでに撮った写真を見せ、この夏休みに撮ろうと考えている写真の方向づけをする授業のようだ。
生徒さんたちはそれぞれ自分の撮った写真のテーマとコンセプトをプレゼンする。
それに鋭いつっこみを入れるのは、サードギャラリーAyaのディレクターでもある綾先生だ。
ディレクターという仕事はふだん表に出ることがないが、まちがいなく綾さんは関西の写真文化を牽引する一人である。
関西だけでなく世界の写真の動向を現地で見つづけている彼女の眼力はたしかで(わたしがいうのも失礼な話だが)、やさしい口調のなかに厳しい指摘がバシバシ入る。
生徒さんのテーマがあいまいだと本当に撮りたいものが何なのかがはっきりするまで、綾さんはどんどん質問していく。
下手な演出写真を撮っていると、
「それは単なる記念写真ね。本当の関係性を見せなきゃダメよ」と一刀両断。
そしてこれまで彼女のかかわってきた写真家の話をさりげなく紹介したりして、作品の方向づけをしていく。
具体的な方法論については、いっしょに授業を担当している天野先生があとを引き継ぐ。
彼はプロの写真家なので技術的なフォローは万全だ。
このように生徒さんの見せたいこと・伝えたいことを綾先生がさぐり、方向性が見えてきたら天野先生が具体的なアドバイスをするという、いわば二人三脚のような授業であった。
このクラスは10人ほどなので、2時間半のあいだ、じつにていねいに作品を見てもらってたのが羨ましかった。