ブルーム・ギャラリーは本日、休廊日。わたしはグッタリしている。
先週の土曜日、日曜日の二日間で、個展を見に来られた大勢の方とお話した。
そのときは気が張っているので感じなかったけど、今朝、いつもの時間に起床できなかった。
起きてからもものすごい疲労感でカラダが重い。
ジョギングしようと思ってたけど、ちょっと無理だわ。
土曜日のパーティは人数は少なかったけど、わたしの一番近しい友人たちが集まってくれた。
とてもいい時間を過ごさせてもらったと思っている。
SIGNの写真茶話会でお世話になっている湯浅さんが、わたしの作品をこう評した。
「この1年あまり茶話会でこのシリーズを見てきた。はじめはマツノさんの中にある心象風景であったが、今年になって内容が世界に向いてきた。人間が産み出してきた物を、自然が爆発したように覆いかぶさろうとしている。赤外線写真という方法でまっ白に見せることで、緑をむしろ強調している」
このようなことを湯浅さんがいったあと、友人のHくんは「それは湯浅先生の見方・感じ方でしょ? 僕はちがう」という意味のことをいった。
ふだん、そんなにはっきりとものをいわない人なのに、この発言にわたしはおどろいた。
作品を見て彼の感じたなにかが、それをいわせたのだろう。
また友人のLさんは「いままで見てきた作品のなかで、一番マツノさんらしい」と評価してくれた。
ほかの人たちともとても濃い内容の話ができたのに、いざ文字にしようとすると断片的にしかことばが出てこない。
パーティでのようすを録画しておけばよかったと後悔している。
きのうの日曜日は一般のお客さまもたくさん来られて、ほとんど休憩する間もなく、お話をさせていただいた。
さっと見て帰られる方もいたが、ほとんどの方が長い時間おられて、何回も作品を見ている。
そして多くの方が自分の感じたこと・見えたことをわたしに語られて、帰っていくのがふしぎであった。
前回の「GANGA」展のときは、写した場所とか、写っているものがなにか、ということを聞いてくる人が多かったけど、今回はどこにでもあるような公園や団地なので、場所を聞く人は少ない。
写真の内容を理解するというのではなく、この写真をきっかけに自分の記憶をたぐりよせ、自分の気持ちをそこに投影しているように思えた。
まさにHくんが「それは湯浅先生の見方・感じ方でしょ? 僕はちがう」といったことを、ことばを替えてそれぞれの人が語っていく。
こんなに見る人に語らせる写真って、なんなんだ?
ブックファイルの作品も含めて、今回の50枚は意外にストライクゾーンが広いことにあらためて気づいた。
先週の土曜日、日曜日の二日間で、個展を見に来られた大勢の方とお話した。
そのときは気が張っているので感じなかったけど、今朝、いつもの時間に起床できなかった。
起きてからもものすごい疲労感でカラダが重い。
ジョギングしようと思ってたけど、ちょっと無理だわ。
土曜日のパーティは人数は少なかったけど、わたしの一番近しい友人たちが集まってくれた。
とてもいい時間を過ごさせてもらったと思っている。
SIGNの写真茶話会でお世話になっている湯浅さんが、わたしの作品をこう評した。
「この1年あまり茶話会でこのシリーズを見てきた。はじめはマツノさんの中にある心象風景であったが、今年になって内容が世界に向いてきた。人間が産み出してきた物を、自然が爆発したように覆いかぶさろうとしている。赤外線写真という方法でまっ白に見せることで、緑をむしろ強調している」
このようなことを湯浅さんがいったあと、友人のHくんは「それは湯浅先生の見方・感じ方でしょ? 僕はちがう」という意味のことをいった。
ふだん、そんなにはっきりとものをいわない人なのに、この発言にわたしはおどろいた。
作品を見て彼の感じたなにかが、それをいわせたのだろう。
また友人のLさんは「いままで見てきた作品のなかで、一番マツノさんらしい」と評価してくれた。
ほかの人たちともとても濃い内容の話ができたのに、いざ文字にしようとすると断片的にしかことばが出てこない。
パーティでのようすを録画しておけばよかったと後悔している。
きのうの日曜日は一般のお客さまもたくさん来られて、ほとんど休憩する間もなく、お話をさせていただいた。
さっと見て帰られる方もいたが、ほとんどの方が長い時間おられて、何回も作品を見ている。
そして多くの方が自分の感じたこと・見えたことをわたしに語られて、帰っていくのがふしぎであった。
前回の「GANGA」展のときは、写した場所とか、写っているものがなにか、ということを聞いてくる人が多かったけど、今回はどこにでもあるような公園や団地なので、場所を聞く人は少ない。
写真の内容を理解するというのではなく、この写真をきっかけに自分の記憶をたぐりよせ、自分の気持ちをそこに投影しているように思えた。
まさにHくんが「それは湯浅先生の見方・感じ方でしょ? 僕はちがう」といったことを、ことばを替えてそれぞれの人が語っていく。
こんなに見る人に語らせる写真って、なんなんだ?
ブックファイルの作品も含めて、今回の50枚は意外にストライクゾーンが広いことにあらためて気づいた。