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・・・⛄ 冬がやってきました ⛄・・・

那須岳(朝日岳〜三本槍岳)

2024年10月15日 | 日本百名山

秋晴れの三連休、東へ、朝日岳〜三本槍岳を歩いてきました。

東北本線の西那須野から黒磯あたりまで、その広漠たる原が続く。

山の好きな者にとっては、その果てに並び立った山の姿から目が離せない。

まず正面に大きく現れるのが茶臼岳である。

これは那須連山の最高峰であるのみでなく、盛んな噴煙を上げているので、

一偉観である。現在唯一の活火山である。

〜中略〜茶臼岳、朝日岳、三本槍を、いわゆる那須岳とみなしていいだろう。            

茶臼は名の通り臼型のコニーデであり、朝日が峩々とした岩の盛り上がりで

あるのは、かっての噴火の火口壁の名残りだという。三本槍はその名から

察して鋭い岩峰を思わせるが、実はそうではなくなだらかな頂を持っている。

                     【日本百名山:那須岳より】

8:00 新幹線那須塩原から那須RW行のバスに乗る、

9:15 一つ手前の大丸(おおまる)温泉で渋滞、ここから歩くことに 

お馴染みの栃木県の標示板

ゴマナ

アザミ

イヌトウバナ:シソ科

9:30 那須岳RW山麓駅、茶臼岳が見えます

那須RW山麓駅〜峰の茶屋跡〜朝日岳〜三本槍岳をピストンします

笹が多い

ドウダンツツジの紅葉

9:45 那須岳登山口  

樹林帯を抜けて、茶臼岳の斜面に草紅葉

10:00 峰の茶屋跡 中間点から)

10:20 峰の茶屋跡(茶臼岳と朝日岳の鞍部)

手前)剣ケ峰 奥)朝日岳

三斗小屋方面

オンタデ

(紅葉を背に)ミヤマホツツジ 

10:35 「恵比寿大黒」と命名された岩達

鎖の岩場を人をかき分け歩きます 朝日岳(右)

コニーデ型の茶臼岳

10:50 「朝日の肩」朝日岳分岐

11:00 朝日岳:1896m せまい山頂この登山者の数です

下界を俯瞰   

熊見曾尾根分岐〜1900m峰下って清水平〜登返すと三本槍岳

11:05 下山 

11:10 三本槍岳をピストン

11:20 1900m峰 中央)三本槍岳

ドウダンツツジ

清水平(湿原)

12:05 三本槍岳:1917m 昼食

福島県西郷村と黒磯の境、那須岳の最高峰。

山名は旧会津、那須、黒羽の三藩がこの山に境界の「槍」をそれぞれ

立てた故事に因む。        【日本山名辞典より】

北西側の稜線

11:20 戻ります 左突起)朝日岳 中央)茶臼岳

セピア色の世界

イワカガミの紅葉

12:55 もうすぐ「朝日の肩」

ウラシマツツジはこれから

13:35 峰の茶屋跡通過

           

14:15 那須RWBS着 14:48発バスで那須塩原駅へ

 途中渋滞で約50分遅れ、17:03発やまびこ自由席で帰途に着いた。

                           :μ-tough

   行程:累積標高差938m/10.6km/5時間 

  8:00 那須塩原BS =9:20 大丸温泉BS (渋滞・徒歩)⇒9:30 那須RW駅

   ⇒10:20 峰ノ茶屋跡(登山道渋滞)⇒11:00 朝日の肩 ⇔11:10 朝日岳❶  

   ⇒11:20 1900m峰 ⇒11:30 清水平 ⇒12:05:20 三本槍岳・昼食❷

   ⇒13:35 峰ノ茶屋跡 ⇒14:15 那須RW駅BS(渋滞遅れ)=16:55 那須塩原駅   


今週山はお休み

2024年10月10日 | 日記

今週山はお休みです。

横浜ウォーキング、今年も表彰状を頂きました。

毎日しっかり歩いた結果です、続けていないともらえないものです。

地球一周ウォーキングも残り5000kmを割りました。

約250km/月歩いているから残り2年足らずで達成です。

   

今年の芥川賞は二作が受賞しました。

松永K三蔵作の「バリ山行」について感想を・・・。

まずペンネームですが、家族の名前をいろいろ借りての命名です。

「三蔵」母方の祖父の名前、名字も親族に由来する名前で、

「K」家族や親族に多いファーストネームのイニシャルから取った。

受賞作の『バリ山行』のテーマは登山です。

「バリ」とはバリエーションルートの事です。

            【受賞者インタビューから】

六甲山が舞台です

建物を修繕する兵庫県内の会社に勤務している「私」は

会社の登山部に入り、六甲山などの低山を正規ルートで登っている。

その一方で先輩の妻鹿(めが)は一人でバリ山行に挑んでいる。

協調性がなく、リストラ候補になっている妻鹿の破天荒な「バリ山行」に

「私」が惹かれていくさまがが描かれています。

  

まずはその出で立ちから

 砂地にポツポツと足跡をつけながら近づいてくる妻鹿(めが)さんは

少し変わった格好をしていた。 迷彩柄のブッシュハット、

 上はサウナスーツのようなプルオーバーのウインドブレーカー

下はライトグレーのカーゴパンツ。

足首に脚絆を巻き、上履きのような薄い靴を履いている。

 背中のザックの他に、胸にも小さなバッグを付けて。

肩のストラップからグローブを提げ、手にはピッケルを持っている。

その格好は六甲山に集まるハイカーとは明らかに異なっている。

 バリルート、通常の登山道ではない道を行く。

破線ルートと呼ばれる熟練者向きの難易度の高いルートや廃道。

 そういう道やそこを行くことを指すという。

「バリはさ、ルートが合ってるかじゃないんだよ。

 行けるかどうかだよ。行けるところがルートだよ」

ボトルに詰めた滝の水コッヘルの中に入れ、バーナーを点け湯を沸かす

ザックの中からアルミの筒を取り出しコーヒー豆を取り出し、ザッグから小型の

ミルマシーンを出し、その中に豆を入れてコリコリと豆を挽いた。

「これがね最高なんだよ。誰も来ない、こんなところでコーヒーを

淹れてさ、この自然をひとり占めだよ。こんな贅沢なことある?」

私: 「なんで妻鹿さんはバリやってるんですか?」

妻鹿:「おもしろいからだよ」

「うまいです!妻鹿さん」

妻鹿さんもカップから口を離し、笑みを見せた。

「メジャーなルートの、ああいう峪もいいけど、こういう場所が

 バリの醍醐味じゃないかな。何もないんだけど、だから誰もこないし。

あるとすればコレ、この空間だね。ここでこうしてコーヒー飲んでさ、最高でしょ」

逆なのだ、妻鹿さんは何か特別な風景を求めて登山道を外れ、

 誰も立ち入らないような難所に足を踏み入れているのかと思っていたが、

そうではなく、誰もいない場所に足を行こうとして登山道を外れているのだ。

そうやって毎週末、山に入り、藪に分け入って、会社も、仕事のことも忘れ、

もしかしたら家族の問題も忘れ、ひとりコーヒーを飲んでいるのだ。

これが妻鹿さんの愉しみ。  END

 

山の楽しみ方はいろいろあるし、人によって違う。

こんな登山者にもあったこともあるが、私には出来ない。

せいぜい歩いても「破線ルート」を踏み跡を辿って歩くぐらいだ。

くれぐれも良い子は妻鹿さんのマネはしないように。

明日は葉加瀬太郎を聞いてきます。 


鞘口山(奥多摩主脈縦走路)

2024年10月02日 | 東京都の山

6月笹尾根縦走で三頭山へ。

7月三頭山〜月夜見山〜御前山まできた。

9月30日あいにくの曇り空だったが、湯久保尾根を登って

 奥多摩三山主脈縦走路へ合流、鞘口山〜鋸尾根を奥多摩駅へ降りた。

9:30 武蔵五日市駅から西東京バス藤倉行きで小沢BSへ

蜜に群れる虫たち

9:35 度目の登山口(前回は御前山のカタクリを愛でに)

小沢集落(中央:檜原森のおもちゃ美術館)

ヌスビトハギの実(盗人の型を想定しての命名)

ミヤマシキミ(実)

🍄ツチグリ:湿度により開閉することから、キノコの晴雨計ともいわれる。

大木を支える🍄

雨上がりで湿度が高い、🍄が多い登山道

アオモミジ

杉の植林帯が、ミズナラやカエデの広葉樹に変わる

10:35 仏岩ノ頭:1019m

石灰岩の巨岩帯、西側を巻いて登る

木の葉越しに、左側に浅間尾根、笹尾根さらに富士山も

右側には大岳山が望まれるポイントだが

気温上昇で霧が出てきた、大汗を拭き拭き歩く

湯久保尾根、急登は少ない、緩い登り~平行移動の繰り返し

🍄 アンブレラー

12:05 主脈縦走路へ合流

御前山へ10分ですが、鋸山へ向かいます

緑の中で(立って)昼食

東京都施工の木段です、ステップに滑り止めが付いています

🌰の落ちている登山道、若千のアップダウンを行きます

12:55 鞘口(さやぐち)山:1142m

奥多摩町と檜原村の境、御前山と鋸山の間にある。

ニンジン?の仲間

13:10 大ダワ(鋸山の鞍部)鋸山経由大岳山 鋸尾根

最後の急登、鉄の階段を登って

13:30 鋸尾根へ合流、愛宕山を経て、奥多摩駅へ

🍄 『ペンキ塗り立て』

コアジサイ

こんな道だと楽なんですけど

14:00~14:20 (標高700m)露岩帯、鎖あり階段ありの難路

「お天狗様」地元の人はこう呼んでいる 👺 

晴れ間も

展望の開けた伐採地

14:45 愛宕山(神社)

段の急階段

15:10 昭和橋を渡れば奥多摩駅   

   行程:累積標高差1579m/13.1km/5.5時間

   8:50 武蔵五日市駅BS =9:30 小沢BS ⇒9:35(湯久保尾根)

    ⇒仏岩ノ頭 ⇒12:05 主稜線合流・昼食 ⇒12:55 鞘口山

    ⇒13:10 大ダワ ⇒13:25 鋸尾根合流 ⇒14:00・14:20 露岩帯

    ⇒14:45 愛宕山 ⇒15:10 奥多摩駅

今日の収穫です


嵐山〜石老山

2024年09月26日 | 関東百名山

”猛暑、暑さも彼岸まで”

9月23日、嵐山(相模湖畔)石老山を歩いてきた。

雨模様だが、昼には晴れるとの予報を信じて・・・・。

最近のルーチン、八王子駅”きらく”駅蕎麦でスタート

8:30 相模湖駅(二週連続)、小雨が落ちてました 

をさして歩きます、相模湖大橋(背後が嵐山)

東海自然歩道を  

8:55 嵐山登山口

ヤマジノホトトギス

樫の大木

9:20 嵐山:406m

相模湖の東岸にそびえ、山頂に祠が、北西に相模湖大橋がある。

むずびのみやみなかみじんじゃ(嵐山宮) 

シラヤマギク:キク科

ここからの道は初めて、石老山までは山あり谷ありで

結構ハードな「東海自然歩道」でした。

見事な竹林、「嵐山」と呼ばれる由縁でしょうか?

🍄のアートです

山麓へ出てきました、奥は相模湖です

お墓とヒガンバナ多いですね、その理由は?

ヒガンバナの根は有毒です。かっては土葬でした。

獣が死骸を求めて食べていたそうです。

これを防ぐためにヒガンバナを植えて獣が近づかないようにしたという話です。

10:15 ねん(鼠)坂です。(顕教寺は石老山中腹です)

雨は上がりました 

ノアザミ

ツリフネソウ

ナギナタコウジュ:シソ科

10:50 石老山登山口(🐭坂から1.5km歩いてきました)

た”石畳の登山道

ヌスビトハギ:マメ科

節果が盗人の忍び足の足跡に似ているからの命名

奇岩、怪石が続きます

不動明王が安置された岩屋滝不動(奥)

ミズヒキ:タデ科

11:05 顕教寺 虫封じの寺

    この写真を最後にレンズエラーで撮影不可に

 雨に濡れた影響がでたようでした?

  ここからの写真は・・・・・・。    

11:55・12:10 石老山:702m

相模湖の南に位置するたおやかな山。北東の麓には顕教寺があり、

 参道沿いには風化して奇妙な形をした礫岩が点在し、

独特の雰囲気を作っている。【昭文社:石老山より】

富士山は何も見えない?

11月の富士山

12:40 大明神(山)

大明神展望台より

東海自然歩道(荒れ気味の沢沿いの道)を降りて、

13:15 キヤンプ場

13:30 プレジャーフォレストBS着

    行程:累積標高差1049m/約14km/6時間

    8:35 相模湖駅 ⇒8:55 嵐山登山口 ⇒9:20 嵐山

     ⇒10:15 ねん(鼠)坂 ⇒10:50 石老山登山口

     ⇒11:05 顕教寺 ⇒11:55 石老山 ⇒12:40 大明神

     ⇒13:30 プレジャーフォレストBS =14:00 相模湖駅  


陣馬山⓫

2024年09月18日 | 神奈川県の山

9月15日、今週も金峰山から小川山(山梨百)=金峰山荘泊の予定だったが、

雨予報「”C”ランクで登山は適さない」と出ていたので陣馬山へ行ってきた。

8:30 JR中央線相模湖駅が起点

マルバコウ:ヒルガオ科(外来種)

金峰山が、山号:金峰山 慈眼寺になっちゃいました!!

サルスベリ(百日紅)夏に咲く花です

ヒガンバナ

8:50 与瀬神社(登山口)

1901年(明治34年)中央線は八王子〜上野原間が開通した。

当時相模湖駅は「与瀬」といった。(1956年相模湖駅に)

駅弁を売りに来ると、アナウンスが”与瀬”と流れるので売り上げに響いたとか?

高尾駅も1961年までは「浅川」と呼んでいたとか。

明王峠で奥高尾の稜線に出て陣馬山へ

眺望は石老山

ヤマジノホトトギス

カシワバハグマ

Wanted

ツルリンドウ、今日は花が主役です

9:50 大平(手製の表示板)

9:55 矢の音、直登ルート発見、標高差約m、距離

です

10:05 吉野矢の音:633m

背後のアンテナを敷設する際、拓いたルートのようです

10:20 明王峠の登りへ

ツリフネソウ:ツリガネソウ科

キバナアキギリ:シソ科

10:35 明王峠:731m からの富士山

チョコクッキー🍄

ヨメナ

蜘蛛の巣が光を浴びてこんな絵に

(夏の)シモバシラ

ノアザミ

11:25・11:40 陣馬(場)山:855m

古文書によると関東の北条氏が、甲斐武田家の備えとして

この山頂に砦を築いたので陣張山⇒陣場山となったとある。

それがいつの間にか場が馬に書き換えられ、山頂に大きな

白馬の像が建てられた。神奈川県では陣場山、東京都は陣馬山

と記すとも。  【日本の山1000より】

    

大山        生藤山      大岳山

オミナエシ(女郎花):オミナエシ科=秋の七草

ヤマハギ:マメ科

キンミズヒキ:バラ科

11:45 栃谷尾根を降ります(一度春に登ったことがある)

杉の植林帯、手入れされているので花も灌木も豊富

蕾、花、実揃ってます

シモバシラ、見事なシンメトリー

木洩れ日

祠に頭を下げて

12:45 栃谷集落まで降りてきました

キナバコスモス、竹林、杉林、青空のハーモニーです

13:10 陣馬山登山口(一ノ尾根合流)

藤野駅まで約2km、途中カボチャとジャガイモを購入し

13:38 藤野駅発の快速で帰途に着いた。

 先週の大山と打って変わって花を楽しめた期待通りの陣馬山でした。

   行程:累積標高差1075m/14.6km/5時間

        8:30 中央線相模湖駅 ⇒8:50 与瀬神社 ⇒9:50 大平

   ⇒10:05 矢の音 ⇒10:35 明王峠 ⇒11:25 陣馬山・昼食

   ⇒11:45 (栃谷尾根)12:45 栃谷集落 ⇒13:10 登山口

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非常時に備え、ポータブル電源(バッテリー)購入しました。

800w、お湯も沸かせます。