ブログはじめました!(since2012,feb)

・・・⛄ 冬がやってきました ⛄・・・

十勝岳

2015年09月06日 | 日本百名山

9月2日十勝岳へ行ってきました。

2015年「百名山」最後を飾る北海道遠征でした。 

:蔵王上空

9月1日、JAL556便で旭川へ飛びます。 

:宿舎

白金「ホテルパークヒルズ」2泊します。

今日はますが、明日は昼からの予報、早立ちです。

:黎明

2日、5:00 白金温泉、厚いが覆っています。(右美瑛岳・左美瑛富士)

:望岳歩道

望岳歩道を「望岳台」まで歩きます。(舗装道路が併行して走っています)

6:10 望岳台へ、「望岳台」とはうまく付けたもんだと感心しました。 

望岳台の標高は930m、すでに森林限界を越え、見事な山岳風景が広がっています。 

約11年ぶりになる「訪」です。

:十勝岳

ここへ来て十勝岳が姿を見せます、まだ遠いですが。

:ちくわパン

朝食です、旭川駅で買った「ちくわパン」を食べました。

ちくわの中にツナサラダが仕込んであります、売れる理由が判明しました。

ここが十勝岳登山口になります。

:笠雲

美瑛富士に笠雲がかかっていました。(手前の稜線は美瑛岳です)

:下界

:健脚 

泥流跡の斜面を歩きます(当然歩きづらい)

この登山で先へ行かれた唯一の登山者でした、30分ぐらい置いていかれました。

     

:シラタマとエゾリンドウ(主役でした) :イソツツジ

:白銀荘分岐

6:40 吹上温泉白銀荘分岐です。

:標示看板

:雲ノ平分岐

7:00 雲ノ平、美瑛岳分岐です。

休憩、ここまでの歩程を俯瞰してみました。

:避難小屋

7:10 避難小屋です、ここから左へ大きく迂回し稜線へ向かいます。

:ガス噴出口

ここまで歩いてくるのに、かすかに硫黄の臭気がした、ここから出ていたのかも。

間違いなく活火山です。

:立入

「前十勝登山コース」入口、Ⅱ62噴火口があり、最短コースですが閉鎖されていました。

:出口

ここへ出てきます。(登山口から、Ⅱ62噴火口を通り、直登に近い)

急登の尾根、この岩場を登っていきます。

       

:わずかな土をベースに「メアカンキンバイ」が咲いていました。

:何故かトンボが?

道に迷ったのでしょうか?トンボがいました。

岩場を過ぎ、ザレ場に稜線へはもう少しです。

稜線に出ました、湿った西風が強い。

稜線からの眺め、美瑛岳と美瑛富士が大きく見えます。

:十勝岳

十勝岳はアイヌ語「トカプウシ」”乳房のあるところ”から来ています。『納得です』

:トムラウシ

美瑛岳の奥にトムラウシが確認できます。

十勝岳(2.5時間)美瑛岳(40分)美瑛富士(4時間)オプタテシケ山(4時間)コマヌプリ

 (4.5時間)三川台(3時間)トムラウシへ続く縦走コースがあります。

 美瑛富士からトムラウシまでは避難小屋もないハードなコースです。

:右が肩

ここから最後の登り、約40分かかりました。

:Ⅱ62火口

8:45 肩から、間違いなく「活火山」です。

十勝岳は約年に一度噴火しているようです、前回は1988年、ソロソロでしょうか?

1926年(大正15年5月24日):死者・行方不明者144名

1962年(昭和37年6月29日):死者4名・行方不明者1名

1988年(昭和63年12月16日)

20XX年・・・・・

         (十勝岳防災情報センター:通称VOLGAより)

:最後の登り

約15分弱で登りました。 

岩のゴロゴロした泥流の登り道はちょっと辛いが、噴火口のふちに立った時の眺めはすばらしい。 

私が訪れた時はちょうど雨上がりで、晴れた空へ猛烈な煙が噴きあげていた。 

煙は火口壁のあちこちから噴きだしている。 

火口の底には硫黄を採る人が防毒マスクをかぶって働いていた。 

 その新噴火口のかたわらから右手の尾根へ登ると前十勝岳の上に出る。 

そこから広い尾根が十勝岳の方へ伸びている。 

尾根といっても高原のようにのびやかである。 

頂上に近づいて暫らく急な登りが続くが、やがて大きな岩のある絶頂へ到着する。 

大雪山の旭岳、トムラウシにつぐ北海道第三の高峰である。 

眺望の広濶なことは申すまでもない。  (日本百名山:十勝岳) 

:山頂

8:57~9:13 十勝岳山頂。

雲が激しく動いて、向かってきます。雨も降ってきました。

美瑛岳の奥にトムラウシが霞んでいます。

富良野岳~前富良野岳に続く、南側の眺望です。

:99完登

合羽を着て、ってもらいました。風が強かった・・・。

山頂には自分も含め3組5人、1組は富良野側から登ってきた”トレラン仕様の女性でした。

:富良野岳

約15分の滞在、雨が落ちてきたので下ります。

道迷いがないよう「ロープ」が張られています。

:鋸岳

十勝岳~美瑛岳へ向かうコース上にある鋸岳?(手前)でしょうか。

:昭和火口

火山灰・火山礫のコースともお別れです。

11:05 避難小屋、最後のを食べました。

11:23 白銀荘分岐通過

:望岳台

11:40 望岳台に戻ってきました。

雨は降ったり、やんだり、ガスが追いかけてきます。

:探勝路入口

11:55 白金温泉までは「望岳台探勝路」を選択、下ります。

先行する女性(北海道在住)と一緒に下りました。

聞けば(この時間に吹上温泉から)十勝岳に登るつもりで来たが、あきらめたと。

「それは賢明です、というか無理です」山の話をしながら歩きました。

コースは荒れていましたが、「探勝路」と呼ぶだけのことはありました。

   

:イワブクロ(残っていました)    :wanted

:白金温泉

13:30 白金温泉探勝路出口まで下ってきました。

雨も本格的に降ってきました。 

  

           行程:標高差1477m、約13km、約7.5時間  

         5:00 白金温泉 ⇒6:10 望岳台(登山口)・朝食 ⇒6:40 白銀荘分岐

          ⇒7:00 雲ノ平美瑛岳分岐 ⇒8:02 稜線 ⇒8:45 (十勝岳)肩

          ⇒8:57~9:13 山頂・昼食 ⇒11:05 避難小屋 ⇒11:40 望岳台

          ⇒11:50 望岳台探勝路入口 ⇒13:30 白金温泉(下山口)

                     日本百名山 十勝岳99 完登

**

ホテルに戻って体重を測ると、約2KG(前日比較)減っていました。

夕食のバイキングで戻しました。

メインデッシュ:サラダ、天麩羅(芋とブロッコリー)、ピザ、焼きそば、煮物、肉団子+

デザート:シュークリーム、マシュマロ、バナナ、ケーキ、餅+