TIPの文章作成ゼミで今つくっているステートメントというのは、その作家の創作理念である、と何回か書いた。
もう少し詳しくいうと、作家のプロフィールや今後の活動方針のようなものまで含まれているのが、いわゆる「CV」と呼ばれるステートメントだ。
CVに書く内容を箇条書きするとこうなる。
1.Biography(略歴)
2.Artist Statement(創作理念)
・Theme(テーマ)
・Objects(被写体)
・Style(作風)
3.Future Projects(今後の計画)
4.Post Script(後記)
5.Exhibition(展示)
6.Publication(出版)
7.Awards(受賞)
8.Homepage(ホームページ)
9.Contact(連絡先)
多少順番が入れ替わることがあっても、海外で活躍する作家のホームページなどを見ると、このようなCVがきちんと書かれている。
現代アートにおいて、このフォーマットはほぼ世界共通のものらしい。
そして「CV」といっしょに提示するのが「WORKS」というもので、すなわち、その作家の作品の紹介文である。
これにも書き方にお約束があって、まず、「シリーズ」と呼ばれるすべての作品に共通するコンセプトを書く。
そのコンセプトを基に生まれてきた作品一つひとつを「コレクション」として書いていくのである。
なぜ、このCVやWORKSが大切なのかというと、その作家はどんな人生を歩んできて、どんなことに興味があるのか。なににこだわって生きているのか、なぜその作品をつくろうとしたのか。そして作品でなにを訴えているのか。
つまり、その作品が生まれてきた背景や、作品の整合性のようなものを第三者にわかりやすく説明することが大切だからである。
作品を深く理解してもらうためには、その作家のおいたちや考え方、生き方までも知らせる必要があるということだ。
ただし、これはあくまでも作品制作に関わっての話であるから、なにも「○○幼稚園で出会ったAちゃんが私の初恋の女性です」みたいなことまで書く必要はない。

昨夜のゼミで横内先生から「マツノさんのWORKSはもう完成しています。あとはCVですね」とお墨付きをもらった。
これは去年の「夢の跡」も一昨年の「GANGA」も、「REBORN」というシリーズでつながったということだ。
思いつきで作風を変えたのではなく、同じコンセプトのうえで成立している作品と見なせるわけで、非常にうれしい助言である。
さあ、あと2回でどんなCVができあがるか。たのしみ、たのしみ。
もう少し詳しくいうと、作家のプロフィールや今後の活動方針のようなものまで含まれているのが、いわゆる「CV」と呼ばれるステートメントだ。
CVに書く内容を箇条書きするとこうなる。
1.Biography(略歴)
2.Artist Statement(創作理念)
・Theme(テーマ)
・Objects(被写体)
・Style(作風)
3.Future Projects(今後の計画)
4.Post Script(後記)
5.Exhibition(展示)
6.Publication(出版)
7.Awards(受賞)
8.Homepage(ホームページ)
9.Contact(連絡先)
多少順番が入れ替わることがあっても、海外で活躍する作家のホームページなどを見ると、このようなCVがきちんと書かれている。
現代アートにおいて、このフォーマットはほぼ世界共通のものらしい。
そして「CV」といっしょに提示するのが「WORKS」というもので、すなわち、その作家の作品の紹介文である。
これにも書き方にお約束があって、まず、「シリーズ」と呼ばれるすべての作品に共通するコンセプトを書く。
そのコンセプトを基に生まれてきた作品一つひとつを「コレクション」として書いていくのである。
なぜ、このCVやWORKSが大切なのかというと、その作家はどんな人生を歩んできて、どんなことに興味があるのか。なににこだわって生きているのか、なぜその作品をつくろうとしたのか。そして作品でなにを訴えているのか。
つまり、その作品が生まれてきた背景や、作品の整合性のようなものを第三者にわかりやすく説明することが大切だからである。
作品を深く理解してもらうためには、その作家のおいたちや考え方、生き方までも知らせる必要があるということだ。
ただし、これはあくまでも作品制作に関わっての話であるから、なにも「○○幼稚園で出会ったAちゃんが私の初恋の女性です」みたいなことまで書く必要はない。


昨夜のゼミで横内先生から「マツノさんのWORKSはもう完成しています。あとはCVですね」とお墨付きをもらった。
これは去年の「夢の跡」も一昨年の「GANGA」も、「REBORN」というシリーズでつながったということだ。
思いつきで作風を変えたのではなく、同じコンセプトのうえで成立している作品と見なせるわけで、非常にうれしい助言である。
さあ、あと2回でどんなCVができあがるか。たのしみ、たのしみ。